2005/12/06(火)18:04
娘
お邪魔したニコニコゆうこさんの日記の中の
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「手放しで応援してもらえることってこんなに嬉しくて力が出ることなんだ!」ってことをものすごく実感・体感した。
そして、「これって、子育てでも同じだな。」と思った。
親が子どもを手放しで応援してあげられたら
子どもはいろんなことに挑戦する勇気をもてるんじゃないかなぁ~
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という文章を読んで、そうだなぁ~~と思ったあとに
先日、夕食の席でぱっと輝いた娘の顔を思い出しました。
昔から絵を描くのが大好きだった娘。
ハムスターを飼いだしてから、描く絵は『大好きベルさん』という題名の
コマ割りをした、1ページマンガが中心になりました。
ベルというのはハムスターの名前。
自分の生活を中心としたマンガの中につっこみ役のベルが登場します。
そのやりとりが娘のふだんの生活がずばり現れていて、
オチもありなかなか笑えるのです。
夫はいつもこのマンガを楽しみにしていて、こっそり見てはうけています。
・・・夏にベルが死んでしまってからは登場するのは
ミルクとモモ(今、飼っているハムスター)になりましたが。
題名は変わって『ずーっと大好きだよ、ベルさん』。(この題名を見たときにはちょっとほろりとしました。)
そうそう、絵を描くのはいいんですよ。
でも最近『ちゃお』を毎月買うようになり、マンガを読む時間&
登場する人物を真似ているのか、いろんなポーズ・表情の女の子の絵を描いている時間がとてもとても多くなりました。
リビングの暖かなホットカーペットの中に足を入れて
(カーペットがぐちゃぐちゃになる)、消しゴムのかすをあちこちに
落としながら紙を何枚も使って・・・。そして、片づけない。
毎度毎度のことに、ある日「やることちゃんとやってからにしなさい!!」と強い口調で言ったあと、後始末をしないこともくどくど怒りました。
でもなんだか後味が悪い。
娘の生活って、考えてみれば忙しいんですよね。
学校でもクラブ活動やら委員会活動も大変そうだし、帰りも遅い。
週一だけどプールに行って、宿題もチャレンジも、やらなくてはいけないことはいっぱい。お友達とも遊びたい・・・。
テレビもみたい。
まわりが塾通いをさせている中、うちはチャレンジだけなので、
その分家ではきちんと勉強をして欲しい・・・という思いが
ぐっと湧いてしまいましたが、
娘にとってマンガを描く時間というのはきっと楽しい大切な時間なんですよね。
描いているだけあって、あるとき眺めていたらさらさらっと速い。
しかも表現方法がマンガのツボを心得ている?
これは私が描こうと思ってもとても真似できません。
頑張っているのか、成績だってここのところで伸びてきているのは確かです。
夕食のときに「さっきはごめんね。○○ちゃんは勉強だって頑張ってるし、マンガだってうまくなっている。ママすごいと思うよ。」と
素直に言ったら、
娘の顔がぱっと輝いたんです。すごく嬉しそうに。
たぶんマンガばかり描いていることに後ろめたさを感じていた?のが
認められて、ぱっと花が咲いたみたいに。
ゆうこさんの日記を読んで、その顔を思い出しました。
やっぱり認めてもらって、応援されるって嬉しいことなのでしょうね。
朝は「あと5分・・・」となかなか起きてくれないし、
苦手なものはヒーヒー言いながら食べてくれない。体にいいのになぁ。
だらだらするのが好き。部屋のそうじはあまりしない。
でも好きなことはいっぱいある。
マンガを描くこともそうだし、
音楽を奏でることも
動物と一緒にいることも(動物の話をするときは、幸せ度100%という感じですね。だからよく調べてもいるし詳しい)
大好きなのでお笑いの台詞もよく覚えている。
マイペースの極みみたいな娘ですが、
書いているうちに娘らしさがいっぱいひろがって、ぎゅうっとしたくなるような気持ちになりました。
そうだ。いつも家族がそれぞれ一番輝いている自分でいてほしい。
ずっとそう思ってた。
その気持ちがちょっと薄まってしまうときもあるけれど、
私はやっぱりそういう気持ちでみんなを応援したい!と改めて思いました。