2011/03/10(木)00:04
雪化粧と雪まつりとビジネス・・
急に売れたものは、急に売れなくなる。 ゆっくりと売れてきたものは、長く売れ続ける。 (中略) じっと成長カーブを見ていると分かるのですが、 実は、導入期、成長期、成熟期の3つの期間は それぞれ等しくなる。 なぜ春はこない? 神田昌典 *** 神田さんはこの本で、 「春夏秋冬理論」や「成長カーブ」について 記述しています。 大まかに言うと、人(あるいは人生)にはそれぞれ 「時期」というものがあって、 その時期に合った「的確な」行動をすることによって うまく人生を過ごしやすくなる、というものです。。 つまり、誰にでも「イケイケ」(←死語か?(笑)) の時もあれば、 絶望するときもある。 その時に、例えば「イケイケ」(一応使います。。)の時(夏)に、 行動を躊躇したりするのは、得策ではなく、 また、「準備の時期」(冬・冬眠の時期)に、 自分との対話もせずにがむしゃらに行動するのも 得策ではない、というようなことです。 それは、おおよそ、1季節、3年ぐらいあるそうです。 (もちろん、1日単位で小さい「春夏秋冬」もありますが・・) また、「成長カーブ」についても同様で、 例えば「衰退期」を感じたら、新たな「導入期」を作り、 新たな成長曲線を描くべき、というシグナルにもなるわけです。。 まだ、20代後半ですが、このサイクルは科学的にも また経験上、納得できることでもあります。。 しかし、だからと言って、「冬」を嘆く必要もなく、 冬には冬の楽しさと、深さと、情緒と、気づきと、学びがあり、 それに浸ることは、味のある、深みのある人生を形づくる 「雪まつり」とか「雪化粧」のようなもの、と捉えることもできます。。 それぞれの時期で、それぞれの楽しさに乗る・・ それは、ある意味「センス」と「度胸」がいることかもしれませんが、 それほど大きくもない努力で獲得できるものだとも思います。。