2015/05/31(日)12:14
奥日光に咲く花
このところ久しぶりに頭を使う仕事が入ったり、来客があったりしてブログアップをさぼってしまいました。
忙しいといいながらも 時折日光や那須を歩いてはいたのですけどね・・・。
9日には赤沼から戦場ヶ原、小田代が原を歩いてきました。
全コースに「ホザキシモツケ」「ハクサンフウロ」「イブキトラノオ」が咲き始め、歩くのが楽しい季節になりました。
歩き始めの赤沼のハイキングコース入り口には「ニッコウバイカウツギ」が満開に近い状態で、咲いていました。
↑ ニッコウバイカウツギ
最初にこんなきれいな花が見られるとうれしくなります。
私たちのこの時期のお目当ては「オニノヤガラ」「ショウキラン」などなのですが、残念ながら「オニノヤガラ」が一本しか見つからず、蕾もまだこぶしのようでした。
でも、「ショウキラン」は まさに今が見頃というきれいな姿を見せてくれましたよ。
↑ ショウキラン
日光では、ここ戦場ヶ原の青木橋に近いところしか知らないし、小さくて見つけにくいので、見つかったときは毎回大喜びしてしまいます。(今年はNo40の標識が目印になりそうです。)
青木橋から覗き込む湯川の水面には、初めて見る白いものがぽつぽつとゆれていました。
これが「バイカモ(梅花藻)」なのでしょうが、遠くてよく見えませんでした。そのつもりで湯川の中を見ながら歩いたらもっと別の場所でも見つけられたのかも・・・?
↑ バイカモ
小田代が原では「アヤメ」から「ノハナショウブ」に主役が代わり、「ノアザミ」の蕾も上がってきていました。
西側のお花畑では「ミズチドリ」が真っ白い清楚な花を開き始めていました。
↑ ミズチドリ
うれしいことに今年は 11本もの花芽がありましたよ。(・・・夫が数えたので、正確かどうか・・・?)
近くには「テガタチドリ」のピンクの花も4本ありました。
戦場ヶ原や小田代が原には、数は少ないけれども魅力的な花があちこちで咲いているのですが、木道の上しか歩けないので、近くで見ることができないのがとっても残念です。 でも、そうであってこそ貴重な植物が保存できるのでしょうね。