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July 20, 2017
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平成28年8月17日(水曜日) AM 6:45

前日、苦しそうな情況を見ながら帰宅してきたので心配で寝不足の朝を迎えました。

「お腹が張って苦しいですか、体のあちこちが痛んでいますか、かゆくて不快ですか、」

と声にならない言葉を口の中で問いかけながら、目に見えない夫の様子をいろいろ

思い浮かべては何の力にもなれない自分を情けなくなってしまいまいた。






夫は私に心配かけまいとして時々、嘘を言います。

「痛みが少し楽になったよ」「痛みは治まってきたよ」と言うのですが、その表情がその嘘を

証明してくれます。その都度、私は黙って手を握り、笑顔を向けて応えます。

「あ~良かった、安心して帰ります。また、明日」

その朝はヘブンリーブルーの花が開き、蔓がかなり上まで伸びてしまったので、

その様子をお知らせいようと写真を撮りました。出かける頃には雨になりそうです。






8月17日  AM10:05  (妻が来室するのを待ちながら書いたというレターです。)

ガスも便も昨日午後で止まり、腹の痛みがぶり返しています。

痛みのコントロールも腹のコントロールもほとんどできていないように私には思われます。

便が出ないと背中の痛みよりも腹の痛みの方がきついです。

一日中痛みが治まらないので顔の表情もついきつくなってしまいます。


でも病院に長くいる間にたくさんの患者さんを見ましたが私よりもず~っと辛いだろうと

思われる表情の人々も多かった、それを思うと私もこれしきの事でへこたれてはいられないと

自らを励ましています。






今日は、久しぶりの雨ですね。気温が高くないので過ごしやすいような気がします。

病気による様々なことを我が事として受け止めてくれているのは有難いけれど、mawakoは

疲れ果てていることでしょう。病気になるということは病人本人だけが苦しむのではなく、

家族、知人、多くの人々に心配や迷惑をかけるという事、病気にならなければそのことに

なかなか気づけなかったと思います。

私の現在は言ってみれば予定通りの進展で医者も大して驚かないのでしょう。

mawakoも落ち着いて生活することを心がけてください。






8月17日  PM6:20

夕方、看護師長が来室

「S病院を退院した後は速やかにホスピスへ入院するべく手続きを取っておきたい」という

申し出があった。私としてはホスピス入院はもう少し先のことかと思っていたが、考えてみれば

mawakoとふたり、自宅でゆっくりするのは良いが、いざ私の具合が急変するかもしれないと思う

と、その恐怖感には押しつぶされそうになる。看護師長がそのように考えてくれているので

あればそれに従うのが今の私たち二人にはベストかと思う。






mawakoも安心できればこんないいことはない、自然と私の行く路線が用意されていく、

周囲の人々の善意で私なりにmawakoとふたり相携えていく道があるという、こんな有難い

ことはない、しかも夏が過ぎ寒さに向かう折、ホスピスへ入院できると生活も安定して

気持ちも落ち着いたものになるだろう。mawakoもそれでいいよね。よろしくお願いします。


rain

ホスピスへの入院希望者は多く、すぐ入院できるわけではないらしい、今の段階からその順番

待ちに登録しておきたいという病院側の配慮でした。すでに夫の病状は自宅療養は無理な

ことであり、ホスピスへは転院という形で手続きを進められることになりました。

rain





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Last updated  July 20, 2017 02:32:24 PM
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Re:余命の日々を生きて~ホスピスへの転院手続きを進めたいという申し出をうける。(07/20)   dekotan1 さん
ご主人も奥様に心配させまいと色々嘘を言われるのですね。
辛い状態ですね。

6階になると、蚊などの虫も上がってきませんので、
種まきには良いと思います。姉が6階に住んでいます。


vabimariさんはガーデニングが楽しくなり、
これからの人生を有意義にされると思います。

これだけお花の事を詳しく知っておられる人も少ないので、
ご主人様はきっとお花をいっぱい育てているvabimariさんを
よかったと思っておられます。
私も良い方向に進み、嬉しく思います。☆
(July 20, 2017 06:49:32 PM)


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