積立投信を始めるタイミングって重要?~eMaxis slim米国株式(S&P500)
夢をかなえるために、将来の大きな出費のために、老後のために。貯金したい、積立を始めたい。そう考えている人も多いことでしょう。中には、ただ預金で積み立てても金利もつかない。どうせ貯めるなら、リスクはあるけどリターンも見込める投資信託がいいな。と考えたところまではいいのですが、いざとなると最初の一歩が踏み出せない・・・そんな人もいるでしょう。踏み出せない理由のひとつに、今って良いタイミングなの?悪いタイミングなの?と、いう問題があるかもしれません。奇しくも2020年は、新型コロナウイルス感染の影響で、金融市場は大きく揺れ動きました。ちょっと怖いなぁ…って感じた方もいれば、絶好のチャンスだった!と感じた方もいるでしょう。そこで。積立型の金融商品を買い始めるのにタイミングって考えた方がいいの?という点について、参考のひとつになればと思い、ハナチョコの実例をご紹介したいと思います。・・・・・・・・・・ハナチョコの場合。投資信託を使っての資産運用を始めて、7月で9か月目になりました。…と言っても、9か月目になったのは、楽天ポイントを使っての投資信託。本格的な積立投信は今年の3月から。つみたてNISAで5か月目になりました。ハナチョコが選んだのは、楽天・全米株式インデックス・ファンドeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)いずれも、米国株式を対象にしたインデックスファンドです。インデックスファンドとは?インデックスファンドとは。例えば「日経平均株価」や「NYダウ」のように、株式指標(インデックス)と同様の動きをするよう組まれた投資信託です。今回は各投資信託についての詳細説明は割愛しますが、お伝えしたいのはそのパフォーマンスについてです。それぞれの運用実績はこのようになっています↓特定口座が、2019年10月から始めた楽天ポイント投資。つみたてNISA口座が、2020年3月から始めた定期積立投資です。その両方で運用していうのが、eMaxis slim米国株式(S&P500)特定口座はトータルリターンが1.29%つみたてNISA口座は9.23%となっています。同じ銘柄を購入しているのに、どうしてこのような差が付いたのでしょうか?その答えは主に開始時期や運用期間によるものです。まずは特定口座のeMaxis slim米国株式(S&P500)ですこちらの投資状況は・楽天ポイント投資…毎月1000または500ポイント・8ヶ月保有中(9ヶ月目)・基準価格は11,433.95円・損益率は+1.29%運用金額合計は2020年7月現在で8,500円 → 8,610円です次につみたてNISA口座のeMaxis slim米国株式(S&P500)です。こちらの投資状況は・毎月20,000円積立中・4ヶ月保有中(5ヶ月目)・平均取得価格は10,602.54円・損益率は9.23%運用金額合計は2020年7月現在で100,000円 → 109,238円です二つの運用の違いは平均取得金額にハッキリと現れています。それぞれの平均取得金額は、2019年の米国株はまだ高値を更新していた時期からのポイント投資は11433.95円です。暴落後の3月からたまたま開始した、つみたてNISA口座は10602.54円800円以上の差があります。この数字だけみると、「やっぱり暴落時に始めるのが最適」「高値で始めるのは損」などと思われるかもしれません。本当にそうでしょうか?ハナチョコの運用実績は1年に満たない短期間でのパフォーマンス。これから3年、5年、10年…と長期に積み立てを続けていくことで、この差は埋まっていくと思います。ハナチョコの投資しているeMaxis slim米国株式(S&P500)はS&P500に連動します。値動きの参考にその10年チャートを見てみましょう↓赤い矢印で示したところが、2020年3月の暴落です。その谷の深さからも、今回の暴落の凄まじさが見て取れます。ですが、その後株価は回復に向かい、今のところ、チャートは右肩上がりの流れに戻ろうとしています。2020年1月が、現在のところ最も高値を更新した時期。もしこの時期に始めた人がいたとしても、ドルコスト平均法で積み立てているのであれば、2020年7月現在の時点では、それほど大きな損失は出していないと考えます。ハナチョコが始めた楽天ポイント投資も2019年10月末ですから、天井近くですよねw・・・・・・・・・・結論、というか、一個人の考えではありますが。タイミングなんて、計ってもわからない(スミマセン…)ハナチョコ自身は、S&P500指数が上昇傾向を崩さないのであれば、今後も変わらず今の積立投信を続けます。もしもS&P500指数がずっと右肩下がり…なんて状況になったら考え直します。ちなみに。楽天ポイント投資は月に500~1000ポイントつみたてNISAは年間40万円分を分散しています。(関連記事)NISA口座のお引越し~(他証券会社に変更する方法)https://plaza.rakuten.co.jp/hanatochoco/diary/202001100000/つみたてNISA~これからスタートの実例紹介https://plaza.rakuten.co.jp/hanatochoco/diary/202002040000/今回の記事は特定の投資信託をお勧めするものではありません。ハナチョコの実例をもとにお話をさせていただきましたことを、ご了承くださいませ。今回も最後までお読みくださって、ありがとうございました!ハナチョコROOM↓厳選したものを大切に長く使いたいシンプルでミニマルな暮らしを求めて…