カテゴリ:ちょっと工夫でこの美味さ
頭を取った小いわしが半額で出ていたので、2パック買って帰りました。しっ
かり火を通せば、たいていの値引き商品は大丈夫です。あじでもいわしでも、 小さなものはしっかりと揚げると、胴骨も気にならずに丸ごと食べられます。 フライでも素揚げでもいいのですが、冷蔵庫にえのきだけがあったことを思い 出したので、てんぷらにしようと思いました。じゃがいもやたまねぎがあれば それも揚げるのですが、半端がなく、野菜ではなすを揚げるだけにしました。 てんぷらの衣は適度な濃さにします。ボウルに小麦粉を取り、冷水を少しずつ 注いで溶きます。最初はもったりしていた水溶き小麦粉が、ある瞬間にさらっ と箸が通るようになります。それがちょうどいい衣の加減です。水っぽい食材 を揚げるときは、これだと後のほうが薄くなりすぎますので、鰯に付けるとき には少し粉を足します。油は中温にします。油に衣を1滴落とし、底に付くや いなや浮き上がってくるぐらいが目安です。この火加減を守るのが重要です。 石突きを落として適当に捌いたえのきだけは、全体に薄く衣を付けて、油の中 で広がるように揚げます。輪切りのなすは、なす自身の水分でなすが煮上がる ような感じになるまで揚げます。そして鰯は、揚げ鍋いっぱいに投入すると、 油の温度が下がりすぎることもあるので、数を加減しながら油に入れていきま す。鰯どうしがくっつかないように、しばらく揚げてから箸で離したら、何度 も裏を返し、カリッとなるまで揚げます。塩またはてんつゆでいただきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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