カミンアウトです
私には、長年思い悩む事があります。それは、赤ちゃんが出来にくいこと。現在、二人目を授かるために通院しています。4歳の長男がいますが、彼は3年半の治療の末、やっと授かった子供でした。結婚7年目の春でした。結婚したら、子供ってすぐ生まれて来るもんだと思っていた私も、当時仕事をしていたので、忙しさに毎日追われてあまり深刻には考えていませんでした。でも、乳がん検診で訪れた婦人科で、女医さんだったこともあり、「結婚後、3年目なのに子供ができない」とかる~い気持ちで打ち明けてみました。それから、まず基礎体温をつけましょうっと言うことになり、1ヶ月後に診察をまた受けました。基礎体温表を見た先生に、「排卵していませんね。このままでは、赤ちゃんは出来ませんよ」と言われました。ショックでした。なんとなく予想はしていたものの、ショックでした。それから、3年半不妊治療を受ける事となったのです。最初にかかった女医さんは、とてもやわらかい雰囲気で、話しやすい人だったんですが、私の引っ越しで通えなくなり、いろいろ探した結果、不妊治療の本に載っていて、不妊専門医で勤務先から近い、現在も通院中の病院に通い始めました。最初は、タイミング法から。1年経過した後、人工授精を試みました。6回目の人工授精で長男を妊娠。この先の、夫婦二人っきりの生活を覚悟した矢先のことでした。6回目で妊娠できたのは、とてもラッキーな事だったようです。出産の為訪れた病院で「よかったですね。ラッキーでしたね」と言われました。不妊治療の経験のない人は、「病院へ行けばすぐ妊娠できる」と言います。私はその言葉に、何度も傷つけられて来ました。実際の妊娠率は、高くても30%ぐらいですから。現在、二人目の為に通院していますが、スケジュール調整は一人目の時より大変です。一人目の時は、治療で会社を休むため、いろいろな嘘をつきました。診察を受けた次の日に休まなくてはいけなかったので、何度も病気の振りをして休みました。今は、長男の幼稚園の行事に重ならないか、幼稚園のお休みの日に重ならないかヒヤヒヤしています。でも、二人目の為に通院し始めて2年目。そろそろ限界を感じてきています。スケジュール的にも、体力的にも、金銭的にもです。しかし、小さい子好きの息子は「○君のお家には、いつ赤ちゃんが来るの?○君も赤ちゃん、欲しいな~」と言います。辛いな~。続けたい気持ち半分、限界な気持ち半分です。それに診察の時、預けられなくて子供を病院に連れて行く時、とても気を使います。殆ど人は、一人目の為に通院している人ですから。以前、待合室に置いてあるノートに、「子供を連れて来られると辛い、一人いればいいじゃないか」と書いてありました。気持ちがわかるだけに、遠慮します。気持ちが落ち込むと、子供って授からないものです。リフレッシュのために、息子の冬休みは、治療をお休みしました。今月からまたチャレンジです。もうひと頑張りしてみます。