栃木の花旅

ちょっと出かけたついでに以前孫たちを連れて訪れたことのある「千手山公園」に寄ってみました。

　　　　　

桜の開花はもう少し先の様子、つぼみがほんのりと色づいた程度でした。

　　　　　

この公園で目立つのは「観覧車」。
ゴンドラの数の少ない小さな観覧車ですが、色とりどりで可愛いです。

このゴンドラの色の順番、記憶のどこかに残っているような・・・と、頭に浮かんだのは「十二色環」という言葉。
かつて中学校の美術で習った色相を順番に輪のように並べたもの。
たしか「赤・橙・黄橙・黄・黄緑・緑・緑青・青・青紫・紫・赤紫」・・・そして赤に戻ったはず。

でも、赤から赤紫までで11個。　十二じゃなかったの？

そして観覧車のゴンドラも12個はないし・・・。

　　　　　

いい加減な記憶だけど、よくも半世紀以上も前のことが思い出せるもの、と我ながら感心！
たった今言ったことも忘れてしまう昨今なのにねぇ・・・。

昔は高校入試は９教科。
だから美術や音楽でかせいだ私だったことを思い出しました。

帰宅後に調べたら「色相環」（正確にはそういうのですね）は色相を輪状に並べたものだから基本的に区切りはないのだそうです。
つまり、12だろうが、10だろうが、どれも正解だったんですね！


以前訪れたのは孫がこんなに小さかったころ。

　　　　　

閉園間際に訪れたので、乗せてやれた遊具はたった一個だけ。

　　　　　

孫たちが大喜びで乗った飛行機は取り壊されてしまったのか、見当たりませんでした。

それだけ長い時間が過ぎた、ということでしょう。

この小さかった孫たちも今は高校生と中学生。
当然じいちゃんの身長をはるかに越えています。

思いがけず立ち寄ったおかげで懐かしい思い出に浸ることができた「千手山公園」でした。

この日も園内では１ｍにも満たないような小さな子供たちが楽しそうに遊んでいました。