カテゴリ:その他の栃木県
30日、小山市の一番南、渡良瀬遊水地の土手のすぐ近くに住む妹のところに用事があって出かけてきました。
栃木県南部はちょうど桜が満開の時期に当たっていて、川沿いや運動公園周囲の桜並木やら個人のお宅の一本桜などが次々に目の前に現れて楽しいドライブになりました。 金崎の思川堤防に植えられた桜並木は「金崎の桜」として古くから栃木の桜の名所として有名で、毎年賑わいを見せる場所でした。 しかし、今年はコロナ騒ぎの影響で「さくら祭り」の旗も、桜の木につるされる提灯も、一つも見られない静かな中に咲く満開の桜でした。 シートを開いて宴会をやるほどの不謹慎な人は一組も見られませんでした。 それぞれができる範囲で怖いウィルスが忍び寄るのを防ごうとしている・・・ちょっと臆病な栃木県民だからこそ感染者の発生数が少ないのだと誇らしくも思えます。 たまに見かける人影も少人数でひっそりとお花を楽しんでいるようでしたが、やはり寂しいものです。 曇り空だったので写真に写った桜の花も白っぽくて例年の華やかさは見られませんでしたね。 渡良瀬遊水地に近づくにつれ、目立ってくるのは黄色い菜の花・・・。 土手という土手には 菜の花、菜の花、菜の花・・・! 、 春の風物詩、「遊水地のヨシ焼き」には毎年大勢のカメラマンや見物客が押し寄せるのですが、今年は見物自粛のお願いが出たので、地元の人たちだけで行われたそうです。 どうやらヨシはだいぶ焼け残っているように見えました。 昨年の台風19号の被害でこの辺一帯には泥が流れ込んできたので、天を衝く炎の饗宴とはいかなかったのでしょうね。 日々の小さな変化は楽しいものですが、あまりにも例年と違いすぎて令和2年の3月は忘れられない記憶の残るときになってしまいました。
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Last updated
2020.04.02 00:29:22
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