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書之時  華文字  

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2006.06.09
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カテゴリ:
草の葉を 落つるより 飛ぶ蛍かな  芭蕉

草の葉から「アラッ落ちた」と思った瞬間、蛍は飛び立っちゃった。

蛍の滑空の仕方なのですね。


あなたは、蛍を見たのは、いつの日でしたか。

私は、成人して尚経っても、蛍というのを見たことがありませんでした。

結婚してまだ間もない頃。

ある日、家の前の道端に、小さな光を発したり消したりしている何かを見つけたのです。

「地球外生命に違いない!」と、もう胸はドキドキ。時間は夜11:00頃。

夫が帰ってくるのを玄関先で待つ事2時間。

遠くに見える夫を小走りで迎え、手をひいて光から3メートル程離れた処で立ち止り、

「ほら!見て!、、何かの信号を発しているみたい、、、」と、夫の耳に囁いた私。

「おお~」と言いつつ夫は、3メーター間の安全距離を無視し、光る処に行き、

今度は私を手招いて「ほら、蛍だよ」と笑って言ったのでした。

、、、、、、、

私はこの時、生まれて初めてというのをリアルで見たのです。

いや~知りませんでした。

蛍ってあんなに明るい光を出すのだとは。

まさか道に遊びに来ている蛍がいるとは、夢にも思いませんでした。

この出来事は、私の「驚いた事ベスト10」に堂々として入っている一つです。

それから今日まで、まだ蛍に出遭っていません。

願わくば、もう一度蛍を眺めてみたいものです。



今日の書は割り箸、筆で書くようにして割り箸を走らせました。


『華文字』に「飛」なんですが、蛍が飛んでいるというより、、

なんだか蚊みたい、、、






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Last updated  2012.05.29 06:09:33
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