2005/05/23(月)23:23
ワイルさんの本
ホリスティックチーム医療としての役割や内容
そして代替医療とはどんなものなのか、そんなことから
始まった授業の教材にも使用します
■「癒す心、治る力」 アンドルー・ワイル 上野圭一訳
この本はワイルさんの本の中でも比較的読みやすい本です。
サブタイトル=自発的治癒とはなにか・・・
自然治癒力っていう言葉をよく耳にしませんか?
「それってつまり自然に病気が治ることでしょ」とかくらいにしか
最初は思ってなかったこと、恥ずかしく思う。笑
今、身近に腱鞘炎で悩んでいる方がおられるのですが、もう2年位でしょうか。
腱鞘炎は痛みがあるゆえ、日々の生活にかなり影響を及ぼします。
つまり、大きなストレスをつくり、そのストレスがさらにストレスを
大きくしてしまいます。
それによって、治すという気持ちが治らないのでは、という気持ちになり
それがさらに痛みを持続してしまうという悪循環をうんでしまうのです。
人間はとかく病気にはなりたくない、なるはずがないという気持ちで
いるために、病気になるとその原因となるものを見つけ出し
闘うためにあらゆる手段を使うわけです。
自然治癒力から遠ざかってしまう理由でもあります。
ワイルさんの本を読んでいると、自然治癒という意味が
こんなに分かりやすく理解できるのが不思議です。人間は皆、自分で身体を
治す機能も持っているし、病気を最小限に食い止める手段も持っています。
それを呼び起こすのは
「治す心」「ならない心」なのではないかと思います。
「治りたい」「治ればいいな」「治るかもしれない」ではありません。
「絶対治すんだ」です。
そしてもうひとつ、大事なこと。
「癒す心」は「治る力」をつくりだします。
もし、自分の身体や心に何か思い感じることがあったときには
是非一度読んで頂きたいと思います。
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