2007/10/18(木)01:17
コチニールレッド
秋色ミナヅキ
この色本当にきれいだと思う
一番きれいな色のところを残しておきたいと思った
昨年もこのブログで書いたけれどこれなんという色かというと一番近いと思われるのがこの色
コチニールレッドとかコチニールピンクといわれる色だ
コチニールとは南米にあるサボテンに着くカイガラムシのことでこの虫をつぶして紅い色素を取り染料として使った
科学染料が普及するまで天然素材から赤い色を染めることは非常に難しく大変貴重だったそうだ
ターシャの本にもインディゴ(藍染)と一緒にコチニールを買った時のくだりがある
買った当時500gで10ドルだったものが10倍にも跳ね上がっていると書いてある
コチニールで毛糸を染めて錫で媒染すると
目の覚めるような明るい赤色が出るのだそうだ
ターシャが染めた毛糸の色はカラー見本にあるピンクがかったコチニールレッドではなくきれいな真赤だ
この色がコチニールレッドと命名されるには理由があったのだろうけれど
今のところ秋色ミナヅキの一番きれいな紅い色はやっぱりコチニールレッドに最も近いような気がする