2008/05/30(金)15:27
小泉文化塾
昨年も参加していた小泉文化塾
多忙な毎日のおかげで1回目はとっくに終了してましたw
昨日の仕事帰りに第2回へ
今回のテーマは『魚の発酵食品』だったのですが・・・
魚の発酵食品といえば、塩辛やクサヤ、なれずしなどが代表的。
それらがどうやって発生したのか・・とか、いかに身体にいいか
そのニオイの魅力とか(爆)昨年よりも一層グレードアップした楽しさで話してくださいました。
そして、魚の発酵食品でも忘れちゃならない『鰹節』
日本の出汁は『鰹節・しいたけ・昆布』どれを使っても脂が浮かない。
それほど繊細な味覚をもっているのは、日本だけ!という話に始まって
小泉先生が、人生最期の日に食べたい食べ物の話に突入し・・
(以前、雑誌の連載で書いていたようです)
食べたいもの50品でトーナメントを行い、準決勝まで残ったもの4品の話へと展開w
まずは、極上の鰹節を自分で削り、刻んだネギを合わせて
それを丼7分目ほどに盛ったほかほかごはんにかけて、上から醤油をさぁっっとかけたもの。
これが美味しいのっ!たまらないよぉ~ってw
次が『焼納豆』なんじゃ?そりゃ??と思ったら、小泉先生の創作料理。
フライパンに油をちょんちょん・・とたらして、そこに四角いパック納豆を載せ
少し焼いたら、真ん中を箸で丸く空けてその穴へ生卵を落とし
ちょっとだけ水を垂らして丼でふたをして3分間焼く。
(丼が熱くなるので、気をつけて取ってね!)
丼7分目に盛ったご飯にその焼納豆を、中央の目玉焼きが崩れないように載せて
上から鰹節をかけて、醤油をさぁ~~っとかけて・・・
さぁ!真ん中の半熟の黄身を崩して食べるのですー
焼納豆シンドロームにはまるくらい美味しいって
誰でも簡単に出来るからお勧めですw
なんて、先生も客席も盛り上がっていたら時間になってしまい
最後に、小泉先生のNo.1を教えてくれました。
それは『鯨のステーキ』
これも、フライパンで鯨を焼いて醤油をからめ丼に載せるんだけど
上からコショウをこれでもかっ!!くらいかけて、食べる前に熱い番茶を準備します。
で、出来上がったら鯨を食いちぎって食べる・・そしてそのうまみに
ご飯を食べて甘みが入る・・・う~~ん美味しい♪ってなったあと
今度はコショウの辛味がガーンとくるから
たまらず熱い番茶を飲む・・・と・・・
もぉ~!口の中に火がついたようになって燃えるよう
目が覚めたようになって・・死ねないそうです(爆)最期の食事にならないのねーw
それにしても、話の中でいろいろな地名や人名が出てくるけれど
きっちり記憶しているし、歴史的なこともしっかり入っていて
さすがに頭の良さを感じます。
毎週木曜日の日経新聞に小泉先生のコラム『食あれば楽あり』が掲載されていて
楽しく読んでいるのですが、この日はちょうど木曜日♪
その日のコラムには『目玉焼き丼』の官能的な美味しさが語られていました。
東京農大の教授で発酵学・醸造学の権威で、本も100冊以上出していて
政府の行う委員会でも役員だったり、政界・財界とも繋がりが深い先生だっていうのに
全然偉そうにせず、楽しくわかりやすい講演です。
次回は7月に開催♪もうチケット買っちゃった
本も何冊か読んでいるので、知っている話もあるけれど
やっぱリアルで聞くのはより一層臨場感もあるし記憶にも残ります。
先生の本、面白いしタメになります♪
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