タイまで5,750,000歩

「あなたの願望は何ですか？」・・・・・
それはもちろん、人それぞれ違うでしょう。
「お金持ちになりたい」「仕事で成功したい」「有名になりたい」等々。
誰も幸せになりたくない人なんていないと思います。誰だって「幸せになりたい！」という点では一致するところでしょう。
ところが、どうやって幸せになればいいのか、いや、本当の幸せとは何かもわからないでいる人もいるかもしれません。
本当の幸せ、真の豊かさを実現するための方法？が書いてあるのが『３つの真実』（野口嘉則・著、ビジネス社刊）という本です。

この本には真の豊かさを実現するために知っておかなければならない「３つの真実」があるといいます。
その３つとは「人間は肉体を超えた存在である」「人生は自分の心を映し出す鏡である」「感情は感じれば解放される」ということです。

これだけ見て、なるほど うん分かった という方は、成功法則や精神世界などの本や話を聞いり、読んだりしている人でしょう。
でも、これをピン とこない人のためにも分かり易く説明するとなると、ちょっと難しいです
と、いうことで、詳しくは本 を読んでいただくとして ここでは私が印象に残った言葉を紹介することにしましょう。

まずは「五官にばかり頼りすぎると、目には見えない大切なものを見過ごしてしまう」ということ。
ヘレン・ケラーも「最も素晴らしいものや最も美しいものは、目で見ることも触れることもできない。それは心で感じるものです」と言ってます。
「肉眼で見えるものこそ真実だ」と思ってしまうのは催眠術のようなものだということです。

それから「幸せは求めるものではなく、今ここに見出すもの」
では、どうやって幸せを見出すかというと「当たり前だと思っていることの中にこそ、感謝できることは存在する」「われわれは心から感謝しながら、同時に不幸を感じることはできない。感謝することによって、幸せを見出す」からといいます。

さらに「大切なのは『幸福感』という感情を追い求めることではなく、『幸せな生き方』すること」「『幸福感』を保つことは難しいが、『幸せな生き方』を保つことはできる」「どんな状況にあっても、愛を実践することはできる。感謝できることを見出し、愛する対象を見出し、人間として成長していくことができる。それこそが『幸せな生き方』だ。そのプロセスの中にこそ、本当の幸せはある」

全ての根底にあるのは「人間も宇宙も、その本質は愛である」ということ。では、この「愛」とは何か？
その答の前に、マザー・テレサは「愛の反対は無関心である」と言いました。また、キング牧師も「後世に残るこの世界最大の悲劇は、悪しき人の暴言や暴力ではなく、善意の人の沈黙と無関心だ」と言ってます。

「愛は、言葉や態度で表現することによって、はじめて相手に伝わります。そして、その愛とは相手の幸せに貢献したいという気持ちなのです」