反抗的な娘をもつ母のつぶやき

ーー四方山家近くの甘味処、恵比寿屋ーー

友達のししゃもさんと

口をあんぐり開けて、あんみつを食べる私、美和


※　初登場「ししゃもさん」の特徴

年齢不詳だが、たぶん４１才？

高校３年の女の子がいるようには見えず若い。

エクステをつけて、長いさらさらヘアで背が高く細い。


インド人のような顔立ちで、未だに外国人男性からナンパされる。

ナツキマリに似てるかも。

残念なことに、去年、実のお父さんが脳梗塞で半身不随になり、

我が家から程近い病院に入院している。

趣味　ジョギング

去年、東京マラソンにエントリーしたが、

お父さんが倒れたため参加できなかった。



ししゃもさん　「今、病院に行って来たんだけど、

お父さん、どうにか左手が動くようになって、

ボードを指差してやっと会話ができるようになったの。

家に引き取って介護したいんだけど・・・・。」

ししゃもさんは、お父さんが倒れてから、本気で介護しようとして、

介護ヘルパー２級の資格も取った。

　　
ししゃもさん　「先週お見舞いに行ったら

オムツを替えてもらっているところだったの。

廊下で待ってたら

臭いがこもっているからって

車椅子で必死に廊下に出て来たのよ。

病人なのに私達に気を使って。


それを見た、てっちゃん（旦那サマ）がお父さんが可哀想だって、

帰りの車の中で泣いちゃって、『家に引き取って面倒みようよ。』って。

でも兄貴とか母が反対してるし、私は嫁に出た身だから言える立場じゃないし。

お父さんは、本当は家に帰りたいと思うんだ。」

私　美和　　　「てっちゃんは本当に優しい人だよね。

お母さんやお兄さんとゴタゴタあっても

てっちゃんが良い人だから

救われるよね。」

ししゃもさん　「うん。支えてもらってる。親友なんだ。」

私　美和　　　「親友夫婦かぁ。いいなぁ。

ウチは軍曹と二等兵かなぁ。

いや、夫が結婚式でスピーチをするときは、いつも私が原稿を書くから

上司とニワトリ秘書かなぁ。

あははは。」

ししゃもさん　「ええっ？鶏って？？」

私　美和　「この間、『私を猿とかキジとか、家来だと思ってるでしょう？』

って言ったら

鶏だって。

３歩歩くと忘れるニワトリ頭だからだって。

わはははは。」

ししゃもさん「・・・・・・・。

あははははは。」


ーーーつづくーーー続きであることも忘れるかもね

今日のお弁当



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