2007/04/03(火)14:08
突然の事で・・・
今朝、いつもの様に花の手入れをしていると、
初老の女の人が家の前で立ち止まり、
玄関先で吠えているわんこのももに、
「もこちゃん」「もこちゃん」と声を掛け出したのだ。
最初、私はこの方の格好が顔が良く見えない格好だったので、
以前立ち話をしていたMさんかと思っていたのです。
Mさんと立ち話をしている最中に、
吠えるももを「ももダメ!」と叱っていたのを
Mさんは、「もこ」と聞き違えていたのかな?と思っていたのです。
暫く、「もこちゃん」と呼び続けるその人に、
私は、てっきりMさんかと思っていたので、
話掛けようと近寄ると、Mさんではなかったのです。
では、なぜ???となったのですが、
「おはようございます。」と、取り合えず挨拶をすると。
その初老の女性が、
「家にいた犬がここにいるって聞いていたので・・・」と言い出し、
私は、なお更に????となり、
よくよく話を聞くと、以前皆さんにも心配して頂いた、
「捨てられたわんこ」を飼っていた人の家族の方だったのですw(゚o゚)w オオ-
(カテゴリー 「捨てられたわんこ」)
何故に今頃・・・???
事情を聞くと、捨てたのは「ご主人」つまりおじいさんで、
嫁が貰って来て飼っていたらしいのですが、
糞の始末等が嫌になったらしく捨てたらしいのです。
子供、つまり孫達もとても可愛がっていて「もこちゃん」と呼んでいたとの事。
ある日、犬がいない事を問い詰めたら
「畑に行きながら捨てて来た。」と言ったそうで、
うちの前の道を通っていつも畑に行くらしいのです。
それで、家の前に一時期繋いであった
「捨てられたわんこ」を見ていて、
おじいさんが、うちにいると話をしたのでしょう。
「捨てられたわんこ」も、白の軽トラに異常に反応していたところから、
異常に反応していた車は、あのおじいさんの車だったのでしょう。
このおじいさんも、どういう気持ちで見ていたのだろうと思うが、
何よりも、飼い主を一生懸命に呼び止めようとしていた
「捨てられたわんこ」の気持ちを思うととても切なくなりました(;_ヘ)ウルウル
その女の人は、
ももを「捨てられたわんこ」だと思って
呼び掛けていた事がこれで分かりました。
ももは、「捨てられたわんこ」では無い事を話、
「捨てられたわんこ」が、今の飼い主の元へ行くまでの経緯を、
掻い摘んで説明し・・・(どれだけ大変だった事か・・・)
その人は、「今は幸せに暮らしているんだね。良かった。」と言い。
拾って、飼い主を探してくれてありがとうと私にお礼を言った。
「いい人に拾われて、あの犬も運があったんだね。」と・・・
文句のひとつも言ってやりたかったのですが、
お礼を言われてしまうと、何も言えない私でして ε= (-с_-`o) ハァ…
仕事から帰った夫に話をすると、夫もびっくりしており、
「お礼を言って貰っただけ良かったさ。」だって。
まぁ~そう思う事にしましょう。
しかし、あの日々は大変だったんですよ。
今考えても、どっと疲れてくるくらいに・・・