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カンヌ映画祭で話題になっていた『誰も知らない』。
DVDが発売になったので早速ツタヤに借りに行く。 ・・・不思議な感覚が残る。 普段映画を見ても、よっぽど感動したものでない限り翌日も思い出すことなんてないのだが、 この映画に関しては、次の日までずうーっと心の中に何か引っかかるものが残っているような、、 そんな感じ。 たぶんそれは、柳楽優弥くんの鋭い眼と、 これが実在の事件をモチーフにした映画ということが影響しているのだろう。 帰ってから、気になってしまって仕方なかったのでその事件について調べてみた。 ⇒◆巣鴨子供置き去り事件 実際に起きたその事件は、映画の中で描かれていたよりももっと悲惨で残酷なものだったようだ。 でもただでさえ映画の中で悲しそうな眼をしていた子供たち、実際の状況を思うと言葉を亡くす。 真夏の気だるい暑さと湿気が伝わってくるような映像と、それを一掃するかのような澄んだ声の歌。 それらが相まって、私の中に切なさを残していった。 感動とも、恐怖とも違うけど、久々に心に残る映画だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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