9/1(金):突然の行き先変更で「妙高高原」へ。
この日の花旅も小雨の中かと 予定したのは雨でもよさそうな群馬県内のダム巡り。ところが北関東道に入ると青空が広がりはじめ、どこまで行っても一向に天候悪化の様子は見えません。久しぶりにからりと晴れあがった空を見ていると、ダム巡りではもったいないのでは、という意見が次第に大きくなり、予定したインター降り口近くになって急遽決めた行き先は「妙高高原」。「うわー! 楽しみ!」と一気に期待が大きくなり、初めて見る景色を堪能しながらたどり着いたのは「妙高高原スカイケーブル」乗り場のパーキング。見上げる「妙高山」が青空の中にそびえたつ姿が堂々と立派でしばし見とれてしまいました。 ここからスカイケーブルに乗り標高約 1,300m の山頂駅までを往復しました。この設備はかなり年季が入っているのか、ゴンドラが鉄柱を通過するたびにガタガタ揺れて慣れるまでは少々恐ろしい感じがしました。ゴンドラからは、志賀高原、斑尾山、野尻湖などがよく見え、さらに遠くには日本海まで望めるということでしたが、見えたような、見えなかったような・・・。野尻湖の先に見える平らな山が荒船山かそうでないかで、ゴンドラ内の意見が分かれましたが、さて、どちらが正しかったのでしょう。 山頂駅の標高は 1,256m 。北信五岳のひとつ「妙高山」は標高 2,454m。男体山より少し低い山ですが、ここからだとまだまだ大変そうです。私たちは、この真下にある展望レストランでお昼にしました。 展望を楽しめる外の席で私がいただいたのは「手作りパンとクラムチャウダーのセット」。夫のは「火打ちカレー」。どちらもなかなか美味しかったですよ。 この後、小布施パーキングで買ってきた桃をベンチで食べて、大満足で下山しました。次に向かったのは長野県の「黒姫高原」。コスモスが盛りだろうと立ち寄ったのですが、この公園はリフトに乗って見られるようになっていて、妙高山でかなり満足している私たちは外からのぞくだけにしました。 ここでも感動的なのは妙高山の立派な姿。 駐車場から別方向には「野尻湖」が見えていました。 この後、なぜか「苗名滝」も見たいという希望があったので、再び今来た道を戻って新潟県と長野県の県境にある全国の滝百選に選定されているという「苗名滝」へ。滝は駐車場から15分、との表示があったので、私はすぐそばの関川砂防堰堤まで。ここまででもすごい迫力!何といってもゴーゴーという音の大きさに圧倒されます。 滝まで行って戻ってきた仲間によれば、柱状節理の岩を落ちてくる滝は水量が多くて、迫力ある水の音に感動したようです。落差はさほどなく(55m)写真で見たのではその素晴らしさは伝わらないようです。 突然行き先を変更し、仲間の希望に沿って大急ぎで検索しながらの旅でしたが、スカッとした青空に助けられて、大満足の一日になりました。