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2008.04.09
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カテゴリ:オステオパシー
前回は、花粉症について考察してみましたが、花粉症はアレルギーのひとつとして分類されるので、今回はアレルギーについて考えてみましょう。

前回、述べましたが身体をひとつの生体とみなして、その生体にとって異物とみなされる物質が付着した場合、それを除去しようとする機能が過剰に働くのがアレルギー反応であると述べました。

花粉症の場合、花粉を異物とみなした身体がそれを対外に除去しようとしているのが、目のかゆみであったり、鼻炎であったり、ノドのかゆみであったりするのですが、花粉以外にも、ホコリ、ハウスダスト等に対するアレルギーが出るのがシックハウス症候群です。

皮膚に付着した異物を除去しようとして異物が取り除かれているにもかかわらず、かゆみが収まらずに皮膚炎が起こるまで、あるいは起こっても、かゆみが続くのがアトピー性皮膚炎です。

気管支に入り込んだ異物を除去しようとして、セキが止まらなくなるのがぜん息です。

小児期は脊柱に歪みなどの何らかの問題があっても痛みとしては現れにくい反面、この様なアレルギー症状が出ているケースが結構あります。

この場合、ステロイド剤を塗布したり、服用したりすると劇的な効果があるのですが、常用すると体内ステロイドが分泌されなくなり、ステロイドに対する依存状態が出来てしまうと言われます。
これが、副腎はナマケモノの臓器とよばれている所以で、体外からステロイドを投与することで本来機能すべき副腎が働かなくなってしまう状態です。

他にも様々なアレルギー症状がありますが、副腎の機能低下によってアレルギーの抑制作用がある体内ステロイドの分泌が著しく低下してしまっていることが原因になっていると考え、当院では、副腎の支配神経が出ているとされる下部胸椎の9番から12番あたりの可動性が減少している場合、これを改善させることで副腎の機能回復を図ります。
ただ、この下部胸椎は肋椎全体の加重を受け止めているため、従来の手技では矯正が比較的困難なパーツでもあります。

この場合、オステオパシーの頭蓋仙骨療法が大変有効です。
頭蓋仙骨療法を施すことで脊柱全体の硬膜管の緊張が緩和し、ひいては下部胸椎の可動性が改善されることが多々あります。

この様にして、アレルギー反応を起こしている症状全般に対しての施術を試み、経過を判断していきます。

時節柄、花粉症の患者さんが多くみえられており、すでに「外出する時にマスクが必要なくなった」「薬を使わなくてもすむようになった」等の声が上がっております。

過去にアトピー性皮膚炎の患者さんも多く診させていただきましたが、やはり、下部胸椎がガチガチになっていたり、頭蓋骨の動きが非常に小さい、といったケースが非常に多く、この場合の機能改善には施術者にも患者さんにもそれなりの根気が必要となります。

より確実な機能改善を図るためには自宅でのチョッとした運動に取り組んでもらうことが必要なのですが、当院なりの方法を紹介します。

胸椎の下側、つまり、背骨の中間辺りの動きをよくすることが必要であると言いましたが、この胸椎からは肋骨がカゴ状に付いています。
胸椎の動きが固い場合、この肋骨も固くなってしまっていることが結構多く、肋骨の動きを引き上げることで胸椎の動きがよくなっていくことが多くあります

さて、肋骨は12本の骨がカゴ状になっていてその中にある心臓や肺を保護しながら、なおかつ呼吸する際は、大きく動いてくれなくてはなりません。

往々にして背中が丸くなってしまったり、肋骨がねじれるようになって、その動きが小さくなってしまっているので、それを大きくするためには、胸を大きく開けばよいのです!
簡単な道具を使って肋骨のストレッチをやってみましょう!!

バレーボールやサッカーボールを2個用意して下さい。それを並べて、動かないようにガムテープなどで固定しましょう。これで出来上がりです。

そのボールの上に腰をあてて仰向けになってみて下さい。そして両腕を頭の上に挙げて大きく気持ちよく背伸びをします。
大変気持ちよいものですが、人によっては反対にチョッとした痛みを感じるかも知れません。
次に、背中の真ん中辺りをあてて、背伸びします。
最後に背中の上、肩甲骨辺りをボールに当てて背伸びしてみましょう。
大体ひとつの場所に10~15秒くらいでよいでしょう。
肋骨に問題のある人は、チョッとつらいかもしれませんが、毎日やっていると気持ちよく背伸び出来るようになります。

名付けて、ボール・ストレッチ!!

このボール・ストレッチが気持ちよく感じられるようになる段階では、肋骨の動きがある程度改善してきていると考えられます。

水泳を始めて、アトピーや喘息の症状が軽くなったという声を聞くことがありますが、これは手で水を大きくかく運動をくりかえすことで、肩周りの筋肉や肋骨がほぐれて、ひいては胸椎の自然な矯正がなされ、副腎の機能が回復にむかったからだと考えられます。

このボールストレッチ、実は女性の方にとっては猫背を矯正しスタイルをよくする効果もあります。

アレルギーでお困りの方、是非とも実践されてみて下さい!!

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写真は、ボクシングの練習等で使われるメディシンボール。重さが2キロくらいあるので、置くだけでも動きません。その上で、気持ちよ~くストレッチ!


ハンズオンセラピー・ジョウ
http://www.handson-joe.jp/






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Last updated  2010.01.27 17:54:03
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