はんなりちゃんのひとりごと

ひとひら　ひとひら・・・

桜が舞い落ちる

それに　あわせるように

もっと　重たいものが降ってきた

予測されていた　雨だ

ぽつぽつと

小さな桜の花弁といっしょに　落ちるる　

はかなき　運命

めでる花もあれば　雨がイヤだなぁと思う日もある

でも　それが人生のような気がする

良い日もあれば　その逆もある

その逆の方が多く感じるのは

幸せだと思う時間が短いからだ

それらは　すべて自分の心が決める

その桜　しっかりと　今年の桜を脳裏に焼きつけ

そろそろ　桜と　さよならしなければ

ならない・・・

ふと　寂しさを覚え

小雨降るなか

空を仰ぎ見る

まだ　しっかりと木にしがみついている桜

今日　入学式の子供らに

花の雄姿を見せるる如く咲き誇る、桜よ

その門をくぐりながら

新しい門出となる子供らよ

今日という日を忘れずにと願う

頑張っている　桜の木と同じくして

学業も運動も遊びも頑張ってほしい

Ｙちゃん、ご入学おめでとう

小母さんは　桜の一片に相成り代わり

あなたの門出を見守っています

いつも、ハイヒールをはいた　おねえさんのえを

かいてくれて　ありがとうね

こんどは　おばちゃんが　さくらのかきかたを

おしえてあげるね

おめでとう、小学一年生！