|
カテゴリ:頭の中
今日はまじめなお話 新聞の記事で介護についての投稿を読みました夫の両親を看取り、今は自分の母親の介護をしているという話。色んな思いがあるけれど、「介護される人に人権があるように、介護者にも人権と生活がある」と。親のために・・・という思いはもちろんあるけれど、それが何年も何年も続くと、「自分の生活」「自分の楽しみ」はどこに行ってしまうのだろう あややは仕事でまさに「介護問題」を目の当たりにしているけど、本当に様々。毎日毎日面会に来る家族もいれば、何ヶ月も来ない人、入院になっても全部施設任せで病院にすら来ない人、兄弟姉妹間のトラブル・・・。本当に難しいけど、誰にも降りかかるできごとであるには間違いありません。「在宅で介護がしたい」と思っていても、仕事があったらなかなかできることではないし、逆に仕事をやめてしまったら自分の生活に困る人もたくさんいます。 そんな中、何が正しくて何が間違いなんて決められないけれど、「親に対する気持ち」だけは持ち続けてほしいと思います。やっぱり親を「施設」に預けるってこと自体に罪悪感を持つ家族(特に娘さん)が多いけれど、あややは実はそれがお互いの生活を守り、人権を守るってことかもしれないなと最近思っています。親子であれ、介護が必要な状況で46時中一緒に生活をするってことは本当に大変なこと。 そんなことを言いつつ、やっぱり自分がそのような状況になった場合は、施設ではなく家で介護したいなーと思ってしまうけれど。けどね、在宅生活をうまく続けるにはたくさんの必要なことがあると思います。まずは金銭的に余裕があること。知識を持つこと。自分の時間を持つこと。思いやる気持ちを持つこと。そのためには良いケアマネージャーがつくこと。 介護度が重くて在宅生活をするのは本当に大変なこと。介護保険内でのサービスでは十分ではありません。自己負担金をかなり払って、やっと充実したサービスを受けれるような状態。それは、国が「介護度の軽いひとはできる限り在宅に!」という方針であり、逆に言うと、「要介護度が重い=在宅では見れない」という考えだからです。 でもそれは大きな間違い!!介護度が低くても施設に入所してる人もたくさんいます。それはやっぱり「家庭の事情」が大きい。在宅に戻れない大きな問題があるのです。要介護度が重くても、在宅で看たい人もいます。だけど、自己負担金をかなり出さないと、本当に自分の生活が奪われてしまうようなサービスしか受けられません。 先日、要介護4の人が在宅復帰したけれど、家族が求めるサービスを受けようとすると、月の自己負担金は35万円程度でしたそんなに払える人はなかなかいないよね。 なんかね、本当に福祉の世界は矛盾と問題がいっぱいなのです。やっぱり現場にいない人が政策を考えるからだろうねぇ。福祉先進国のフィンランドやスウェーデンをもっと見習いたいものですね。でもそうするとますます税金が高くなるのかなー安心して年を取ることができ、安心して子育てができる社会になってほしいものです いっぱ書きたいことはあるけど、何から書いていいのかまとまらないので、今日はおしまい またあややが変なこと言ってるって聞き(読み)流してね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年06月19日 21時57分25秒
[頭の中] カテゴリの最新記事
|