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昨日はいつ以来か思い出せないほど久しぶりの青空に大感激
いつも過去の思い出ばかりたどっていたけれどようやく旬の情報でブログが書ける、と勢い込んでパソコンを開こうとしたらなんと! パソコンのロゴが現れたとたんにフリーズ ❕ またか!とがっかりしながら少しジタバタしてみたけれど何とも埒が明かないので、バッテリーをはずしたまま早寝してしまいました。 今朝になって恐る恐る開いてみたらありがたいことに何の支障もなく動いてくれています。 コロナ支援金の10万円も使ってしまったし、もう少しこのガタの来たパソコンと付き合っていこうかと思ったところです。 さて、昨日は天気予報は悪くないのに起きた時は前の日と変わらぬ鬱陶しい空模様。 まあ、だまされたと思ってとりあえず出かけてみることに・・・。 久しぶりの晴れマーク、しかも日曜日、有名どころは絶対大混雑だろうと私たちが行き先として選んだのは下塩原新湯線(私たちは開拓の道と呼んでいます)にある「よし沼」と「大沼」。 羽黒街道を北上し、途中「道の駅しおや(上平パーキング)」で食料品を買い込みました。 日曜日だったせいか品数豊富で、帰宅してから食べた地場産のきゅうりやナスは新鮮でとても美味しかったです。しかもとっても安かった! そのあとしばらくして強い雨が降り、バシャバシャ水しぶきを上げながら進みましたが、幸い目的地に着く前に雨は上がって次第に雲も切れてきました。 6月4日に訪れて以来の「よし沼」のヨシ(葦ともいう)がずいぶん大きく育っていました。 ここでの目的は「バイカツツジ」。 少し遅かったかな? まだ残っていた花は径 2cmくらいの小さくて目立たない花でした。 散策している人も少しいましたが、だ~れも目にとめてくれない地味な花でした。 でも、私は図鑑でしか見たことのない花を山の自然な場所で見られて満足しました。 咲き終わって地面に落ちた花もありましたが、その花と見間違えたのは「ウメガサソウ」でした。 数人の立派なカメラを抱えた人たちが狙っていたのは「ハッチョウトンボ」。 私たちも教えていただいて探したのですが・・・ 「ほら! そこそこ・・・」 「こっちにはメスがいるよ!」と言われても見慣れていない目にはなかなか見つからず。 やっと目に入った真っ赤な個体はせいぜい 2~3 cm! しかも手前にはヨシの葉が重なっているし、風は吹いているし・・・。 (これはピントが合わなかったことの言い訳です) メスは幸い近くに止まっていたのはありがたかったのですが、オスに比べて何とも地味で、それが理由に見つけにくいのでした。 「ハッチョウトンボ」も初めて見たのでこの日はこれだけでも収穫があったというものです。 「大沼」を訪ねたのは午後になって青空が見えだしてから。 青空と白い雲がこんなに美しく気持ちのいいものだということをやっと思い出しました! 今年は「バイケイソウ」が当たり年だったようでたくさんありましたが、花の見ごろには少し遅かったかな・・・。 「モリアオガエル」の卵は孵化が終わった後のようでした。 「大沼」を後にした私たちは「塩原」にぬけても「鬼怒川」に抜けても道路が混みそうな気がして再び塩屋から帰ることにしました。 途中で車のナビ上に「さいかちの木」という表示が現れたのが気になって寄ってみることにしました。 「サイカチ(梍)」という木はカブトムシやクワガタムシが集まる木として名前だけは知っていたのですが、まだ現物を見たことがなかったのです。 目的の木は道路わきの遮るもののない広々としたところに堂々と立っていました。 この木の間を抜けて、写真では左側の方に100mくらい行った奥にこの木の持ち主の立派なお宅が見えていました。 木の脇に立っている説明書きによれば、代々庄屋を勤めてきたこの家はもと宇都宮氏の家臣で、宇都宮氏の滅亡とともに農業に従事したとのこと。 再び宇都宮氏が再興することを願って「再勝(さいかち)」の意味をこめてこの2本の木を植えたとのことでした。 その由来がわかると、宇都宮に住む私にはこの大きな木が余計に魅力的に思えてきました。 それにしても真っ青な空に向かってそびえたつ2本のサイカチの木のなんと美しかったこと! 帰宅後に私が送った写真を見た仲間からは「巨木巡りをやりたい!」という要望が上がっているほど。 何の憂いもなく「花旅」でも「巨木旅」でも、マスクを外した仲間たちと出かけられる日が一日も早く来てほしいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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TSANYOさんへ
ここまで季節が進むと木の葉の色が同じ緑一色になってしまいましたから、次の楽しみは紅葉の季節ですね。 木の葉が色づくのももうすぐのような気がしています。 (2020.07.15 00:00:22) |
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