2006/12/14(木)22:39
クリスマスの音楽 その2
クリスマスの音楽のオススメ第2弾。
シーズンズ・グリーティングス
ケニー・ドリュー
狙ったわけではないが、二つ前の日記で紹介した達郎のアルバムと同じタイトルだった。
ケニー・ドリューのクリスマスアルバムである。
私が、人生で一番最初に買ったジャズピアノのアルバムが、ケニー・ドリューのベストアルバムだった。
軽やかで美しい彼のピアノは、ジャズのややこしさ(笑)を感じさせないし、じっくり聴くのにも、さらっとBGMとして流しておくのにも向いている。
このクリスマスアルバムには、ジングルベルやホワイトクリスマス、きよしこのよるなどのお馴染みの曲がおさめられている。
今年のクリスマス、家族でケーキを食べる時のBGMはコレにしよう!と、クリスマス担当大臣が言っていた。
渋さはないけれど、楽しく聴けるジャズとしてはピカイチだと思う。
マイ・リトル・クリスマス
木住野佳子
ジャズのクリスマスアルバムをもう一枚。
木住野佳子というジャズピアノ奏者を知ったのは7年くらい前。
近くの、蔵を改造した喫茶店で、この人のライブを見たのが最初だった。
タッチのきれいな、質の良いジャズを弾く人だという印象を受けた。
こちらもクリスマスのスタンダードナンバーを集めたものだが、ケニー・ドリューの軽快さとは打って変わって、こちらはとてもしっとりとした、ジャズらしいジャズのアルバムとなっている。
先に日記に書いた達郎のクリスマスアルバムにも入っている賛美歌の ♪神の御子は今宵しも をアレンジしたものや、ジャズのクリスマスナンバーとしてはスタンダードな ♪ザ・クリスマス・ソング も入っている。
家族が寝静まったクリスマスの夜、キッチンの後片付けを済ませて、一人でジャズを聴きながら、ちょっと静かにクリスマスの気分に浸るというのも良いかもしれない。
ベビーサイズのシャンパンなんかあれば、最高だ。