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「小さな花宇宙」そして それから「老いふたりの小宇宙」

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September 20, 2017
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カテゴリ:お花のお話

18号台風が去って2日目、今日は風もなく穏やかでしたが、雷が鳴りだしました。

ひどく傷んだインパチェンス、丸坊主の茎になってしまいました。






丸坊主になってしまったところをカットしました。根元の芽が心細いですが、

インパチェンスは10月までは咲いてくれるので少しは期待できそう。早く大きくな~れ!






大切に育てていたカリフォルニアローズの「ピンクラッフル」、夫がお気に入りだったので

台風にも負けず元気だったのがとっても嬉しい。






rain


まだ、元気に咲いてくれていたお花がありました。ガザニアです。ちょっと花数が少なく

なってきましたので「終わりかな」と思っていましたが台風に負けずまだまだ咲きそう。






rain


サフィニアの挿し芽苗が元気でした。でも、マムのコーナーに植えた挿し芽苗はすっかり

泥をかぶりました。今夜はまた、雷を伴った雨の予報なので洗って消毒するのは明日にしました。






rain


元気なコボレのビオラ苗を見ていると、タネ蒔き育苗と気を使って育てているのが無駄かな?と

思ってしまいます。今年のこの状態でうまくいくなら来年からすべて自然に任せようか・・・

・・等と思ってしまいます。






rain




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Last updated  September 20, 2017 03:25:33 PM
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September 19, 2017
カテゴリ:お花のお話


台風一過、風が強かったのですが、今日は花畑で3時間ほど過ごしました。

傷んだお花をカットしたり抜き取ったり、それらを土に埋めたり、干したり、草取りしたり

庭にいると「早く部屋に戻りたい」と言う気持ちにならないのですから不思議です。



たたきつける雨で土で汚れてしまいましたが、たっぷり水分を吸収したせいでしょうか

開花が進みました。粘土質の土のために大きな穴を掘り起こすのを断念したため

に株が大きくなりませんでした。ガーデンマムの今日の様子です。






ひょっこり顔を出しました。イヌサフランです。以前のこの畑の主の置き土産です。






アフリカンマリーゴールドは頭が大きく、それにたっぷり水分を花びらの間に含んだので

その重さで首が折れてしまいました。

10リットルのバケツ一杯の花・はな・はな・・・残念。





rain




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Last updated  September 19, 2017 08:01:52 PM
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「あたしのお墓の前で泣かないで下さい。そこに眠っていません」
「あたしのお墓の前で泣かないで下さい、そこに私はいません。」
「死んでなんかいません」
秋には光になってふりそそぎ
冬はきらめく雪になって
朝は鳥になって
夜は星になって
そして
千の風になって あの大きな空を吹きわたっています。

新井満(日本語の詞と作曲)さんの「千の風になって」の歌に今もなお、多くの人が涙を流し、

そして癒されていることでしょう。

大切な人を失った人の心のよりどころになる歌であると思います。


幼くして父を失った私は星を見て父が私を守ってくれると信じて生きてきました。

多感な時期に失った祖父母は絶えず私の周りに存在し、守られている想いに

安らぎと勇気を得て思春期を乗り越えました。

だからこの「千の風になって」と言う曲はとても心に響きます。




人が亡くなるとどうなるのでしょうか

私にとって父や祖父母の死の体験は死者の魂の存在を疑う余地のないものでした。

魂の存在を信じる人、信じる人はその魂の存在をどこに求めようとするのでしょうか。

死後その人の魂は天国へ、また浄土へと向かいそこに住むと多くの人は言います。

しかし、私たちはその天国も極楽浄土もどのようなところなのか誰もわかりません。

(臨死体験された方々はわかるのかもしれませんが)


現代において、日本人の死生観は変わってきたと言われます。

しかし、肉体は朽ち果て無となっても、魂は決して無とはならないという死生観が

今もなお私の周りには満ちており、魂の存在を信じる私と共感しあいます。



死に逝く人は自己の魂の落ち着き場所をどこに求めるのでしょうか。

又、遺されるものは愛する者の魂の居場所をどこに落ち着けようとするのでしょうか。



私は夫とのラストステージをブログに綴り終え、グリーフワークの一つの作業を終えました。

しかし、私のグリーフワークはここで終わりそうにありません。

「大切な人を失った時に感じる悲嘆(グリーフ)」から次の生活への適応に至るまでの

心の作業がグリーフワークであるとするなら

私はいまだにグリーフを生き、夫不在の生活環境に適応できていないからです。


グリーフワークは、「喪の仕事」「喪の作業」などと日本語に訳されていますが、

まだ当分、私の「喪の作業」は続きます。

時と共に自然に夫のいない、独りの生活環境に適応し、新しい人間関係や社会的関係を生み出し、

そこに自己存在の意味を見出すことができた時、私の喪の作業は終了となるでしょう。



これからのブログにも時々「喪の作業」をぽつりぽつりと綴っていこうと思います。



rain


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Last updated  September 19, 2017 01:29:14 PM
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September 18, 2017
カテゴリ:お花のお話

昨夜半からの暴風雨で強風恐怖症の私はとうとう眠れず朝を迎えました。

昼食時には雨は上がりましたが、風はだいぶ静かになりました。

今のうちにと畑に行きましたらまだまだ強風の渦、立っていられないほどでした。

おまけにメモリー不足となり撮影もままならず、急ぎ戻りました。


お隣の方のクレマチスを絡ませたパーゴラ風の造作物が風でかなり傾いてしまいました。







インパチェンスはご覧の通り、タネができていたので採種を楽しみにしていたのですが、

これでは全くダメですね。背の小さい挿し芽株は被害がなく少しはこれから期待できそうです。







背高のっぽのひまわりはすっかり花が無くなっていました。それでも茎がしっかりでした。








サフィニアもこれでお終いと言う感じです。僅かに挿し芽株に期待したいところですが

この台風を境に気温も低くなってくるでしょうから、あまりこちらも期待できません。







テラスに並べて育てていたビオラと葉ボタンは昨夜は部屋に避難しました。






rain




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Last updated  September 18, 2017 02:51:09 PM
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September 17, 2017
カテゴリ:お花のお話

今日は朝から風が強くて作業をあきらめてしまいました。

風に揺れるお花の撮影も大変でした。

何とかみられるものをアップします。千日紅ですがようやくお花がたくさん咲きだしましたが

葉っぱが縮れています。病気ですね。

今年はあまりアブラムシ対策をしませんでしたのでウイルスを運んできたのかもしれません。

サフィニアもやはりちょっとおかしいのですよ。







「寒くなったら咲きます」とdekotanさんの言われたのを今か今かとじっと待っていましたら、

たくさんつぼみが上がってきました。よくわからなかったので伸び放題になってしまい

ましたが春の花期が済んだら切戻してカットして丈を詰めたら花数も多くなり、花姿も良く

なってたくさんのお花を咲かせてくれますね。楽しみです。でも冬越しが心配ですから

バックアップに挿し芽をしなくては。






ユーパトリウムも涼しくなってきたらお花が多くなりました。






来年の花壇をどのようにしようかとイメージ作りを始めました。

そのために春に咲くチューリップ、ムスカリの球根をどこに植えようかなどと考えて球根を

注文しました。

rain




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Last updated  September 17, 2017 07:32:47 PM
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September 16, 2017

昨夜はホームで「敬老のお祝い」のお食事会がありました。

たいそうなご馳走が用意され、お料理やさんで頂くような立派な塗重箱に盛りだくさんでした。

ご馳走を美味しくいただいてしばらくして、お隣の席の私よりはるか高齢のご婦人が

「お品書き」に目を止められ、スタッフの方にクレームを始めました。

「松茸ごはんって書いてあるけれどこれは全く松茸の味も香りもない」というクレームでした。








「このお食事、仕出し屋さんに騙されたんじゃないの」

「いいえ、こちらの厨房で料理人がこころを込めておつくりしました。」

「それなら材料を購入するときに松茸と言われて騙されて買ったのじゃないのか」等々


スタッフの方が立ち去ると右隣、左隣の私にその矛先が向いてきました。

「絶対松茸じゃないですよね。」「松茸の香りがしますか」「松茸の味がしますか、」

終いには松茸ごはんに鼻の頭を擦り付けてくんくん香りをかいでいます。さらにそして

「絶対これは松茸じゃない、シイタケ。私はシイタケとばかり思って食べていたわよ。」

「料理したここの人達は松茸を知らないんじゃないの、」「食べたこともないんじゃないの」

とうとうこのようなことまで言い出しました。








私は隣でまだまだブツブツを繰り返す彼女をしきりに分析していました。

こういう人なんだわ、何もかも自分の想いと違うことを徹底的に追求し、自分の想いを
正当化しようとして頑張るんだわ、それにしてもいい齢をしてどうしてこんなことに、
このように執拗にこだわるのだろうか。相手を責めるほどの問題なのだろうか。
松茸ごはんであることに感謝してご馳走になったら幸せな気持ちになれると思うけれど。



貧しい思索を巡らしながらそのように分析をしている私にさらに言いました

「絶対、これ松茸じゃないですよね。」

彼女へ同意する私の返答を期待するかのように彼女の語調は強くなっていました。

私はそれまで傍で繰り返される言葉に一切ノーコメントでしたが、初めて言葉を発しました。

「私はあまり松茸を食べたことありませんから・・・・」






ここ3年程は本当に松茸も大好きなお寿司も食べなかったな~っと思い出しておりました。
夫が入院する1年ほど前から体調がすぐれず外食はなくなりました。
近くに美味しく季節の料理を食べさせてくれるお料理やさんがありました。
友人などが見えるとご一緒しました。ふたりでも家庭料理に飽きるとぶらって出かけました。
秋には松茸の土瓶蒸しやお澄ましなども頂きました。
「松茸尽くし御膳」でもなく「特上の秋の御膳」でもありませんがそれなりの季節を
楽しむことができました。
秋だからどうしても松茸を食べなければという意識もありませんでしたが
「今夜は松茸のお吸い物です」「もう、そんな時期ですね。」と言葉を交わし、松茸の味と
香りを楽しむ程度で、特別、松茸の香りや味にこだわりを持っていませんでした。


ですからなぜにこの老婦人がこれほどくどくどこだわるのかしらと思ったほどでした。

そしてこの人はすべてのことに文句を言う人かもしれない、自分の感性、思考に合わないことに

ついてはこだわる性格(性質)の人なのだろうと思うのでした。







そしてその夜

私は就寝時に「Diary」とタグをつけたボイスレコーダーをベッドに持ち込みます。

寝る前のひと時が夫とのおしゃべりタイムです。それをボイスレコーダーに記録します。

独りになってからの私の日記は音声記録になりました。


昨夜も朝起きてから寝るまでの出来事をおしゃべりしました。
早くに目覚め、花畑にいつもより早く言って草取りしたこと、風がひんやりしていたこと、
早起きしたのでアイボとゆっくり遊んだこと、午後からは旧宅のご近所の方が訪ねてくださって
楽しくおしゃべりしたこと、たくさんお土産頂いたこと。








そして敬老会の老婦人のこと、

そのお食事会の松茸のことをひとしきりおしゃべり、そして私は「齢を経ってもあのように

ならないようにするわね」と、夫に語り掛けました。

そして、夫とおしゃべりしながら、ある考えが思い浮かんでいることに気が付きました。

「彼女のこだわりは彼女の性質(たち)ではなく、齢のせいなのではないだろうか」と

思い始めました。


齢を取ると一つにことにこだわり何度も繰り返し周囲を困らせるということは良く聞く話。

彼女もきっとそうなのかもしれません。もし、そうだとしたなら

「私はあまり松茸を食べたことありませんから・・・」という対応はまずいものでしたね。

なんと思いやりに欠けていたことでしょう。高齢者の想いをもっときちんと受け止めて

あげるようにしなければと思ったことでした。





今日の画像は2014年9月の「小さな花宇宙」懐かしい花たちです。


rain



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Last updated  September 16, 2017 03:10:56 PM
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September 15, 2017
カテゴリ:お花のお話

ちょうど1カ月前に切戻したアリッサムが満開になりました。これから涼しくなるので

ますます賑やかになるはずです。雪が降るまで咲き続けます。





rain


ビオラを植えた場所だけでなく、あちこちにいっぱい芽を出し、ビオラのコボレが

開花しています。昨夜の大雨で少し汚れてしまっていますが、雨をたっぷり頂いて

元気です。







rain



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Last updated  September 15, 2017 07:20:39 PM
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September 14, 2017
カテゴリ:お花のお話


今日は一日風の強い日でした。特に花壇は立っていられないほどの強風が吹き荒れます。

昔はこの辺は水田地帯だったのでしょうか、あちこちに調整池や農業水路があります。

川と言うほどの流れでもなく、小川いう感じでもなく、大雨の時以外は土手?の下を

水がわずかに流れています。


その水路を挟むように高い建物があるので風の通り道になるらしく思い切り吹き荒れます。

そのような訳でガーデンに出たのですが引き戻り、買い物がてら散歩、散歩がてら買い物

と言う感じでぶらりぶらり。道端の野の草花に目を注ぎ歩いてきました。


今日の野の花の画像です。











ススキが揺れ、萩が咲き、秋の深まりを感じます。当地はまだ最高気温が20℃以上ですが、

10℃台まで下がるのも間もなくです。秋は突然にやってきます。何がなし寂しい季節です。







rain



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Last updated  September 14, 2017 07:15:40 PM
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平成28年10月8日(土曜日)

ホスピス47日目


日付が変わって間もなく、看護師SWさんが来室

SWさんは8月23日、このホスピスに転院してきた時にお世話くださった看護師さんでした。

「眠っていても耳は聞こえているのでたくさんおしゃべりしてください」と言い残し

出て行かれた姿に、私は今夜が最後のような気がしました。


rain

入院してからの夫は若い頃の思い出を話すことを喜びませんでした。

元気だった頃はよくおしゃべりしました。古いレターに書いてあることを持ち出して
笑い興じました。そんな時の夫は「本当にそんなこと書いてあるの、信じられないね。
キザなこと書いて、若気の至りってこのことだね・・・」などと言いながら
照れくさそうに笑うのでした。
余命告知以後は夫が昔の頃を思い出すことは辛いことなのだと思うようになりました。
思い出話は元気だからこそ楽しめるものなのです。限られた命しかない者にとって
昔の思い出ほど辛く哀しいことはないのだと私は感じるようになりました。

rain




耳は聞こえている・・・という言葉に促され、私は枕を並べて語り掛けました。

そして今夜が最後かも…との想いで、思い出話を始めました。




夫との不思議な縁の始まりをゆっくりゆっくり話しだしました。大学時代の友情が次第に

思慕の念となり、若者らしい素敵な美しい恋をしました。

卒業後はそれぞれに課せられた複雑な背景をもち、「必ず結婚しよう」

「何年後に結婚しよう」など、具体的なプランを描くことができない事情を背負っていました。

二人の人生の始まりは「歩けるところまで歩こう」でした。長い別離の生活が続きました。

「辛く、寂しかったけれど別れて過ごした期間が二人にとって必要なことだったのよ」

「あの期間が二人の土台をしっかり固めてくれたと思うの、あなたもそう思うでしょう」

「根っこがしっかりしていれば樹木は倒れない」って、あなたはいつも言っていたからね。」

夫に語り掛けながら二人が辿ってきた50余年の年月を私は独り話し続けました。




彼が養家を去り、私の方も貧乏暮らしの養父・母と弟の生活の見通しもでき、

ようやく結婚への希望を持つことができました。

結婚の日も住む家さえ決まらないのに、少しずつ少しずつその日の準備をしました。

「あなた、二人で買った最初のお買い物なんだか覚えていますか?」

それは津軽塗の夫婦箸と箸箱でした。貧乏な二人にとって津軽塗のセットは

高価すぎる買い物でした。



養家を出た彼は無職、列車の清掃、塾講師のアルバイト、生家の家業の手伝いをしながら、

これからの生活を模索しました。二人とも貧乏でした。

私まで職を失うことはできないので別居結婚でした。

「最高学府を出た者がすることではない」と夫は知人になじられました。




「結婚後の48年間はさらに紆余曲折の道のりでしたね。でもいつも幸せだったね。」

私たちはどんな時にも「共に生きている。共に暮らしている」そのことさえ実現できて

いればいつも幸せでした。幸福の基準は人それぞれですが、不幸の物差しを

私たちは持たなかったように思います。


二人の幸せだった歳月を長い時間をかけて夫に語り掛けました。今夜の夫はこうした二人の

思い出話をきっと共に喜び嬉しく聞いてくれると思いました。


~・~・~・~・~・~・~・~~・~・~・~
                ~・~・~・~・~・~・~・~~・~・~・~


「次はレターを読みましょうか。」「たくさんのお手紙の中で特別嬉しかったところですよ」

「あ、そうだわ、ボイスレコーダーに遺しておきたいわ」

彼からの手紙は1000通を超えた分量でした。ず~っと保管していました。

病気になってからはそれをいくつかに分けて綴じたものを幾冊か手元に持ち込んでいました。

レターを読みながら夫の表情を見ると

「えっ、ほんとにそんなこと書いてあるの・・・少し頭がおかしかっ

たんじゃないかな?」
そんなこと言っているような気になりました。そして、

夫はいつものように照れくさそうなそれでも嬉しそうな優しい表情でした。

私は、間もなく夫が逝くなどと少しも思うことなく、すっかり嬉しい気持ちになって

レターを読み聞かせました。私の声の背景に夫の寝息はすやすやと乱れることなく確かな

息遣いがボイスレコーダーに遺っています。

「ほかの綴りを取ってこなくちゃ」、

そう思いながら私は夫により添って眠ったようです。

~・~・~・~・~・~・~・~~・~・~・~
                ~・~・~・~・~・~・~・~~・~・~・~



気が付いて時計を見ると4時をかなり回っていました。1時間以上は眠ったようです。

体を横向きにして夫の首に手を絡ませ抱き寄せました。

うなじに伸ばした手に夫の温かさが伝わってきました。



夫は私が目覚めるのを待ってくれていたのでしょうか、

それから間もなくでした。夫は私の腕に抱かれて逝きました。(合掌)




若い頃の彼からのレター(この時、二人は24才でした)

「mawako ! 今日、岡山の街を歩きながらこんなことを考えました。
私とmawakoの関係で最も幸福であるのはmawakoが死ぬ時に私がそばにいてあげられるか、
私が死ぬ時にmawakoがそばで看取ってくれることだということを考えました。
つまり、どちらが先に死ぬかわからないけれど、死ぬときに私はmawakoの、mawakoは
私の名を呼びつつ、胸に抱かれて昇天できることがお互いの最高の幸せだと思いました。
(1966年6月21日)


rain


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Last updated  September 14, 2017 12:00:28 AM
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September 13, 2017
カテゴリ:お花のお話

昨日降り続いた雨の後のガーデンは、サフィニアを除いて元気元気の状態でした。

ガーデンマムのつぼみが膨らんで色がわかるようになっていました。

先日切戻した株もしっかり蕾がいっぱいになっていて、切り戻し効果なしでした。

今年は株張りに著しく欠けますが、ここまで来たら咲かせるしかありません。







春に旧宅から少しだけだめもとでもってきて植えた芝桜、とっても元気になって、

またまた一気に伸びていました。 夏にまた持ってきた芝桜も何とかなりそう。







カリフォルニアローズは地植えは適さないのかなとがっかりしていたのですが、

今朝はいっぱいに咲いていました。夫がお気に入りだった「ピンクラッフル」です。

やはり、水分が足りなかったのでしょうか。






rain


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Last updated  September 13, 2017 10:47:18 PM
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