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「小さな花宇宙」そして それから「老いふたりの小宇宙」

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July 25, 2017
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平成28年8月22日(月曜日)  (妻の記録)

 7時にタクシー予約、出かけてすぐに携帯コール

夫が高熱にて意識不明、タクシーの中でも走りたい思いで到着。

天井を見ながらしきりにチンプンカンプンな話をしている。高熱のための幻覚症状なのか、

手を伸ばして何かを引き寄せようとしたり、起き上がろうとする。

私の存在がわからないようだ。



8時過ぎ、熱も下がり正常となり、話もできるようになる。



11時過ぎ、看護師長来室、ホスピスへの転院、明日10時と決定。



8月6日救急車にての搬送、それ以降の急激な体調の変化、わずか2週間でホスピスへの転院と

なり、いささか当惑せり。自宅にいてはどうにもならない状況であればこれも致し方なし。

かえってふたりで過ごせることに感謝すべきと心鎮める。






午後6時15分

4度目の入院の際に担当看護師となったIF看護師来室、珍しく夫がいろいろな話を

して楽しむ。勤務明けのIFさんは延々と続く夫の話に付き合ってくれた。

久しぶりにおしゃべりしているのを嬉しくながめていた。夜勤はWさん、最後の夜は彼女で

安心。主治医来室、「急な転院となり申し訳ない」と言っていた。


rain

S病院での最後の夜、私は病院に泊まった。

平成28年1月19日入院、4度の入退院を繰り返えし、通算104日を数えた。

夫は夕方になって、看護師との長々のおしゃべりをするほど元気を取り戻した。

それまではベッドにあっても始終、私の動きを目で追っているのがよくわかるくらい落ち

着かない状態だった。明日の転院のために荷物をまとめている私を見つめ、それに気づくと

私は笑顔を向けるが夫の表情は硬いまま不安げであった。





そのような状態の夫を一人残して帰宅することができないと思った。ホスピスは寝巻は

持参することになっている。その準備もしなければならない、明日からは私もいっしょに

ホスピスでの生活になる。妻の着替えや洗面道具も必要だ。

日中の看護師はいつも暖かで優しくケアしてくれるSさん。そのような不安げな夫と忙しく

荷物をまとめる私の様子に「奥さん、泊まったらいかがですか、お布団用意しますよ、

だから片付けはゆっくり、やってください。」と声をかけてくれた。





更に「これからは下着の取り換えが大変になるから前開きの下着が便利な事、街ではなかなか

手に入りにくいが院内のコンビニにあるはずだから今日のうちに購入したらいいこと、

寝間着の準備ができなかったら今着ているの寝巻を着て転院後に返していいのだから・・・」

などと細かな転院のアドバイスをしてくれた。

おかげでS病院での最後の夜をゆっくり過ごすことができた。

風呂敷を斜めたたみにして紐を作り、夜は互いに手首に結んで休むことにした。

夫が何度か紐を引き、それに反応すると安心したように表情が緩るみ、私も笑顔で応えた。

rain





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Last updated  July 25, 2017 12:04:05 AM
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