花旅アーカイブス(2012年6月5日の薬師岳・地蔵岳)
6月5日は私たち夫婦の山遊びにおける記念日のひとつ。それは2004年、栃木県の最高峰・男体山(2,486m)に初登頂を果たした日なのです。中年過ぎてからの登山歴も浅い私たちが登ったのは志津小屋から。以前は志津林道の奥まで自家用車で入ることが可能だったのです。志津小屋からだと標高差が少ないとは言っても約 700m。必死で登った山頂からは中禅寺湖はもちろん遠くには富士山まで見えていて山の神様に歓迎されているような気持になりました。 男体山は夫婦の記念日。花旅の思い出として記憶しておきたい6月5日は霧の中のシロヤシオが幻想的で素敵だった薬師岳から地蔵岳への登山道です。日光と足尾を結ぶのに今は日足トンネルが利用されていますが、曲がりくねった旧道の一番上になる細尾峠がこの山の登山口。登り始めはヤマツツジが出迎えてくれ・・・ 急な登山道を這い上がるようにして登った薬師岳に着くころから咲いているのはシロヤシオに変わりました。一休みして夕日岳との分岐である「三ツ目」を過ぎるころからあたり一面霧に覆われ、薬師岳までの霧の中のシロヤシオの何と美しかったことか・・・! 夢見心地で歩いたとにかく静かで美しい薬師岳、地蔵岳でした。細かい記憶はどこかに行ってしまったので、過去のブログをご覧ください。 2012年6月5日の日記