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テーマ:お勧めの本(7204)
カテゴリ:ご本といえば・・・
唐突ですが、皆さんの心 ハートはどこにありますか 右手のこぶし の親指だけ立てて アメリカ映画のヒーロー張りに、自分の心臓 あたりを2~3回叩くような素振りをして ここだと指し示した人もいるでしょう。 または、心臓は脳の中にあるんだよ と理屈っぽく言う人もいるでしょう。 さらには、体すべてが心なんだ と答える人もいるかもしれません。 さて、その答えはちょっと置いておいて 最近読んだ本が「ダメな自分を救う本」(石井裕之著=左)という、私のためにあるかのような一冊 なのです。 彼はセラピスト、パーソナルモチベータ―、催眠療法家という肩書きをもち、数多くの著書があります。 この本はどんな本なのか 著者自身の言葉を借りれば「潜在意識を味方につければ、キミの人生はキミが頭で考える以上に劇的に変えられる」ということで、サブタイトルにあるように「人生を劇的に変えるアファメーション・テクニック」を教えてくれてる本です。 アファメーションのテクニック等詳しいことは、この本を読んでいただくとして、こういった潜在意識とか、成功哲学とかを扱った本やサイトでよく言われることは「自分を好きになりましょう」「自分を愛してあげましょう」と、自分を好きになることの大切さを説いています。 でも、それができないから、こういう類の本を読んだり、教えを乞うたりするわけで、それが簡単にできれば苦労しないですよね。 ここでまた、質問です 「人を愛する」とはどういうことでしょうか 相手の喜びを自分の喜びとし、相手の苦しみを自分の苦しみとする。 それが人を愛するということ、つまり「一体となる」ということではないでしょうか。 もし、あなたが自分のことを愛せないとする。そんなあなたでも、やがて誰かを愛し、年月をかけその人と「一体に」なっていくことでしょう。 でも、自分を愛せないあなたが「自分と一体となった」相手を愛することができるでしょうか。 できるはずがありませんね。 つまり「愛すれば愛するほど、愛せなくなっていく」というパラドックスが生じてくるのです。 例えば、愛すべき存在である自分の子供を虐待する親がいます。 その親はなぜ我が子を虐待するのか、本人も理由がわかっていません。 実は理由は明白です。やはり、自分のことを愛せない。愛する努力をしてこなかったから、まさに自分と一体であるところの子供を愛することができないのです。 ですから、自分を愛するということは、自分のためばかりではなく、「いつか自分と一体となる誰かを愛する」ということ。さらには人類すべてのために、自分を愛することを学ばなければならないのです。 ということで、著者は言います。 「自分を好きになりましょう」ではなくて 「好きな自分になってください」と。 みなさんはな~んだ と拍子抜けしましたか。 私にとっては結構目からウロコ だったんです。 今の自分を無理やり好きになる必要はない。嫌いでいい。軽蔑していい。その嫌悪感こそが、「それじゃ好きになれる自分になってやろう!」というモチベーションになる、というのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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あ~!!
ハートのマグカップ=和ごころさんのカップかな?! 私、本大好きなので、読みたくなっちゃいます。 読んで元気をもらったり☆「魔法の口癖」←私はかなり影響受けた本です。なかなか良いですよ!! (2007年10月28日 22時27分18秒)
daaotockさん
ハートのカップは「Zakka Cocker」とかいうところで売ってるもののようです。(画像クリックするとわかります) 楽天のアフィリエイトはいつも、挿絵代わりに使ってます^^; 「魔法の口癖」は確か佐藤富雄さんの本ですよね。彼の本はどれかわすれましたが、読みましたよ。たぶん、これかも(^^ゞ この本好きなら、石井さん著作もいいかもdaaotockさん好みではないでしょうか。 (2007年10月29日 12時19分36秒) |