ハオロンの日記 ★☆

2005/10/25(火)07:17

カクテルパーティ誕生秘話! ~愛の表現~

   はおろんが開催しているイベントに一つに ”はおろんzBARカクテルナイトパーティ”があります。 多くの素敵な人に支持され、今週末10月30日(日)7時~には 第6回を迎えます。 (もちろん土壇場参加、初参加大歓迎です!) 渋谷の駅前のビルという最高の立地で、カクテル飲み放題の社交パーティ というかなり道楽色の濃いパーティですが(笑)、これを続けている とても大事な理由が僕の中にあるんです。  興味のある方だけ聞いてくださいね。  ちょうど去年の今頃でした。 うまくいかないことが重なりあって、 自暴自棄気味。 自分の居場所と人生に対するスタンスがバラバラで、 自分が誰か分からなくなっていた。   カクテルナイトパーティ、開催するって決めて発表したのは いいけど、人を呼んでおきながら、どうしても人に会いたくない。 自分がこんな最悪の状態を、みんなに見せたくないって思いと 最悪な状態をみんなに見透かされてしまうという恐怖と、、、 とにかく人に会うこともいやでいやでしょうがなくなって しまった。  もうひどい鬱になってしまい、足がテコでも当時の会場だった 四谷にまで動かない。。  どうしよう? 俺なにやっているんだろう??  参加予約の20数名には悪いけど、もうどうやって謝ろうかって まで考えていた。  うじうじしてたんです。。 そうしたらね、当時スタジオBEという場所の初代管理人だった 仕事仲間かすみちゃんに、こんなこといわれたの。  ”なにいってんのよ? 大丈夫! みんなを楽しませることが はおろんの仕事なんでしょ!!”  自分が誰だか分からなくなっていたときに、打撃に近い衝撃で その言葉が胸に刺さり、もう、うわぁーーーーーーっ!!って泣いちゃったんだ。    ”人を楽しませるのがはおろんの仕事!” 泣いて鼻水すすりながら それもう一回言って!ってかすみちゃんに頼んじゃった。  そしたら、包み込むように優しくもう一回言ってくれて もう堰が切れたようにワンワン泣いちゃって、50回ぐらい ありがとう、ありがとうっていいながら泣いていた。。  本当気持ちがよかった。  それでね、なにか吹っ切れてポンって背中を叩かれて、 勇気を振り絞って会場にいったんだ。  テンション最悪だけど、もういいや、やろうって思って。 そしたら、会場にはもう溢れんばかりの人でさ、普段俺のイベントなんて きたことがない親友までひょっこりきてんの。 ん?  予約している人の倍以上の人が来てくれたんだ。 それでね、その親友に聞いたの。 なんで急に来てくれたの? って。  そうしたらね、”ん? なんかさ、はおろんがちょっとやばそうな気が してさ。 顔だけみて勇気づけてあげようなんておもっちゃったわけさ。 、、、で大丈夫なわけ? はおろん?”  ほかの人たちもだいたい皆来てくれた理由がそんな感じだったんだ。。  俺さ、自分のやる企画に自信満々でさ、みんなはそういう企画を 楽しみに来てくれているんだって思ってたの。 今でもそういう気概は もちろんあるけどね。  でも、そのときにすっごく深く感じたんだ。  俺は”素敵な仲間みんなに生かされているんだ”って。  みんな最悪な状態なはおろんをどうにかしてあげようっていう 気持ちで集まってくれてたの。結局自分がやろうって思って立てた旗に 気がついてみたら自分が一番救ってもらっちゃったの。  深い感動に包まれて、その感動が自分のアイデンティティと 繋がって至福の時間だった。  そういったわけでね、もう自分はずうっとこれからみんなに 恩返しをしようって決めた。  不器用な自分が、みんなに喜んでもらえるなんてこれくらいしか ないんだもん。 そして、自分がみんなによって生かされているんだって 心のそこから感じたあの感動、いつまでたっても忘れたくないんだもん。  結局一番大事なのは人なんだ。 だから僕は、自分の周りにいるとびっきり素敵な人たちをね、 他の人たちにも紹介し続けて縁を繋いで生きて行きたいんだ。  ”きっとそこで出来た縁が、今度はみんなを救ってくれるはず” そういうロマンティックな情熱を燃やして、この道楽を楽しんでいるんです(笑)。  だからね、だれがなんといおうとこの会は続けるんだ。  ともすると、俺すぐ天狗になっちゃって自分が皆に生かされているっていう気持ち わすれちゃうから(笑)。   だから、僕の素敵な仲間を、みんなに紹介します。 本当に素敵な人たちだから。 僕の周りに集まってくれて本当にありがとう。  だから、僕は続けるんです。 それは不器用な僕に与えられた 数少ない愛の表現の手段だから。  そんな思いで僕はカクテルパーティを 開催しています。    内緒ですよ(笑)。  恥ずかしいので誰にも言わないで下さいね(笑)。

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