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テーマ:心のかたち、人のかたち(951)
カテゴリ:心
先日「遺伝子組み換えから考える食と環境の未来」
というシンポジウムに参加しました。 グリーンピースジャパン という団体が取り組んでいる活動のひとつで 遺伝子組み換え食品の実態調査や様々な情報伝播活動を行っています。 遺伝子組み換えの食品について思うことは 現在の世界の人口を賄う食という面からみるとバイオの力は かけがえのない画期的な策のひとつです。 だからバイオの力は人々を飢餓から救い 世界的レベルで発展したすばらしい技術なんだと・・。 だけどもう片側からみると、食だけでなく環境の汚染の問題 そこで働く人たちの問題。 様々なビジネスの中で人間の愚かさを見ているようで 本当にこれはわたし達の口に入れるものなのか? と首を傾げることもあります。 今週末も同じようなイベントあるそうなので 興味のある方は是非是非行ってみてください。参加無料です。 ここで行われるドキュメンタリー映画は、見た人たちの記憶に 必ず残ります。私でさえかなりインパクトありました。 生物を遺伝子レベルでかえてしまう恐さ。 そしてそれをビジネスの中で特許として私物化する人間たち。 作ったひとたちは、それを食べた子ども達が大きくなったとき もういないかもしれないんですよ。 無責任だと思いませんか? 自然は絶対に人間には支配されません。 それでタイトルのことですが この事だけでなく、ちょっとした事件があって気がついたのですが 最近、こういう物事を一方通行で見てしまいがちだなって。 もちろん自分だけでなくて。 ハーブもそうなんだけど このハーブはこんな成分が含まれていてこんな効能があって こんな時にこういう飲み方で、例えばこんなハーブとブレンドすると 大変効果的で美味しいです。 と説明すると、その情報がハーブのすべてのようにとらわれてしまう 傾向があります。 もちろん基本をきっちり抑えることがとても重要なことではあるのですが それから先は、自分たちで応用を作っていくことが何より大事。 つまり円の半分の情報を伝えるけど、後の半分は自分の意見も入れてね、 ということなのです。 円の中には、基本的な情報もあれば、歴史の中のハーブ、それから 学術論文からなるハーブ、そして自分の官能からなるハーブ。 いろいろな見方があるわけです。 ハーブのいいところと、ハーブの恐いところも なんてことのないハーブも、画期的な成分を持つハーブも 知っていなければいけないのです。 そして、その中でそのハーブを自分でどのように活用するかは 人によって全く異なるんだな、と様々な講座を通してわかってきました。 マスメディアに「A」というハーブが登場してしまうと 「A」というハーブは次の日には完売してしまうほど その力はすごいです。 そんな時、そのハーブについて数冊の本を開いてみるのは どうでしょうか。 歴史をたどってみるのはどうでしょうか。 どんな人が必要としているか情報を探してみるのはどうでしょうか。 必要なのは、ほんの一握りでいいのかもしれないと 気づくことがあるかもしれません。 自分の生活がものばかりであふれてしまうと そのモノの価値がうすれてしまっているような気がするんです。 もしかしたら100%の価値あるものを 50%の価値しかわかってなくて 30%の価値しか活用していないのかなとも思ったりします。 ハーブに関らず、すべてのものが 今、本当に自分に必要なものなのか考えていくと もしかして、必要ないもののほうが多いのかもしれないと 思ったりもして そういう意味では、ひとつひとつ物事をまあるくみていくことが とっても大事だということに 最近強く気づかされているのです。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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