カテゴリ:知育・遊び
実は夫婦そろって理系のmutter家 時々身の回りのもので実験したり何か作ったりして遊んでいます 今日は百均の商品でできるサイエンス実験です 身の回りにある電卓など液晶のディスプレイには 「偏光板」といって、決まった方向に振動している光しか通さない板が入ってます この偏光板を使うと面白い遊びができるんです (電卓を分解しますので、お子さんだけで実験しないようにしてあげてください) ♪用意するもの ・百均に売っている電卓、タイマーなど ・精密ドライバー ♪手順 ・電卓の裏についているねじを外します ・ディスプレイ表面に偏光板というプラスチックのペラペラの板が接着剤でくっついているので、ゆっくりはがします ・電卓を元通りに組み立てます 偏光板を外した電卓は何も映らなくなってしまうのですが 偏光板をのせてみると、その場所だけ数字が表れます そして90度偏光板を回転させると、白黒が反転します 電卓などの液晶ディスプレイは 2枚の向きが垂直になっている偏光板と液晶でできていて バックライトから出てくる光は偏光板によって1方向に振動する光だけになります (絵を描いていて、バックライトが蛍光灯というところが年齢を感じさせる・・・) 液晶に電圧がかかっていないとき、液晶分子は裏から表で90度ねじれるように並んでいるため 偏光した光も90度ねじれて表側の偏光板を透過する、つまり白く見えるのですが 電圧がかかると液晶分子は整列してしまうため、その部分は光を通さず、黒く見えます そのため、偏光板を90度回転させると透過していた光は透過しなくなり 透過しなかった黒い部分の光が透過して白黒が反転するのです ちなみにこの偏光板とセロファンテープで ステンドグラスをつくることもできますが、それはまたの機会に
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.05.27 22:40:46
コメント(0) | コメントを書く |
|