反抗的な娘をもつ母のつぶやき

「動画編集ソフト貸してぇ。」

冬休みも終わりに近づいたある日、

息子と同じ中学の少年達３人が、我が家にやって来た。

冬休みの自由研究で映画を作ったようだ。

息子の通う中学では、

クラスに関係なく

仲良しグループで自由研究をしても良いことになっている。

この３人は、息子とは違うグループの子達だった。


届いたばかりのみかんの箱から、

みかんを取って食べながら

玄関でパソコンを取り囲むようにして座り、編集していた。



「ただいま。」

ちょうどそこへ、娘クミが帰ってきた。

クミを見て、怯える少年達。


少年Ａ　「ク、クミさんだ。」　小さな声で
心の声：四方山の姉ちゃん、怖いんだもん。目つきがやくざみたい。

少年Ｂ　「こ、こ、こんにちは。」
心の声：一応、挨拶しとかなくちゃ。

少年Ｃ　　「こんに#$%&'。」
心の声：怖いよぉ・・・ボクもう泣きそう。

ジロリと少年達を見て、「おお。」と軽く会釈するクミ。

あんた極道の人ですかあ？by母美和


クミ　　　「また知らないオヤジから

『一緒に食事しませんか？』って声かけられた。

キモいんだよ。どうなってんだよ。今の大人は。」

ぶつぶつ言いながら怒っている。
←クミにちょっと似てる

あんたの言葉遣いこそ、どうなってんの？？by母美和


しばらくして少年達は帰って行った。


母　美和　「さっき、皆でみかん食べてたでしょ？

皮は？どこにあるの？ゴミ箱に捨てたの？」

息子マサキ「ボク食べてないけど、みんな皮は持って帰ったみたい。」

美和　　　　「そう。」

買い物に行こうとして玄関を出る美和。

美和　　　「やだあ、上から投げ捨ててある。（我が家はマンションの４階）

１階の植え込みの上に、みかんの皮が散らかってる。」

それを聞いたクミ。

すはやく玄関に出て来て、

仁王立ちになり下を見下ろす。

←こんな顔してた

おおお、黒いオーラが・・・・by美和


クミ　　　「すぐ３人を呼び出して、後始末させな。」

あ、後始末？？「落とし前つけてやる。」じゃなくて良かったあ。

でも「後片付け」の方がいいのでは？by美和心の声

マサキ　「えー？今、電話するの？」
ちょっと不満げに言う。

クミ　　　「当たり前だよ。すぐ電話しな。」

ーーー長くなったので明日につづくーーー

今日のお弁当

もやし、赤ピーマン、キャベツ、豚肉の野菜炒め、
トマト、アーモンド、チーズのオリーブオイル和え、かじきまぐろの醤油マスタード焼き
柿


昨日息子と２人で作ったプチフランスパン
いべりこが出張中のため、和気藹々とパンを作る二人。



神さまぁどうしてマサキが女でクミは男に生まれてこなかったのでしょう？

しく、しく。

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