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カテゴリ:2006-仕事・商売・生き方
仙台へ出張がてら、小さなお寺に御参りしてきました。
仙台城の鬼門を守る5つの寺院といわれる北山五山。伊達氏四代の政依公が福島県伊達郡 桑折に建てた五つの寺が基になっており、その中の一つ『資福寺』に 行ってきました。 ここは紫陽花がとてもキレイに咲いており、高度なカメラをもった紫陽花ファンの 方々がたくさん訪れており、花の魅力は寺をにも人を惹きつけるのだなぁと思いました。 紫陽花々を見ながらゆるやかな坂をあがっていく 今日はお天気もよく花の色がキレイだとお寺の方も・・ 広葉杉(こうようさん)の枯れ木を横にお抹茶でひといき・・。 最近、妙にお寺が恋しくなるときがあります。 お寺にいくと、身が引き締まるというか・・・。 今日行ったお寺に、『資福禅寺』会報(お自由にお持ち下さい)がおいてあり、 目を通してみました。 そこには資福寺の住職さんのお話が掲載されていました。 和尚さんをやって、何十年たちますがその中で死を通していろいろな人と出会うそうです。 送る人と送られた人と立場やそれなりの苦哀。 何だか興味をそそられて食い入るように読んでいくと、次は副住職さんのお話へ 『言葉について』でした。 人に何かを伝えるとき言葉は便利ですが、絶対ではなく十分でないということ。 言葉は気持ちを伝えるひとつの手段であり、方法であり、記号だそうです。 だから別の方法、ジェスチャーや絵画や音楽、料理でもよいのだと書いてありました。 大事なことは、こちらが何をプレゼンスし、相手が何を感じ取るのか、と。 また逆に沈黙が言葉に勝る場合もあるし、言葉が勝る場合も。。。 つまり、言葉はとてもあいまいで、言葉による理解は観念の世界だそうです。 伝えたいことを、全身でわかる、体得することの難しさをまず”知る”ことは とても大切なことだと思いました。 自分の思いを伝えることはそもそも難しいということを 理解しておくべきなんですねぇ。。。 難しいからこそ、伝えていく努力をしなければいけないとも思います。 今の仕事の姿勢にも通じる部分があるので勉強になりました。 この会報、とってもためになるのでバックナンバー全部持って帰ってきちゃいました! 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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