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カテゴリ:オステオパシー
昨年暮れに、久しぶりに東洋オステオパシー学院理事長であられる早瀬久義先生とお会いしてきました。
早瀬先生は常々「治療家は治してなんぼや」と言われていますが、この言葉は全く変わっていませんでした。 手技療法の世界には常に新しい理論や技術が登場して、それを公開して教授しようとする人が多いのだけれど、実際の臨床がともなっているのかどうかは不明であると。 然るに治療家は臨床家であるのだから、現場が全てであるとも言われます。 当たり前のことのようですが、この考え方は治療家、施術家としての私にも強い影響を与えています。 痛みや不調と云った人間の身体のトラブルに対して、これのみが正しいといった対処法はあり得ません。 アメリカで、頭蓋仙骨療法の第1人者と言われるジョン・アプレジャー博士も「過程は問わない、結果がよければそれが正しい」と言っています。 早瀬先生は感染症や手術を要する外傷、命に関わる疾患は現代医学、筋骨格系の問題は我々、手技療法の分野であるとも言われています。 まさに「治してなんぼ」です。そして、これこそが治療家の役目であり、患者さんに対してはそのためだけに存在します。 昨年暮れに先生にお会いした際、改めてその考えに触れ、私に出来る事に最善を尽くしていこうと意を強くした次第です。 今年も頑張って施術に取り組んで参ります。 宜しくお願い申し上げます。 ハンズオンセラピー・ジョウ http://www.handson-joe.jp/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.11 15:21:41
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