2022/02/27(日)23:21
滑り止め
今日の訓練はTさんKさんが来てくれました。ありがとうございます。
歩行器壁立は、お尻を当てるクッションの滑り止めを直してやってみた。
やっとですか〜、って感じもあるけど。
あえて滑り止めの効いていない状態でやり続ける理由。
その先に狙う目標がある。
だけどあえてその道から外れることで、気づかなかった何かに出会える時もある。
可逆性があるなら、試すことで経験値を増やすのも良いだろう。
色々な方法を使って訓練しているが、全て自分で考えてやっているので、何かに固執してチャンスを逃してはならない。
それは忘れてはいけない事の1つだと思う。
これまでは大きな滑り止めをクッションに巻きつけて、それを壁に固定していた。
それを交換するのがベストなのか、今はよくわからない。
なので使っていない切れっ端を引っ掛けてみた。
それでやってみると、それは大違い。
そらそうやろー!
と突っ込まれてもおかしくない(笑)
滑り止めを効くようにして、その結果確認したかったのは2つ。
1つは、腰のずれ具合。
やはり効果は大きい。
不意にずれる事はなく、回転や側屈で少し動いた程度だった。
見た目的にはそんな感じ。
感覚的には、滑り止めがお尻を捉えて止めようとしている感覚がある。
効いていない時とは違い、堪えようとする力をお尻で感じた。
もう1つは、ずれた腰の修正。
これが1番気になる。
自分ではできないから、介助者に助けてもらう。
これまでの方法は力とコツとバランスが重要で、調整される感覚は人によってバラつきが大きかった。
しかし今は、横から押して楽に簡単に調整できる。
もちろんこれは、そこまで体を回復させたから可能になった技。
その方法でやってみると、滑り止めの効果は感じられるそうだ。
でも、だからとイメージする程の抵抗ではなく、案外やりやすかったそうだ。
動かしてもらう感覚的には、なんとなく押していく側のお尻が捩れるような気がする。
動くには動く。
だけど抵抗がある分捩れて、調整後その捩れ分戻るような感じ。
なので、腰を押すのと同時に、反対側から引っ張ってもらった。
引っ張るといっても、その捩れを解放する程度。
動きを案内する程度かな。
そうやって調整すると、お尻の捩れ感が気にならなくなり、落ち着きやすく感じた
これがいいかも。
予想通りというか、当然というか、滑り止めの効果は絶大。
そして何よりも、ずれることを気にし過ぎなくて良いから、動きに集中できる事。
滑り止めは使っていくと、だんだん削れてボロボロになる。
でも今日の方法なら、悪くなれば簡単に交換が可能。
まずはしっかりと訓練して、体幹の強化回復と、左右差を無くす必要がある。
滑り止めが効いていない状態で目標に向かうよりも、今はこの方法で基礎を固めるのが先決か。
最近の数ヶ月で、体幹の変化をちょこちょこ感じている。
今はこの方法で攻める時…なのかもしれないな。
体温は36.3度
排便は2つ半
血圧は94/60