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テーマ:子供の病気(2173)
カテゴリ:病気のこと
今日はユックンは外来でリンパ球採取、テルくんは入院してマルクで頑張りました。
簡単な問診を受けた後、ユックンは2階の透析室、テルくんは3階の病棟へ。 エレベーターでふたりはバイバイ ばあばに一緒に来てもらってたので、まずはユックンと一緒に2階で待っててもらい、私はテルくんを病棟に連れて行き入院の荷物をセットしました。 落ち着いたらテルくんを置いて、ユックンのところへ。 主治医のO先生が先に降りてユックンの腕に針を刺しているところでした。 とても太くて長い針。たぶん5cmぐらい。 ユックンの血管はまだ細く左はひじの内側に入ったけど、右は入らず手の甲の血管に刺しなおし。 針を刺しても泣かないユックン、もう一度と言われて涙ポロポロ。 でも絶対に動かない。えらい!! なんとかセットして動かしてしばらく順調だったけど、採血と返血がうまくいかずアラームが鳴り出す。 ヘパロックを繰り返して少しずつ採る。 でもすぐに針が詰まっちゃう。 何度も左右逆にしたりしてもまた詰まる。 最後は左も手の甲に刺しなおし。またまた涙ポロポロ ヘパリンも何箱使ったか、5時間かけて予定の2/3を採取。 もうこれ以上採れない。 これで1回分も足りないとどうなるんだろう。 夕方、リンパ球の数を調べて計算したらなんと3回分あったそうです。 ユックンよく頑張った!!明日は学校をお休みしてゆっくりしようね。 さて、テルくんは。。。 入院すると言うのに、朝方37.9度の熱。 手足も痛いというのでブルフェンを飲ます。 起きたときには熱はだいたい平熱になり、予定通り入院。 すぐに血液検査。 ユックンのリンパ球を採取しているときに先生から「血小板が1万7000になっていたので輸血を先にします。」とのこと。 これはもう再発は間違いないと覚悟を決めました。 O先生はユックンについていたので、テルくんは他の先生にマルクしてもらっていました。 夕方、マルクの結果が出ました。 予想通り、骨髄の中は白血病細胞でいっぱいになっていました。 血液中にも少し出始めて、最近の痛みや熱は病気のせいだろう、と。。。 このままユックンのリンパ球を入れてもダメなので、また寛解導入の治療で白血球数が0に近くなってから入れる。 その後また白血球が上がってきて寛解に近い状態ならまた入れる。 3度目の寛解導入。 寛解になる確率は20~30%。 もしも全く抗がん剤が効かないと判断したときは、治療を続けて体を痛めつけ、病院にしばりつけるよりも、家に帰してあげる。 抗がん剤にしても、リンパ球にしても、やってみないと効果はわからない。 体も弱っているし敗血症などの合併症の確率も再々発なのでかなり高い。 移植して間もないので再移植はできない。 治療法はこれから他の先生たちとも相談して、テルにとって一番いい方法を考える。 涙は出さないようにしてました。 少しでも泣いてしまったら、涙は止められないとわかっていたから。。。 なんでも薬はよく効くテルくん。 きっと今回も寛解になれる。ユックンのリンパ球も活躍して絶対に元気になる! そう信じて、頑張っていくしかありません。 元気になって絶対にディズニーランドにお泊りで行こうね。テルくん、約束だよ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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