2020/06/01(月)15:48
第三者割当処分で資金調達~日本サード・パーティ(2488)
5月25日に決算発表があった日本サード・パーティ。
その内容は、2020年3月期は増益、
2021年3月期は減益予想となりました。
この発表を受け、株価は急落。
日足チャート↓
窓をあけて大きく下落した後は、
25日線上にとどまっています。
失望売り < 利益確定売り
と感じています。
その日本サード・パーティが、29日の大引け後に第三者割当処分の発表をしました。
全9ページあります。
全文をお読みになりたい方は、リンクから見てみてください。
https://www.jtp.co.jp/wdp/wp-content/uploads/2020/05/6f0e2ac770fa789fdd8ab36461f470f0.pdf
今回資本業務提携をする日商エレクトロニクスの概要です↓
今回の第三者割当は、増資の無い、処分扱い。
つまり、発行済み株式総数は変わりません。
今回の処分により、大株主とその議決権比率は下記のように変動します↓
説明書きのある通り、
この表には日本サード・パーティ自身が保有する自己株式については記載されていません。
今回の処分により、日本サード・パーティが持つ自己株式は
930,176株→460,176株(470,000株の減少)
となります。
そしてこの470,000株が1株900円で日商エレクトロニクスに、
実質売られる形で処分されます。
これにより、日本サード・パーティは4億2300万円を調達します。
処分費用に200万円を計上しており、
差し引き4億2100万の調達結果となります。
そして、その使い道として、下記のように予定しています↓
今回の資金調達により、日本サード・パーティは事業のサービス強化を図るようです。
おそらく6月下旬か7月上旬には、決算説明会資料が出されるでしょう。
その中で説明が盛り込まれるかなと思っています。
日商エレクトロニクスは株価の変動リスクを考慮して、
900円という価格で株を取得します。
当面この株が市場で売られたりすることは無いと思いますが、
かつては11%以上保有していた夢真ホールディングスも、
今年に入り日本サード・パーティの株を数回に分けて大量に手放しました。
当時夢真HDは、TOBにより1株610円で日本サード・パーティ株を取得したようです。
https://www.nihon-ma.co.jp/news/20160928_2362-8/
今日の株価にどう影響が出るのか(出ないのか)。
見ておきたいですね。
最後に月足チャート↓
日本サード・パーティには期待しています。
もしまた大きく下がることがあれば買い増したいです。
今回も最後までお読みくださって、
ありがとうございました!
ハナチョコROOM
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