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カテゴリ:龍馬伝カンレン
龍馬 は巻き込まれていく・・・
これは シンドイ・・・ 上士下士の対立 内圧の膨張・・・ 土佐勤皇党 藩内政治 党派闘争・・・ 封建時代のヒトの価値感 ほんとのところはわからない 抱えなきゃならない 家 それはなお今もあり 宿命の頚木:クビキ 柵封としがらみの中 それにあがきつつ あらがいつつ かつ 受け入れつつ きのう本焼き 東京で売れてしもたんで また絵付けして りょうま碗蔵 を5個 入れた ![]() ![]() ↑ りょうま碗 まっこてこじゃんと 和めるきに おまさんらも 使こーてつかーさい 肩に力を 入れすぎたら いかんぜよ♪ りょうま碗 の文様は ムカシの日本 かつてあった かもしれない なつかしい日本 を思って絵付けする それはたとえば 藤沢 周平 が描くところの 時代小説の世界を思って絵付けするんですわ 藤沢の故郷 秋田庄内藩をモデルにしたと思われる 架空の藩 海坂藩:うなさかはん の 城下のことを思って 絵付けするのですわ ぼくが イメージしてる なつかしい日本 は こんなカンジ♪ ![]() 東北の小藩 山に囲まれるが 一方はひらけ 遠く 海 古くからの藩である ちいさな城へとのぼる道には 100年をこえる榎の木が影を落としている まずしい藩である 登城するサムライたちは 質素な木綿の着物を身に着けている それらは多く 古びてはいるが 清潔である ![]() 蝉時雨のなか 汗をふきふき登城したサムライたちは 精勤する 領民のために 水利・灌漑・用水の土木工事の 計を練り 江戸で高値のつく紅花の施肥について 書籍の紐を解く この地の自然 この地の海運 この地の資源物産を精査して あたらしい殖産興業のために 知恵を絞るのである そして一方で 弓と馬と剣の鍛錬にも汗をながす ![]() 西の峰峰が 赤くなるころ 城を下りる 城下には清らかな川があり そこに水鳥 木々しげりそこにも鳥 とおく寺の鐘がひびく夕べ おおきな月が山にかかって その光が道を照らす 母と妻と子の待つ家 サムライとはいえ まずしい藩である 母は機:はたを織っている 木綿を織り 絹を織る 妻も機を織りつつ 家事に 努めるのである 子らもその仕事を 手伝い はたらくのである ![]() まずしい家の まずしい食事 だが あたたかい食事である 子らを あたたかく育み 育てる母と父である 子らを きびしく教え みちびく母と父である 子らの目は澄んでいる ![]() 自然が 子らを育てる ヒトが 子らを育てる 男の子は育ち 木綿の着物を着て いつか登城する 蝉時雨をあびながら あの榎の影のなかを 背をのばし汗を流し 役目に精勤精励して 剣も磨く そしていつか この子も父となるのである ![]() 女の子は育ち 母に教わって 家事全般と機織り 武家の礼式を納めて 美しい娘となり 他家へ嫁いで この家を出て行く そしていつか この子も母となるのである ![]() ![]() 冬はきびしい 雪に閉ざされ 耐える暮らし その暮らしを 耐えて迎える 春 である 春を迎える喜びを 深く知る この地の人々である ![]() なんでもないことの なんでもない幸せ それを父と母と子ら みなで分かち合って ただ 生きる 海坂の空に 陽が上り 月が上り 人は生まれ 人は育ち 人は老い 人は生きて 来たし 人は生きて 行くのである ![]() かつてあった かもしれない そんな なつかしい日本 こんなことを思いながら 絵付けするんですわ ーーーーーーーーーーーーーーー はい いまから出して詰めて 4窯目を焼く 昨日 100ほど水挽き 今日も100ほどは挽かんなん ーーーーーーー---------------------------------- なにがしか みなさんのお心に とどきましたでしょーか? もしそー思もてくれはったら クリックたのんますー♪ ↓ ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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