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映画とドラマで韓国を知りたい！

[韓国映画] カテゴリの記事

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「カンナさん大成功です！」

［DVDソフト］カンナさん大成功です！特別版公開していたときから気になっていたこの映画、DVDでやっと観ることができました。ウワサどおり、すっごくおもしろかったです。最初笑って後半泣かせて、まさに韓国映画の真骨頂という感じ。一時期、韓流ブームに乗って、やたら韓流スターに頼ったり、大作もどきに走ったりして迷走していた感があるけれど、やはり韓国映画はこうでなくっちゃ！という感じ。歌はバツグンにうまいけど、デブでブスなカンナさんは、ある人気歌手のゴーストシンガー。それでも、いつも優しく接してくれるイケメンプロデューサー？のおかげで、満足していたカンナさん。ところが、ある日、その彼が彼女の悪口を言っているのを偶然聞いてしまい、一念発起して全身整形。１年後、ナイスバディの美女へと生まれ変わり、再び彼の前に現れ、「ジェニー」としてデビューしますが……。整形美女なんて、いかにも韓国らしい設定だけど、実は原作は日本のコミックだそうですね。読んだ事ないのでよくわからないのですが、口コミをみていると、原作とはちょっと違うらしい。でも、日本だとちょっと非現実的に思える設定も、舞台が韓国となると、妙にリアリティがあって、かえってよかったかも(笑)。そういう主演の彼女自身は、整形してないの？と疑ってしまいましたが（何せ、整形大国ですからね）、ウワサによると、この役のオーディションの応募条件が「整形していないこと」だったそうですから、彼女は実物は天然もの、ということらしいです(笑)。おデブブス時代も、彼女が特殊メークで演じています。スマスマに出てくるゴロクミちゃんみたいな感じ(笑)。そういえば、むか～し、葉月里緒奈が同じような役でデブの格好していたっけ（タイトル忘れたけど、菅野美穂と共演してたドラマ）。彼女は、「カンナさん」の気持ちを理解するために、その特殊メークのまま４時間も街を歩いたりしたそうです。そして、劇中で歌っている歌も、すべて彼女自身が歌っているとか。これが、本当にうまいの。顔そのものは、正直、みんなが振り返るほどの美人っていうほどじゃないなぁと思ったけど、歌は本当にステキ。ブスでデブだけど歌唱力は誰にも負けないって、ちょっと「ドリームガールズ」を思い出しました。（話の筋は全然違うけど）整形は当然ばれるわけですけど、その後の展開の仕方も、気持ちのいいハッピーエンド。整形を否定も肯定もしない終わり方が見事だなと思いました。ちなみに、この作品、日本でも映画化されるとか。主演は山田優で、親友が南海キャンディーズの静ちゃんですって。山田優の整形美女って、いかにもそれっぽいですね(^^;)。彼女も特殊メークするのかしら？歌も、彼女CDとかも出してますよね。自分で歌うのかな？

September 1, 2008

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「初雪の恋　ヴァージン・スノー」

【送料無料選択可！】オリジナル・サウンドトラック「初雪の恋ヴァージン・スノー」 [CD+DVD] / サントライ・ジュンギと宮崎あおい、という今をときめく？日韓の若手俳優が共演した日韓共作映画。娘があおいちゃんのファンで、早く観たい！というので、まだ新作だけど(笑)、DVD借りてきていっしょに観ました。物語の始まりは二人の高校生時代。お父さんの仕事の関係で日本にやってきたミン（イ・ジュンギ）は、巫女のアルバイトをしている七重（宮崎あおい）に一目惚れ。彼女が同じ高校に通っていることを知ったミンは、言葉が通じないながらも猛アタックをし、ついに恋人同士になります。幸せな時間もつかの間、ある日彼女はミンの前から突然姿をくらましてしまいます。そして２年後再開した二人は……。というお話。タイトルとか予告編とか見ると、だいたい想像がつきますが、それ以上でもそれ以下でもない、「ザ・純愛物語」という感じです。授業をさぼって遊びに行ったり、初雪デートの約束とか、幸せな日々の後に突然やってくる別れと数年後の再開、約束のすれ違い、などなど、かなり「デジャブ」感は否めませんが、主演の二人が可愛いので、「定番」として許してあげちゃうおうかな、っていう感じでした(笑)。イ・ジュンギは、「ホテルビーナス」ではくらーい役だったし（映画自体が暗いんだけど）、「王の男」でも物静かな役でしたが、この映画では一転、言葉が通じないながらも、明るいお茶目な男の子を演じています。対するあおいちゃんは、あくまで清楚で、静かでおとなしくて。イマドキこんな女子高生いないだろうとか思っちゃうけど、押しの一手の韓国人男子、おしとやかな「日本女性」っていうステレオタイプなのかな？この映画、日本ではどのぐらいヒットしたんでしょうね？やってたのは知ってるけど、それほど大ヒットっていうほどでもないですよね。イ・ジュンギは韓国でも人気があるみたいですけど、韓国の興行成績はどうだったんでしょうね？

December 26, 2007

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王の男

王の男スタンダード・エディションちょっと前にDVDで観たのですが、レビューを書こう書こうと思って、忘れてました(^^;)。韓国でもかなり話題になったらしいこの作品。「ホテルビーナス」に出ていた頃は無名だったイ・ジュンギがブレイクした作品としても知られています。時は16世紀。暴君として有名な燕山皇帝の時代。チャンセン（カム・ウソン）とコンギル（イ・ジュンギ）という二人の大道芸人の物語です。二人は、皇帝を風刺した大道芸で捕まるのですが、帝をも笑わせることに成功したために、宮廷に入ることになるのですが、やがて宮廷内の陰謀に巻き込まれることになり……。イ・ジュンギの女形姿がクローズアップされていたので、男色なシーンが満載なのかと思いきや、暴君に振り回される世を風刺した意外に硬派な映画でした。イ・ジュンギはきれいなんですけど、女形にしてはちょっとごっついかなぁという印象。タッキーあたりがやったら、もっとステキだったかも(笑)。でも、主役のカム・ウソンとのコンビは絶妙だし、あの切なそうな流し目はなかなかのものでした。それにしても、二人が演じるあの綱渡りのシーン。テレビの予告編の映像などにもよく出ていましたよね。あれはホンモノ？と気になって調べてみましたが、やはりスタントマンがいたようですね。本人達も特訓したらしいですから、多少はやってるのでしょうが。いずれにしろ、完成度の高い映画だなと思いましたよ。当時韓国国内で打ち立てた記録は、その後、あの「グエムル」に抜かれちゃうわけですけど。うーむ。グエムルがなぜそんなにヒットしたのかは、未だにわかりません(笑)。

December 17, 2007

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「とかげの可愛い嘘」

とかげの可愛い嘘特別版(DVD) ◆20%OFF！ここのところ、韓国映画づいてます。全部DVDですけど(笑)。「トンマッコルへようこそ」「マラソン」と続いたので、この作品を選んでみました。というのも、「トンマッコル」の主役カン・へジョンと、「マラソン」の主役チョ・スンウという組み合わせのラブストーリーだから(^^)。実はこの二人、この映画を撮った当時は、実生活でも恋人同士だったんですよね。安易かの映画祭ででカン・へジョンが賞をもらったとき、チョ・スンウもいっしょに授賞式に来ていて、レッドカーペットの上を手をつないで歩いたり、受賞の瞬間にハグしたり、とても堂々としているのがほほえましいなと思っていました。でも、結局別れちゃったみたいですけど。。。と、話がそれましたが、映画の方は、なんてことのない話でした(^^;)。物語は二人の小学生時代から始まります。ジョガン（チョ・スンウ）の学校にアリ（カン・へジョン）が転校してきて出逢ったふたり。（もちろん、子ども時代は子役です）アリは「自分には呪いがかかっていて、自分にさわった人は必ず災いに遭う」と言ったり、「自分は宇宙人だ」といったり、とかげをペットとして連れ歩いていたり、とかなりの変わり者。周りの子どもは近寄りませんが、ジョガンだけはなぜか彼女に惹かれ、二人は心を通じ合わせるようになります。ところが、ある日とうとうジョガンがアリを触ってしまい、その翌日、ジョガンはインフルエンザで寝込んでしまいます。それを知って姿を消すアリ。その後月日は流れ、高校生に。二人の距離が縮まったかと思ったところ、またアリは突然行方不明に。さらに月日が経って、三たび出逢った二人ですが、実はアリは今まである大きな嘘をついていたことがわかって……。カン・へジョン演じるアリは、かなり不思議ちゃんなキャラで、ちょっと「アメリ」という映画を想い出しました。宮崎あおいちゃんの「ただ、きみを愛してる」とも似てるかな。ネタバレになっちゃうので、「嘘」の内容については書きませんが、うーん、結局そうきたか、という韓国作品にありきたりな展開（って言えばわかっちゃうかな）。最後の方のシーン、ふたりで号泣してるんですけど、なんだかこっちは冷めてしまっていて泣けませんでした。むしろ、子ども時代の方が、ファンタジーな感じでよかったかも。この二人が出てるっていう話題性以外には、あまり見る物がなかったかな、という感じ(^^;)。せっかく演技派のふたりなのに、ちょっともったいなかったなぁと思います。

October 17, 2007

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マラソン

ずっと観たいと思っていた「マラソン」、やっとDVDで観ました(^^)。自閉症の青年が、フルマラソンを完走するまでの母子の葛藤を描いたストーリー。実話を元にしたお話だそうです。自閉症の主人公というと、つい草薙君の「僕の歩く道」」を思い出します。この映画を見ながらも、いろいろな場面であのドラマのシーンが浮かびました。僕の歩く道 DVD-BOX(DVD) ◆20%OFF！草薙君演じるテルは、競技自転車が大好き。ツールドフランスのビデオを繰り返しみているので、歴代の優勝者の名前を暗記しています。この映画のチョウォンは、動物の番組（「野生の王国」みたいの？）が好きで、「○○草原には動物たちが、なんたらかんたら～」という番組のナレーションをそらんじています。記憶力がいいのは、自閉症の特徴なんでしょうか。そういえば、ずっと昔の映画「レインマン」でダスティン・ホフマンが演じていた自閉症の男性も、数字を記憶する能力がずばぬけていましたっけ。DVD　レインマン【ベストヒット・セレクション】（10/24 発売予定）ドラマとの比較の話に戻ると、ドラマで長山藍子が演じたお母さんが「静」の感じだとすると、この映画のオンマは「動」。街で息子をバカにする人には、すごい剣幕で怒鳴りつけたりします。この辺は国民性なんでしょうか(笑)。どちらの母親も、息子を思う気持ちは同じなんですけどね。。。この楽天ブログでリンクしていただいている方の中にも、自閉症のお子さんをお持ちのお母さんが何人かいます。その方たちの日記を日々読ませていただいていることもあって、お母さんの苦労を思うと、よけいに胸に来る物がありました。とくに、「お母さんの願いはなんですか？」と聞かれて、「この子より一日長く生きることです」といったセリフとか。ところで、主役を演じたチョ・スンウ。彼は映画「ラブストーリー」や「フーアーユー？」「ワニとジュナ」、そしてミュージカル「ジキルとハイド」もみましたけど、そのときとは全然違う雰囲気で、見事に演じていたと思います。やっぱり演技派なんですね。ストーリー展開としては、ありきたりといえなくもないけど、チョンウォンのピュアな感じ、お母さんの凛とした感じが、見ていて気持ちのいいものがあって、いい映画だったと思います。ちなみに、原作の本は、あの蓮池薫さんが翻訳して日本でも発売されてるんですね。

October 16, 2007

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トンマッコルへようこそ

2005年に公開されたヒット作。時は朝鮮戦争のまっただ中。連合軍のアメリカ兵士の乗っていた飛行機が、とある村に墜落します。そのアメリカ兵１人、そして時を同じくして迷い込んできた韓国軍兵士２人、北の兵士３人が同居することになったこの山奥の村の人々は、戦争も武器も知りません。現実の世界とはかけ離れたユートピアのような村。最初は一触即発でにらみ合っていた南北の兵士達も、この平和な村でいっしょに暮らすうちに、やがて心を通わせるようになります。しかし、そんな穏やかな日々も長くは続きません。アメリカ軍が空爆を計画していることを知った兵士たちは、村を守るために協力してある作戦を実行するのですが……。同じ朝鮮戦争を描いた「ブラザーフッド」では、仲のよかった兄弟が敵味方に分かれて戦うことになるという悲劇を通して、一度戦争が始まってしまうと、誰が敵でなんのために戦うのかがわからなくなって、戦うために戦うというむなしさを感じました。この映画でも、北と南、そしてアメリカ兵がふとしたことで、味方になったりして、同じように、「敵ってなんだろう？」ということを考えさせられました。最初いがみあっていた南北の兵士たちは、村を襲ったイノシシという獣から身を守るという出来事を通して、無意識に「同じ人間として」力を合わせることになります。また、「おいしいものをいっしょに食べる」ことで、さらに結びつきを強めます。シンプルな分、すごくわかりやすいシーンでした。先日の南北首脳会談のニュース映像をみたときにも、両首脳が通訳を介さずに直接話をしているシーンを見て、「ああ、このひとたちはやはり同じ民族なんだなぁ」と、改めて実感しました。北朝鮮、キム・ジョンイルというと、日本ではすごく悪者のイメージがあり、一方で韓国は同じ先進国の仲間、なぜあの極悪非道の国を支援したりするのだろう？と理解できなかったりするけど、なんだかんだいっても同じ民族であるということは大きいんだなぁと、今さらながら感じさせられます。ものすごく当たり前のことなんだけど。この映画でも、トンマッコルの村で鉢合わせた南北の兵士たちが、すぐに自分たちの言葉で話をしているところをみて、同じようなことを感じました。アメリカ兵は英語しかできなくて、最初は意思の疎通がまったくできないのとも対照的で。とにかく、「ブラザーフッド」を観たときにも思ったことですが、同じ民族同士、戦いたくて戦ったわけじゃないという思いが伝わってきました。韓国でヒットしたというのも、わかる気がしますね。きっと、外国人である私たちが観るのとは、また違った感慨があるんでしょう。「ブラザーフッド」は、韓国映画の中でも一番よくできた映画だと今でも思っていますが、かなり重たくて、もう一度観たいかといわれるとちょっと辛い感じですが、この「トンマッコルへようこそ」の方は、戦闘シーンもあるんですけど、笑える部分も多いし、ファンタジックな演出や、カン・ヘジョン演じるちょっと頭の弱い女の子に象徴されるトンマッコルという村の人々のほんわかした感じも温かくて、見やすい作品だと思います。ただ、「グエムル」でもそうでしたけど最後はアメリカが悪者になっているあたり、今の韓国って反米感情がやはり強いのかなぁということも感じました。。。　

October 7, 2007

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「春が来れば」の舞台は

昨日も映画のはなしを書いたばかりですが、実はこの日、帰宅後DVDでも映画を見たのでした(笑)。韓国映画「春が来れば」です。うらぶれた音楽家が、ある田舎町の中学の吹奏楽部の顧問となり、子どもたちや土地の人とふれあっていくうちに、少しずつ何かが変わってくる……。という物語。主演は、チェ・ミンスク。「シュリ」などでもおなじみの、国民的俳優のひとりですね。さすがベテランの味という感じでした。共演者にもおなじみの顔がチラリ。「愛の群像」や「ホテリアー」で、韓ドラファンにはおなじみですね。この映画では、チェ・ミンスクのお母さん役でした。この子はわかるかな？どこかで見た顔、と思ったら、「大統領の理髪師」でソン・ガンホの息子役をやった子でした。韓国にはたっしゃな子役がたくさんいるんですね。この映画に出てくる田舎町。どこかでみたような雰囲気と思ったら、サムチョクでした。覚えてますか？　あの「四月の雪」の舞台になった、あのサムチョク。あの映画でも、ペ・ヨンジュンとソン・イェジンが海の見えるお店でお刺身を肴に飲んでるシーンがありましたが、同じようなお店のシーンが、この映画にも出てきました。そして、この映画の監督というのが、「八月のクリスマス」や「春の日は過ぎゆく」でホ・ジノ監督の助監督をつとめた人だそうです。そういえば、淡々と静かに進んでいく雰囲気、どことなくホ・ジノ監督の作品と似てるかも知れません。余韻を残した終わり方も。ということでもわかるとおり、感動的な展開があるわけではなく、ゲラゲラ笑ったり、涙を流したり、というような場面はないのですが、すーっと穏やかに心にしみいってくるような、いい映画でした。ホ・ジノ監督の作品よりは、わかりやすくて、私はむしろ好きかも。　　

September 3, 2007

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「PROMISE」

昨日の夜地上波テレビで放映していた「Promise」を観ました。珍しくリアルタイムで(笑)。録画もしてたんですけど、後になるとなかなか観ない気がしたので、そのまま観ちゃいました。中国映画ながら、真田広之とチャン・ドンゴンが主演ということで話題になったこの映画、実は、日本で公開したときに、記者会見に行ったんです、私。そのとき、真田広之が、「すごくたくさんのエキストラを使っていて、贅沢だなぁと思いました。日本じゃそんな予算ないし、ハリウッドだったら、CG処理しちゃうだろうし」って話していたのが印象的だったのですが・・・。蓋を開けてみると、CG使いまくり(笑)。特に前半なんて、アニメの中に人間が紛れ込んでるのでは？と思うほど(^^;)。「Lovers」や「HERO」もかなり幻想的な映画でしたけど、これもかなりファンタジー色の強い作品。チャン・ドンゴンなんて、動物より速走るわ、空は飛ぶわ、水の上も走るわで、スーパーマンも真っ青です(笑)。そういえば、やはり記者会見で、チャン・ドンゴンが言ってました。「とにかくたくさん走りました。この映画の後に、『タイフーン』の撮影が控えていて、海賊役をやらなくてはいけないので、体重を落とす必要があったのですが、この撮影のおかげで、ずいぶんやせました(笑)」って。毎日、ランニングマシーンの上を走らされたとか。きっと、CGの合成画面用ですね。で、前半は、とにかくぶっ飛んだシーンが多くて、なんだか、アニメを観てるみたいで、正直、ちょっと引いてたんですけど、後半は、ストーリー展開に集中できて、まあまあだったかな。中国映画ということで、真田広之もチャン・ドンゴンも中国語のセリフをしゃべっています。公開前に、ネイティブの観客にテストしたら、外国人だとはわからなかったという結果が出た、という話を聞いていましたが、今回の放映は、地上波ということもあり、吹き替えだったので、その発音は聞けませんでした。中国語はわからないので、聞いても、どっちみち上手か下手か、判断できないんですけど(笑)。ストーリーの内容は、真田広之演じる将軍と、その奴隷であるチャン・ドンゴン、そして王妃との三角関係とでも言うんでしょうか。とはいっても、韓国ドラマのようなドロドロしたものではありませんが。真田広之とチャン・ドンゴン、どっちが主役なのかは、微妙なところ。出番は真田さんのほうがちょっと多かった気もするけど、最後の展開からすると、チャン・ドンゴンの方が、おいしい役所だったのかな？　奴隷という役柄、終始汚い格好だったのですが、王妃とちょっといい感じになるシーンから、突然顔の汚れが減って、あのきれいな顔が拝めました(笑)。これは、ファンサービス？いずれにしろ、日本や韓国での興業を考えたキャスティングだったんでしょうが。実際、真田広之が出ていなかったら、地上波で放送することもなかったでしょうし。日本での興行成績はあまりパッとしなかったのでは？という印象がありますが、中国や韓国では、どうだったんでしょうね。

July 24, 2007

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「グエムル」（ネタバレあり）

今頃ですけど、DVDで「グエムル」を観ました。韓流ファンの方ならよくご存じでしょうが、この映画、韓国での観客動員数の記録を塗り替えた作品です。鳴り物入りで早々に日本でも公開されたものの、パッとせずに終わってしまいました。予告編や、紹介しているテレビ番組などを何度か目にしましたけど、私も、別に観たいとは思わないという感じで、映画館行きはスルーしていました。でも、逆に、なぜ韓国ではそんなにヒットしたのか、それが知りたくて、DVDが出るのを（それも旧作になるまで）待って(笑)、やっと鑑賞することになりました。感想は、、、、うーーーーーーん、ビミョーです（苦笑）。つまらない、とは言いません。でも、特別面白いとも思えないなぁ。簡単にストーリーを説明すると、数年前にアメリカ軍が劇薬を漢江に捨ててしまったことが原因で、怪物が出現。中学生の娘ヒョンソが連れ去られてしまいます。死んだものと処理されたところへ、娘から「助けて」という電話。父親とその父（おじいさん）と弟妹（おじさん、おばさん）は、ヒョンソを救い出そうと奮闘……。この父親というのが、「シュリ」や「殺人の追憶」「JSA」でも有名な国民的俳優のソン・ガンホ。ガンホ演じるカンドゥという男は、かなりのおマヌケ。頭が悪くてパッとしなくて、娘にも、弟、妹にもバカにされていました。娘がつかまってしまったのも、手をつないで逃げる途中に、間違ってよその子の手を引いてしまったからだし、おじいさんが死んでしまう原因も、彼が銃に残っている弾の数を計算しまちがえたから。そんなマヌケな父親が最後は格好良く救出劇を演じるのかと思うと、そうでもない（苦笑）。確かに、わが身を顧みずがんばったし、最後のトドメを刺したのも彼だけど、「活躍した」とも言い難い。。。韓国映画といえば、前半笑わせて、後半泣かせて、というのが王道な作りですけど、そのどちらも中途半端。カンドゥの情けないところが笑わせどころなのかもしれないけど、それほど笑えない。途中でおじいさんが死んじゃったり、そして最後、結局ヒョンソも死んじゃうんだけど、そこも、泣けるような雰囲気ではなくて。このカンドゥがなぜこんなにバカなのか、というのを父親（おじいさん）が語るところがあるんですが、どんな秘密が隠されているかと思いきや、「俺が飲んだくれていて、ひもじい思いをさせたから、タンパク質不足でこんな風になってしまった」って、説得力なさすぎ(笑)。この映画のテーマは「家族愛」ということでしたが、父親や祖父はまだしも、叔父や叔母にあたる、カンドゥの弟、妹までもが、ヒョンソを助けるために命がけで戦うというのが、日本人的にはピンと来ないですね。同族意識の強い韓国ならではの設定だと思いました。そして、この怪物が生まれてしまったきっかけが米軍の責任であると同時に、怪物が出現してからも、この怪物が危険なウィルスを持っているという誤情報を流してしまうのもアメリカ軍。そして、そのウィルスを撃退するために、住民たちの大反対を押し切って漢江付近に殺菌剤を散布するのも米軍。とまあ、米軍、ことごとく悪者に描かれています。この映画が日本で公開されたとき、「トクだね」の笠井アナウンサーが、「韓国の人って、こんなにアメリカのことが嫌いなんだ～とビックリしました」とその感想を述べていたのですが、まったく同感。映画の中で、面と向かってアメリカを非難するようなシーンがあるわけじゃないんだけど、こうやってアメリカを悪者に描くことに共感する風潮というのがあるのでしょうね。日本も、イラク戦争の開始当初や、沖縄で米軍人が悪いことをして反米ムードが盛り上がっていた頃なら同調できたかもしれないけど、最近は、北朝鮮問題なども絡んで、なんだかんだ言っても、アメリカとは仲良くしておかなくちゃマズイんだろうなぁ的なムードがあるので、よけいに違和感を感じたのかもしれません。さらに、もう一つ感じたのは、韓国人って、こんなに警察や軍を信用してないの？ってこと。ヒョンソから電話があって、彼女は生きている、助けに行く！と訴えるのですが、誰も相手にしてくれないために、その家族が自ら助けに向かうわけですけど、普通、死体が見つかったわけでもなく、電話までかかってきたというのなら、捜索しますよねぇ(笑)。軍より、警察より、何より最後に頼りになるのは血のつながった家族だけ、というのを強調したかったのでしょうか。とまあ、韓国国民ならではの受け取り方があって、それを外国人が理解するのはむずかしいのかなぁというのが、正直な感想。やはり、当時記録を打ち立てた「シルミド」とか「ブラザーフッド」なんかは、私から観ても、理解できるんですけどね。特に「ブラザーフッド」は、今想い出しても、いい映画だったなぁと思います。同じ民族同士、人間同士が戦うむなしさ、愚かさ、というものを見事に描いていたと思います。元々戦争映画を嫌いな私を映画館まで呼び込んだ、イケメン俳優起用も見事だし(笑)。凄惨な場面が多いので、もう１回みたいとは思わないけど、みてよかったし、何度も想い出しては、いろいろ考えさせられる映画でした。それに引き換え、理解不能だったこの「グエムル」。どこが韓国国民をそんなに引き付けたのか、知りたいなぁ。

May 5, 2007

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ビョンホンがキムタクと共演？

今朝のめざましテレビで、見かけたニュース。キムタク主演の映画版「HERO」に、イ・ビョンホンが出演するんですって。ドラマで高視聴率を取って、去年スペシャルバージョンも放映された「HERO」。今度は映画化されるそうですが、元々フジテレビのドラマなので、フジテレビの「めざましテレビ」では、たびたびこの作品の話を取り上げています。先日は、松本幸四郎さんがゲスト出演する、という話をやっていました。この作品には娘さんの松たか子が主要人物として出てますから、ちょっと面白い話題ですね。タモリも出るとか言ってたかな。それに、続いてこのニュース。共演と言っても、たぶんちょこっとだけ、１シーンだけ、とかそんな感じかな、と、勝手に思いこんでますが、ファンにとっては、気になりますよね。（ファンじゃないけど、私もちょっと気になる(笑)）ちょこっとゲスト出演と言えば、明日放送の、テレビ朝日版「ホテリアー」。なんと、ヨン様が、「シン・ドンヒョク」という役名そのままで、出るみたいですね。ドラマのサイトでは、上戸彩とヨン様も２ショット写真がデカデカと。これだけみると、まるで２人が主演のように見えるけど、こちらも、きっと「ちょこっとだけ」ですよね(笑)。今、韓国でもドラマ収録の真っ最中だし、そんなに何シーンも出演するとは思えないもの。とはいえ、どんな風に出てくるのか、これまた、ファンじゃないけど、ちょっと気になります(笑)。とはいえ、こういう韓流スターを、普通の芸能ニュースで見かける機会って、めっきり減りましたね～。やっぱり、熱狂的な「ブーム」は完全に去ったって感じなのかな。

April 18, 2007

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その後のユ・ソンホ君

引き続き「おばあちゃんの家」つながりの話題です。主演の男の子、ユ・スンホ君の最近の写真をみつけました。なんだか、すごくおとなびちゃいましたねー。かげりのある表情なんかしちゃって(笑)。プロフィールをみると、1993年生まれなので、今14歳。今頃知りましたけど、彼、例のヨン様の新しいドラマで、ヨン様の子ども時代を演じるんですね。比較用に、「おばあちゃんの家」のときの写真をペタリ。こんなあどけなかたのにね～。このときは、2002年だから9歳ですね。いろいろ調べていたら「恋のソナタ」というDVDに収録されているMVを見つけました。こちらで、写真とあらすじだけ見られます。そうそう、「おばあちゃんの家」の韓国版DVDをみつけたんですけど、パッケージに印刷されてる写真が全然違うのでビックリ。日本版のシックな感じの方が映画の内容にあってると思うんですけどね(^^;)。それにしても、子役って本当にすぐ大きくなっちゃいますよねぇ。ハリーポッターのラドクリフ君なんて、全裸のお芝居（エッチなシーンじゃありません(笑)）をやったっていうし。こちらに写真あり。（ただし後ろ向きです(笑)）　彼の場合、２作目ですでに「え？」ってほど変わっちゃいましたけどね。

March 9, 2007

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「おばあちゃんの家」の出演者

昨日書いた「おばあちゃんの家」という映画についての日記で、みなさんがつけてくださったコメントにも書かれていましたが、この映画の主演とも言えるおばあちゃん、素人さんなんですね。そもそも、監督（女性）の実のおばあさんをイメージしたというこの役、実際に山奥に生活するおばあさんが、そのイメージにピッタリということで決まったのだとか。演技テストも、カメラテストもせず、「一目惚れ」だそうです(笑)。こちらに、関連記事がありました。関心のある方はどうぞ。映画「おばあちゃんの家」の舞台『おばあちゃんの家』イ・ジョンヒャン監督インタビュー映画出演は初めてというだけでなく、そもそも映画自体観たこともない、というのですから、ビックリです。その後、ご自分が出演した作品は、観る機会があったのかしら(笑)。口がきけない、という設定なので、セリフが一言もなかったのも幸いしてるんだとは思いますが、セリフなしで表現するっていうのは、ある意味かえってむずかしいことですよね。でも、このおばあちゃんの哀しそうな顔、ちょっとはにかんだ笑顔、ゆっくり歩く足取り、後ろ姿、全部がこの映画そのもの、なんですよね～。一方、もうひとりの主役である男の子。その後「悲しき恋歌」で、サンウの子ども時代を演じていますね。この「おばあちゃんの家」での役名も「サンウ」だったんだけど(笑)。話はちょっとそれますが、この映画を観る数日前に、「西の魔女が死んだ」という本を読みました。いじめにあって学校に行けなくなってしまった女子中学生が、おばあちゃんの家に数ヶ月滞在するお話。こちらのおばあちゃんは、普通に話もできるし、元気だし、何より最初から、女の子はおばあちゃんが大好き。と、状況はかなり違うんだけど、両方とも、おばあちゃんと過ごす日々の中で何かを得ていくって言う部分は、共通したものがあるな、と思いました。親でもない、他人でもない、祖母と孫という距離感、っていうのかな。全面でうけとめてくれる温かさ、というか。どっちも、おばあちゃんっていいな、ていう気持ちになりました。こちらは、女の子向けのファンタジーですけど、大人が読んでも、素敵な話ですよ♪

March 7, 2007

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おばあちゃんの家

韓国映画の話を書くのは、久しぶりかも(笑)。「おばあちゃんの家」という映画を観ました。ずっと前に、NHKのBSで放送されたのを録画してあったものです。この映画が作られたのは2002年。日本公開は2003年で、確か岩波ホールで上映されていたはず。当時、定期的に岩波ホールの前を通る用事があり、ポスターを横目で見た記憶があります。「秀作」としてテレビなどでも、よく紹介されていました。ちょうど私が韓流に足を突っ込んだ頃だったので、気にはなっていたものの、韓流スターが出ているわけでもなく、地味そうな映画だったので、スルーしてしまっていたのですが。ストーリーを簡単に説明すると……。都会の男の子が、母方のおばあちゃんの家に預けられるところから、物語は始まります。この、おばあちゃんの家というのが、とてつもないド田舎。しかも、おばあちゃんは、もうかなりの高齢、腰は90度に曲がってるし、いかにも田舎のおばあさん風の、いわば「汚い」おばあさん。家も廃屋のような粗末なところ。しかも、このおばあちゃん、耳が聞こえず、話もできません。そんな環境に放り出された男の子は、おばあちゃんを無視し、持参した缶詰を食べ、ポータブルゲームをピコピコ。それどころか、おばあちゃんをバカにし、ひどいことを言ったり、したり、やりたい放題。そんな男の子、その小さな村でもいろいろな出来事を経験し、やがて、街へ帰る日がやってきます……。大きな事件が起きるわけじゃなく、淡々とした物語。それでも、退屈したり眠くなったりなんてことは全然なく、画面に引き込まれました。おばあちゃんは、セリフが一個もないにも関わらず、全身からにじみ出るものがあるんですよねぇ。そして、男の子も、ヘンに大人びていたり、いい子いい子したところがなく、本当に子どもってこんな感じだよなぁっていう感じがよく出ていて。最初は、とにかく男の子の態度が悪くて、ものすごくむかつくんですが、お年寄りを大切にする韓国人からみたら、もっともっと「許せない度」は高いのでしょうね。それでも、細かな出来事を通して、おばあちゃんんと心を通わせていくところは、じわーんと静かな感動が広がりました。と、噂にたがわず、よくできた映画だったと思います。韓流ブーム以来、主役の顔ぶれだけで売るような映画がたくさん作られましたけど、こういう作品こそ、韓国映画の醍醐味かなぁなんて思いました。しみじみ、ほんわりしたいときに、おすすめですよ♪

March 6, 2007

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「彼女」シリーズ第三弾は

「猟奇的な彼女」「僕の彼女を紹介します」に続くシリーズ新作が、なんと日本キャストで制作されるそうです。この２作は、共にチョン・ジヒョンの主演で、ワガママで大胆な女の子が、おとなしい男性を振り回すという設定。新作もベースは同じらしいのですが、さすがにマンネリなのでは、ということで、日本人の起用を決めたのだとか。監督などのスタッフは韓国人で韓国映画として作られるものの、出演陣はほとんど日本人ということのようです。で、気になる主役は、「彼女」が綾瀬はるか、「僕」が小出恵介ですって。綾瀬はるかは、ちょっと線が細い気もするけど、男性の方はチャ・テヒョンの雰囲気がちょっとあるかなぁ？？タイトルは、「僕の彼女はサイボーグ」で、前二作よりも、SFやアクションっぽい要素が大きくなるそうです。なんか、あんまり「観たい」という感じはしないですね(笑)。個人的には、一作目の「猟奇的な彼女」はかなり好き。最初笑わせて、後半泣かせるという韓国映画得意のパターンにうまくはまっていて、笑って泣ける映画。特に、チャ・テヒョンがいい味出してました。「僕の彼女を紹介します」も観たけど、うーん、しょせん二番煎じって感じが否めないかな。すでに、「彼女」キャラは確立しちゃってるので、新鮮みがないし、「僕」役のチャン・ヒョクも、なんか印象薄くて。Ｘジャパンの曲だけが印象に残ってます。新作についての詳しいニュースはこちらでどうぞ。韓国“彼女シリーズ”最終章に綾瀬はるか

February 22, 2007

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アン・ソンギさん

先週の「チョナンカン２」のゲストは、アン・ソンギさんでした。「尊敬する俳優」という草薙くん、かなり緊張気味の様子(笑)。アン・ソンギさんといえば、誰もが認める韓国の国民的俳優。私が見たことのある作品は「シルミド」「美術館の隣の動物園」「MUSA－武士－」ぐらいなんですけど。どれも主役ではないものの、とても存在感があった記憶があります。1952年生まれというので、今年で55歳。大ベテランです。でも、チョナンカン相手にも、ちっとも威張った感じではなくて、「優しいおじさま」という感じで、とても好感が持てました。二人は、この対談以前に、日本に来ていたときに偶然ホテルで出逢ったことがあるらしいのですが、「前に逢ったことがあるよね。あのときは、みたことのある顔だと思ったら君だったからびっくりしたよ」なんてニコニコして。それでいて、「俳優業の魅力とは」などの話では、さすがベテランならではの含蓄のある話を、熱く語って、チョナンカンも感動の面持ちで聞き入っていました。まるで父親が息子に助言してあげてるような、そんな温かさのある対談でした。それでも最後は「なんだかたくさんしゃべっちゃったねぇ」なんて、またニコニコ。うーん、大物なのにこのフレンドリーな感じ、ステキです(^^)。アン・ソンギさん、ジウちゃんと共演している映画もあるんですよね。チェ・ジウ／ピアノを弾く大統領前から気になってたんですけど、やっぱり見てみたいな～と思いました(^^)。ちなみに、日本の映画にも出たことがあるんですね。「眠る男」（1996年）という作品。そういえば、ちょっと前にテレビでやってたなぁ。見なかったけど。この作品で、アン・ソンギさんは、国際的な章を受賞したそうですよ。（ＤＶＤはないみたい）それから、今公開中の日中韓合作映画「墨攻」というのにも出てますね。アンディ・ラウとの共演です。

February 14, 2007

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家門の危機

で、今日は韓国映画の感想です。今回は、韓流つながりのメンバー３人で会っておしゃべりすることが直接の目的で、その口実？として「韓国映画を見に行く」ということだけが決まっていました。で、候補に挙がっていたのは、「トンマッコルへようこそ」「王の男」「家門の危機」の３本。どれでもよかったんだけど、上映館と時間の都合が一番よかったというだけの理由で、「家門の危機」に決定。３本の中では、一番マイナーなので、知らない人も多いかもしれませんね(^^;)。主演は、『天国の階段』でテファオッパを演じたシン・ヒョンジュン。ちょっと前、ジウちゃんと竹野内君の『輪舞』でも、渋い役で出てましたね。その彼が、コメディに挑戦した映画です。ヤクザ一家の長男である彼、こともあろうに、暴力団担当の女検事と恋に落ちてしまいます。最初はお互いの身分を知らずに出逢ったのですが、やがて真実を知って……というストーリー。「最初で笑わせて後半泣かせる」という韓国映画の常道は踏襲していますが、基本はコメディなので、笑いが90％で、残り10％がちょっとほろっと、という程度かな。前半の笑わせネタは、下ネタ系だし、はっきり言ってくだらない話です(^^;)。でも、おもしろい(笑)。シン・ヒョンジュンが、いい味だしてます。ママ役のキム・スミさんは、『バリでの出来事』を観た人なら絶対覚えてるジェミン（チョ・インソン）ママ。この映画でも、息子達の頭をバシバシ叩きまくってます(笑)。でも、彼女の存在感も大きいです。韓国オンマの魅力をバッチシ出してます。この映画、日本では上映館も少ないし、私が行ったときも、小さなシアターだというのに、ガラガラ。でも、韓国では結構ヒットした作品なんですよね。そもそも、「家門の栄光」という作品が大ヒットして、その続編として違うメンバーで制作されたこの映画も大当たり、翌年（今年）には、同じメンバーで「家門の復活」というそのまた続編が作られてるぐらいですから。帰ってきてからいろいろなところのレビューを読んでいると、どうやら、カメオ出演（有名な人がちょい役で顔を出す）が多かったり、前作のパロディシーンがあったりするようなので、私のわからないところにも「おお」と思ったり、笑えるポイントがあるのかもしれません。カメオは、前作の主人公チョン・ジュノと、『誰にでも秘密がある』のジウちゃんの妹役だった女の人だけ、わかりましたが。まあ、ハッキリ言って、映画館に見に行くほどのものじゃないかもしれないけど(^^;)、ＤＶＤで気楽に観るなら、オススメかも。

December 11, 2006

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韓国映画、どれを観よう？

この秋、話題の韓国映画が、次々と日本公開されます。まずは「サッドムービー」。11/11公開。チャ・テヒョン、チョン・ウソン、シン・ミナ（「美しき日々」のビョンホンの妹）、イム・スジョン（「ごめんね、愛してる」のウンチェ）と、出演者が豪華！　とはいえ、これらの人が全員共演するわけじゃなくて、４つのストーリーのオムニバス形式になっているようです。題名の通り、悲しいラブストーリーのようで、ポスターも予告編も、ひたすら涙、涙。この映画、ここのところGyaOで韓ドラ見ると、必ず予告編が流れていました。最初は喜んでみてたけど、毎回となると……(^^;)。それに長いのよね、この予告。なんか、もう予告編見ただけで、もうごちそうさまみたいな気分で。なので、DVDまで待ってもいいかな(笑)。お次は「トンマッコルへようこそ」。これはもう公開されてるのかな？こちらは、出演者はこれと言って有名な人はいない（「マイブラザー」でウォンビンのお兄さんをやっていたシン・ハギュン主演）んだけど、作品的には評価が高いようで、韓国でもそこそこのヒットを記録したとか。架空の村を舞台に、そこでたまたま遭遇した敵味方の兵士たちが村人たちと暖かな心の交流を重ねるというお話。朝鮮戦争を舞台にしながらも、ファンタジーのようなハートフルな作品のようです。そして「ユアー・マイ・サンシャイン」。11/3公開。「スキャンダル」でヨン様の相手役をしたチョン・ドヨン主演。エイズに冒された妻とその夫の純愛もので、実話を元にした話らしいです。原題は「君は僕の運命」というそうです。こっちの方が映画の内容はよくわかるような気がしますね。韓国のラブストーリーの映画としては記録を作ったそうです。そういえば、昨年年末に、いろいろ賞を受賞していましたね。と、気になるこの３本。他にも、大沢たかおラブな私は「地下鉄（メロ）に乗って」や「7月24日通りのクリスマス」も気になるし。特に「７月24日通りのクリスマス」は、大沢たかおが「素敵なアコガレの君」を演じるというので、そそられてます(笑)。でも中谷美紀ってあんまり好きじゃないんだよなぁぁぁぁ。とお悩み中。果たして、この中で何本、観られるかな？

November 1, 2006

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韓国で公開される日本映画

先日、韓国に行ってきたとき、しばしば映画館の前を通ったので（大通りに面しているところにシネコンが多いのかな？）、どんな映画が公開されているのかなぁと、横目でチェックしていました。一番目に付いたのは、これ。タッチャチョ・スンウとキム・ヘスクが出ているいかさま師のお話だそうです。コメディなのかな？？その後の報道によると、なかなか人気のようです。そのほかでは……ラジオスターあの『王の男』のイ・ジュンイク監督の作品で、アン・ソンギの主演。どんな話かはよくわからないけど、同行してた韓国通の人の話によると、玄人受けというか、映画をよく知ってる人達には前評判の高い映画だということでした。わたしたちの幸せな時間カン・ドンウォンとイ・ナヨンの共演。カン・ドンウォンが死刑囚の役をやる哀しいラブストーリーということです。いっしょにいた人が、今回の旅の途中の自由時間中に見に行ったらしいのですが、「おもしろかったけど、どうみてもカン・ドンウォンが死刑囚というのがピンとこなかった」という感想でした(笑)。現地の看板で目に付いたのはこんなところなんですが、おなじみソウルナビのサイトに、現在公開中の映画のリストがありました。こちら。これをみると、あちらで公開されている日本映画も載ってるんですが、なかなか不思議なラインナップ。「金髪の草原」（池脇千鶴主演）とか「ウォーターズウォーターズ」（小栗旬主演）とか、聞いたことのない映画が並んでます。　オダギリジョーの「ゆれる」は、テレビで見かけたことあるけど、日本でも知らない人も多いはず。そういえば、韓国で大当りしたことで有名な、中山美穂の「ラブストーリー」だって、日本じゃ、それほど有名な映画とはいえません。韓国で受ける映画って、日本でヒットしたかしないかって、ほとんど関係ないみたいですね(笑)。宮崎駿のアニメは韓国でも人気あるみたいですけど。まあ、逆に、鳴り物入り？で日本公開された「グエムル」も散々でしたから、やはり、日本人の好みと韓国人の好みは、違うんでしょうね。韓国で大ヒットした『王の男』や『トンマッコルへようこそ』ももうすぐ日本で公開されるみたいですが、これはどうなるでしょうね。私は、、、うーん、映画館に行くかどうかは、ビミョーかな。ＤＶＤでは見てみたいけど。

October 18, 2006

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「日本沈没」が韓国で１位に

８月31日から韓国で公開された草薙くん主演の日本映画「日本沈没」が、先週末のランキングでトップになったそうです。日本映画が１位になるのは、史上初なんだとか。韓国最新ランキングはこちら。草薙くんが「チョナンカン」として知られているから、という理由が大きいんでしょうけど、それにしても、なんでそんなに人気なんでしょうね(笑)。日本が沈没するっていうシチュエーションがうれしかったのかな、なんて(^^;)。私はこの映画、観てないからわかんないんですけど、韓国人受けする要素が他にもあったのかしら？？？これまで、韓国でヒットした日本映画といえば、たぶん、中山美穂の「ラブレター」が一番だったのかな？　これは、日本国内でも特に大ヒットした、というわけでもない（知らない人も多いはず）映画なのに、なんでそんなに韓国で受けたのかよくわかりませんが、「日本沈没」は日本でも、まあそこそこはヒットした部類に入ると思うので、ようやく正真正銘の「日韓同時ヒット」ってところでしょうか。入れ違いというか、日本では、韓国映画「グエムル」の公開が始まりました。こちらは、韓国国内で「王の男」を抜いて史上最大のヒットとなった作品とのこと。現在も「日本沈没」に続いて２位を保っています。日本では、７位という成績のようです。この話を書こうと、朝鮮日報のサイトに行ってみたら、この映画に出てくる怪物が、日本のアニメを盗作したものだ、なんて騒ぎが起こっているとか。記事はこちら。写真を見ても、似てるのか似てないのか、さっぱりわかりませんが(^^;)。私はこの記事を読むまで、そんな噂は知らなかったけど、検索してみると、確かに、騒いでる人はいるようですね。記事にあるように、騒いでいる人の中には、反韓、嫌韓な感じのトーンの主張が多いようです。まあ、気持ちはわからなくもないけど、こういう騒ぎは、気持ちのいいもんじゃありませんね。そんな騒ぎになると、今度は反日の人が、「日本沈没」に難癖をつけてくるんじゃないかとか心配になったり。せっかくの日韓同時ヒット映画が両国で公開されているのに、なんだか、残念。

September 5, 2006

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「グエムル」とクォン・サンウ

「グエムル」という韓国映画が韓国で大ヒットしているんだとか。怪物を主人公にしたSFモノに、親子愛？家族愛？を絡めたものらしいです。この映画、９月２日から日本でも公開されるのですが、その邦題について、韓国語をよく知っている人達が「？」と言っているのをあちこちで見かけました。原題は「怪物」の韓国語にあたる言葉で、強いてカタカナで書けば「クェームル」って感じ？私にはよくわからないんですが、韓国語に慣れた人の耳には、とにかく「グエムル」というのは、原語がわからないほど「ちがう」んだそうです。みなさん、「なんでこんなヘンた邦題つけるんだ！」と怒ってます(笑)。そこで、ふと、思いだしたのはこの本。言葉の持つイメージ、つまり「語感」からみた、言葉の持つ力について書かれた本なんですが、この中で、怪獣やロボットアニメには「G、B、D、Z」の音がよく使われる、というくだりがあります。たとえば、「ゴジラ」「ガメラ」「ガンダム」「マジンガーZ」など。これら「ガギグゲゴ」「ザジヅゼゾ」などの音には、力強さがあるため、好んで使われるそうです。という理屈からいくと、怪物映画だから、「クエムル」じゃなくて「グエムル」にした方が、「それっぽい」感じが出るという狙いだったのかなぁとも推測できますよね。ところで、この濁音問題といえば、有名な？「クォン・サンウ」か「グォン・サンウ」かという話。語頭なんだから濁らない、だから「ク」だという理屈でほとんどのマスコミが「クォン」と表記、発音している中で、唯一フジテレビだけが、かたくなに「グォン」としていました。当時、「天国の階段」や「悲しき恋歌」などを放送をしていた関係で、サンウといえばフジテレビという印象が強かった時期だけに、なんか違和感がありましたよね。それが、ここに来て、なんと。フジテレビも「クォン」と言いだしたのです(笑)。ちょっと前の「特ダネ」で見かけたのですが、「あれ、今まではグォンでしたよね？」というツッコミに、佐々木アナ、「より原音に近いようにということでクォンと呼ぶことになりました……」って、なんかハギレ悪かったけど(^^;)。なぜ、今さら～って感じですよね。サンウの名前については、たぶん日本人が普通に「クォン」って言っちゃうと、本当の音とはやっぱり少し違うのかな、と思っています。現実には「ク」だか「グ」だかよくわかんないような感じで、あいまいに発音するのが一番近いのではないか、と思ってるんですけど、どうなんでしょうね。ちなみに、うちの夫が韓国に行ったとき、Rainのことを「ピ」と言ったら全然通じなくて、しばらくして、あ～「ビ」ね、と言われたそうです。パソコンだとフォントが似ちゃうからよくわかんないかな？夫が発音したのは、ピアノのピ。韓国人が言い直したのは、美人のビ。これも、両方の中間ぐらいの音で言えば通じたのかな？(笑)いずれにしろ、外国語をカタカナにするってのは、むずかしいですよね(^^;)。

August 18, 2006

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映画「英語完全征服」

最近、英語のお勉強を始めた私なので、韓国での英語学習熱ってどんなものかしら、と言う意味でも気になって観てみました。主演は、「愛の群像」でジェホの妹をやっていたイ・ナヨンと、「僕の彼女を紹介します」でチョン・ジヒョンと共演していたチャン・ヒョク。地味な公務員の女の子が、職場から無理矢理英会話教室に通わされることになります。そこで出逢った青年に一目惚れして……という物語。ストーリーとしては、なんてことのない軽いお話。例によって後半ちょっとしんみりするところもあるけど、全体的にはくすくす笑えるシーンが満載のコメディえいご映画です。おかしかったのは、英会話教室の先生（若い女性）の韓国語。この先生、英語の中に時々韓国語がが混じるんですが、これがパンマル（ため口）。雰囲気を出すために、日本語字幕では男言葉みたいに訳されていました。生徒たちは先生より年上の人も多いので、このパンマルが気に入りません。そこで、ある日、生徒のひとりが先生にいいます。「言葉は人格をあらわすものです。もう少し丁寧な言葉を使った方がいいですよ。韓国語では、終わりに「ユー」をつけると「です」の意味になります」（日本語字幕より）というようなことを教えます。韓国語をちょっとかじったことのある人ならおわかりのとおり、たぶん、語尾に「ヨ」をつけろということを言ってるんだと思います。それ以来、この先生、カタコト韓国語の語尾に「ユー」をつけて話すんですね。「アンジャユー」（すわってください）みたいに。私のつたない知識からすると、言葉によっては「ヨ」をつけるためには、活用を変えなくてはいけないこともあるので、なんでもかんでもそのままくっつければいいってもんじゃないのだとおもうのですが、それは「食べるです」みたいな、感じのヘンな韓国語ってニュアンスなんでしょうかね(笑)。英会話教室の中には、「単語や文法には自信があるけど聞き取りは全然できない」なんておじさんもいて、日本とあまりかわらないのかなぁと思ったり。ジャパニーズイングリッシュならぬ、コリアンイングリッシュにも笑えました。同じ英語といっても、ジャパニーズなまりとコリアンなまりってかなり違うので。たとえば「watter」。日本人が「ウォーター」と発音しても通じない、なんてよく聞くけど、韓国人風だと「ウォッター」。アクセントが「ター」に来るので、これまたよくわからないかも、という風に。ところで、このドラマ、ところどころにアニメーションが入ったりして、漫画チックに演出されてます。「Ｂ型の彼氏」でも似たような演出がありましたが、最近の若い人向けのコメディ映画で流行ってる手法なんでしょうか。。。

August 5, 2006

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冬ソナが映画化？

ちょっと前から、ちらっと目にはしていたけど、疑心暗鬼だった映画版「冬のソナタ」。今日、ついに朝日新聞のサイトにまで出ていました。ドラマ「秋の童話」と「冬のソナタ」映画化とかく、この手の韓国の情報は、真偽がアヤシイ、というか、当初は本当にあった話でも、いつの間にか消えてしまうと言うことが多い（ハッキリしない段階で発表しちゃうから？）のですけど。みんなの関心は、ひたすら、キャストですよね。ドラマ版と同じ人、っていうのは、無理ですよねぇ。となると、違う人が演じるチュンサンとユジンって、かなりビミョー。そういえば、ミュージカルは別の人でやったんですよね。どうだったんでしょう。観てきたという人の話を聞いたことがないので、わかりませんが。私なら、違う人の冬ソナは観たくない。ヨン様ミニョンとジウちゃんユジンのイメージを壊したくないもの(笑)。パチンコは、本人たちのシーンがそのまま出てくるので、人気のようですけど(笑)。明らかに日本を始め、海外の「韓流ブーム」を当て込んだ企画でしょうけど、先日も書いたように、少なくとも日本では「ブーム」としてはかげりが見えている今、「冬ソナ」といえばなんでも飛びつく、というわけじゃないと思うんですけどねぇ。みなさんは、どう思われます？

July 26, 2006

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日本で公開された歴代韓国映画のランキング

「韓国エンタメ!KoreaKorea」というメルマガで、こんなランキング情報を見かけました。【日本で公開された韓国映画興行収入ベスト10】1位：私の頭の中の消しゴム（05年10月）2位：四月の雪（05年9月）3位：僕の彼女を紹介します(04年12月）4位：シュリ（00年1月）5位：ブラザーフッド（04年6月）6位：JSA（01年5月）7位：誰にでも秘密がある（04年11月）7位：スキャンダル（04年5月）9位：シルミド（04年6月)10位：猟奇的な彼女（03年1月）みなさんは、このうち何本観ましたか？私は・・・全部観てました(笑)。このうち、映画館で観たのは「私の頭の中の消しゴム」「四月の雪」「ブラザーフッド」「誰にでも秘密がある」「スキャンダル」の５本。残りの５本はDVDです。韓流の「ブーム」一段落した感じがあるので、この記録を超える映画が出るのは、なかなかむずかしいかもしれないですね。特に、明らかに日本の韓流ブームを狙って作られた韓流スター主演の映画は、ヨン様の「四月の雪」以外は、どれもパッとしなかったように思います。これに懲りて？今後は、作品重視のいい映画が、日本でも公開されるようになるといいなぁと思います。ちなみに、上の10本の中で、私の好きな作品は、こんな感じ。１．「私の頭の中の消しゴム」２．「ブラザーフッド」３．「猟奇的な彼女」一応順位をつけたけど、どれも、別々の魅力で、本当は同じぐらい好きです(^^)。

July 22, 2006

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映画「チルソクの夏」

「チルソクの夏」という映画をみました。先日BS2で放映されたのを録画しておいたものです。韓国映画じゃないんですけど。韓国がらみということで。舞台は1977年の下関。釜山との交流で、高校生の陸上競技会が開かれます。そこに出場した日本人の女の子と、韓国人の男の子との間の、淡い恋物語。高２の大会で出逢った２人は、翌年の大会で再会することを約束して別れます。日本と韓国、海を隔てて文通をするのですが、両方の親に反対されたりします。１年後、ふたりは無事再会できるのか……？「チルソク」というのは、韓国語で「七夕」のことだそうです。この大会が７月７日に行われたことから、１年に１回しか会えない２人を七夕伝説に例えています。まるでロミオとジュリエットのような、窓越しの逢瀬、トイレットペーパーに書いた住所。なんとも古風な描写が郷愁を誘います。２人を応援する女の子の友だちも絡んで、さわやかな青春ストーリーにもなっていて、ちょっとほろっとする場面もあったり。日本人と韓国人、お互いに親の世代は嫌な顔をする、という設定についても、それ以上深追いすることはなく、「パッチギ」ほど、社会的なテーマは含まれていません。1977年に高校生ということは、世代的には私と同じぐらいなんですよね。主題歌になっている「なごり雪」をはじめ、ピンクレディーとか百恵ちゃんとかツイストとか、懐かしい歌がいっぱい出てきて、そんな面でも楽しめました。過去の想い出を、今につなげている設定は、ちょっと「セカチュー」に似てますね。もっとライトな物語ですけど。主人公たちはほぼ無名の若い子ばかりで、地味だけど、佳作というかいい映画だと思いました。

July 17, 2006

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脇役ぞろぞろ「マイ・リトル・ブライド」

先日、ひょんなことから、わが家にもデジタルチューナー付きのHDD＆DVDレコーダーがやってきました。デジタル放送には、地上波デジタルとBSデジタルと2種類ありますが、地上波デジタルの方は、普通にやっているアナログ放送と番組自体はまったく同じものをやっているのですが、BSデジタルでは、オリジナルの番組を放送しています。韓ドラファンの方ならご存じの通り、このＢＳデジタルでは、けっこう韓ドラを放送してるんですよね。今まではうちでは観られないわーとあきらめていたものが、観られるようになりました！と、同時に、これはたぶんお試しの15日間だけなのですが、本来有料放送であるWOWOWも、無料で観られるんです！　となると、今のうちやってるものは録画しておかなくては。ということで、ビョンホンの「バンジージャンプする」と、キム・レウォンの「マイ・リトル・ブライド」を観ました。「バンジージャンプする」の方は、うーん、正直、期待したほどはおもしろくなかったかな。生まれ変わった彼女が男子っていうのも、なんかピンと来ないし。もう一方の「マイ・リトル・ブライド」。幼なじみのキム・レウォンとムン・グニョンが、おじいちゃんの言いつけで、無理矢理結婚させられてしまう、というお話。グニョンちゃんが通う高校に、レウォンが先生としてやってくる、でもみんなに２人が結婚してることはナイショ、なんていうと、「なんたって18歳」を思いだしてしまうのは、あまりに古すぎる？！(笑)でも、「なんたって18歳」ほどのドタバタコメディではなくて、さわやかな青春ラブストーリーという感じ。グニョンちゃんはカワイイし、レウォンも優しそうで良い感じだし、なんてことのない話ですけど、まあまあおもしろかったです。で、楽しめた要因はもう一つ。例によって(笑)、脇役に知った顔がいっぱい。まず、２人を無理矢理結婚させた当人のおじいちゃんは、「初恋」「ホテリアー」でヨン様のアボジだったあの方です。レウォンのお母さんは、「ごめん、愛してる」のウンチェママ、「バリでの出来事」のヨンジュ（ジェミンの婚約者）のママ。レウォンのお父さんは、「ホテリアー」のソン・ヘギョのパパ。ね。豪華でしょ(笑)。以前も紹介した、脇役俳優を顔写真付きでリストしてるサイト。URLが変わっていたようなので、再掲しておきますね。よく調べたな～と感動すら覚えます(笑)。愛すべき脇役たち各ドラマのレビューページにも、脇役にいたるまでキャスト名が網羅してあって、お役立ちですよ。

July 13, 2006

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「デイジー　アナザーバージョン」

「私の頭の中の消しゴム」のチョン・ウソンと、「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョン、「エンジェルスノー」のイ・ジョンジェの３人が共演した映画「デイジー」の、アナザーバージョンというのを観てきました。本当は２週間ぐらい前に、本編を見に行ったのですが、水曜日のレディースデーだったせいか、劇場に着いたときはすでに立ち見で断念。その後、この「アナザーバージョン」が公開されているというので、この前の日曜日、リベンジで(笑)、行ってきました。本編を観ていないので、どこがどう違うのか、詳しいことはわからないんですが、アナザーバージョンの方は、本編よりも、ウソンの目線でみた物語になっているとのことです。この映画のお目当ては、ほとんどウソンなので、ウソンがたくさん出てるのは、かえっていいかなと思って(笑)。全編オランダロケということで、映像がきれいだし、全体に悲しいけど美しい物語にまとまってるって感じかな。残念ながら、ハンカチやティッシュの出番はなかったけど、３人とも感じよかったし、まあまあってところでしょうか。ウソン演じる殺し屋がジヒョンを影ながら愛する、という設定なんだけど、四六時中遠くから彼女のこと見てる様子は、正直言って、ひとつ間違えばストーカー(^^;)。ウソンがステキだから許されるけど(笑)。ジヒョンは、「猟奇的な」のイメージとはガラリと変わって、かなり押さえた演技だけど、これはこれでよかったと思います。そして、意外に？よかったのは、イ・ジョンジェ。「エンジェルスノー」や「美術館の隣の動物園」と、２本の主演作を観たことありましたけど、この「デイジー」が一番よかった。ウソンが主人公だとしたら、いわばライバル役なんだけど、この映画に関しては、私は彼の方がいいかも。あの、はにかんだような笑顔が印象に残ってます。それにしてもこの映画、人気者の主演で話題になった割には、韓国でも日本でも、今ひとつだったみたいですね。確かに、ウソンは、「消しゴム」の方がよかったかなー。でも、本編との違いも気になるので、DVDになったら、借りてみてみようかしら。

July 11, 2006

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「海猿」vs「SSU」

数日前に「海猿」をみました。といっても、先週末から公開された「LIMIT OF LOVE 海猿」ではなく、2004年に公開された、こちら。金曜日にテレビでもやってましたが、私が観たのは、なんと2005年にドラマが始まる直前にテレビで放映されたのを録画してあったもの。HDDの中に１年も眠り続けていたんですね(笑)。で、この映画。ご存じのように、海上保安庁の潜水士を描いた作品です。１作目では、その潜水士になるための訓練生の様子を描いています。ということで、つい思い出して比較してしまったのが、韓国映画の「SSU」。この２作、それぞれ日韓の特色がよく出てるなぁと思いました。どちらも、海に潜っての危険な仕事、命に関わる事件が起こります。「海猿」の方は、このピンチを乗り切るキーワードは「仲間」。訓練生の仲間が助けてくれるんですよね。一方、韓国版の「SSU」の方でキーワードとなるのはチングの友情。親友でありライバルである２人は、１人の女性を巡っても３角関係の匂い（韓国の定番ですかね）。そして、最後の最後、「事件」が起きたときに、この「友情」にグッと来て衝撃のエンディング。ね。「仲間の和」と「男と男の友情」なんて、いかにも特徴的だと思いませんか？「SSU」のラストを衝撃的と感じたのも、もしかしたら、私が日本人だからなのかなぁ。もうひとつ、「海猿」のほうでは、「規定」や「TOPの命令」に背いた上官の措置（訓練生に救助行為を許した）が問題になります。このシーンも、日本的なのかも。決まりを守ることを重く見る日本人にとって、この上官の取った行為は、一般的には、やはり処罰ものと考えて当然。だからこそ、その危険を冒してまで行ったこの上官の行動がドラマチックに映るし、処罰をしないでくれと主張する訓練生たちの姿も、いかにも映画的。でも、日本人じゃない人がみていたら、結果的に人命を救えたのだから、何がいけないのか？とか思うんじゃないかなぁ、なんて。そう言う意味で、「海猿」は、いかにも日本時的な価値観に基づいて作られた映画だなぁと思いました。その分、安心して楽しめたけど、「SSU」のような意外性はなくて、予想通りのありきたりの展開、という感じもしました。とはいえ、おもしろかったことには代わりはないので、これまたしっかり全部録画したままになっているドラマ版も、続けて観ちゃおうと思ってます♪２作目の映画は、DVDかなー。（映画館で観た方が迫力ありそうだけど）

May 8, 2006

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「タイフーン」みてきました

昨日の晩のレイトショーで、やっと観てきました。後から気が付いたんだけど、この映画館での上映は昨日までということで、ぎりぎりセーフ(笑)。感想は、、韓国での評判があまりよくなかったようなので、期待していなかったんですけど、思ったよりはよかったかな、という感じです。幼い頃、家族と脱北したものの、韓国への亡命を拒否された主人公シン（チャン・ドンゴン）。その場で父と母を失い、命からがらいっしょに逃れた姉とも生き別れ、やがて東南アジアを股にかける海賊となります。祖国への恨みを募らせる彼は、あるとてつもない計略を企て……。というストーリー。その計略というのが、奪った核廃棄物を使った爆弾を、風船につけて飛ばすというもの。この風船が台風に乗って、朝鮮半島の上に流れていき爆発、という計画なんですが、これがあまりにも幼稚、という批判もありましたが、私はそれほどしらけるという感じはなかったですね。しょせん、学のない海賊の考えることですし、彼が「風船」を使ったというのも、実は幼い頃の想い出にまつわる伏線があったりするんです。でも、台風って、ほとんどの場合、偏西風に乗って日本に来る可能性が高いわけだから、日本人の私としては、「おいおい、やめてくれー」って感じですけど(笑)。それと、冒頭のシーンで彼が奪う核ミサイルは、実は米軍が沖縄に設置する予定のものだった、という設定になっています。日本に核ミサイルなんてありえない！と思ってしまうけど、韓国ではそういうこともありえる、と思われているのでしょうか。この映画の中では、しばしば、米軍に対する不信感のようなものが描かれています。現在の韓国は、日本とだけでなく、アメリカとの関係もあまりよくないらしいので、そういう感情があるのかなぁとか、映画のストーリーとは直接関係ないところで、ちょっとへーと思いました。それにしても、チャン・ドンゴンの存在感は、やはりすごいですね。哀しみ、憎しみを背負った男、というのを、とてもリアルに演じていたと思います。ただ、「祖国に裏切られ、憎しみのあまり反撃を企てる」という役柄は、ブラザーフッドの後半とかぶるところがあったかもしれません。そう言う意味で、ちょっと新鮮みが感じられなかったのも、あまりヒットしなかった理由のひとつかも。多くの人が言うように、悪くはないんだけど、今ひとつ、何かがもう少しどうにかなっていれば、もっとおもしろくなったのに、惜しいなぁという感じが、確かにあって、ちょっと残念かな。

May 6, 2006

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NHK BSの韓国映画放映予定

今月から来月にかけて、NHKのBS2で、韓国映画を相次いで放映するようですよ♪●5/12（火）午後9時～9時45分シネマの扉「韓国映画の魅力」　映画紹介番組で韓国映画の特集をやるみたいです。●5月15日(月) 後8:00～後9:52衛星映画劇場「エンジェル・スノー」　不妊治療の末やっと子供を授かった夫婦を襲う悲劇。夫婦の選択は？　　私がみたときの感想はこちら●5月17日(水) 後8:00～後9:37衛星映画劇場「イルマーレ」　「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョンと「タイフーン」のイ・ジョンジェの共演。タイムトリッ　プを題材にしたファンタジー　私がみたときの感想はこちら●5月18日(木) 後8:00～後9:56衛星映画劇場「春の日は過ぎゆく」　「チャングム」のイ・ヨンエ主演。監督は「四月の雪」のホ・ジノ。離婚歴のある女性と、年下　の彼氏との間の微妙な心の揺れを描いた淡々としたラブストーリー。●5月20日(土) 後9:00～後10:55衛星映画劇場「チルソクの夏」　韓国の少年と日本の少女とのふれあいを描いた作品。日本映画。　みたことないけど、評判がいいようなので、いつかDVDで観ようと思っていた作品♪●6月9日(金) 後11：00～深夜0：20アニメ映画劇場　「マリといた夏」　イ・ビョンホンやアン・ソンギが声優として出演ということで注目のアニメ。　これもみたことありませーん。----と。いずれも話題作ばかりですよね。観てない方はこの機会をお見逃しなく。私も、最後の２本は見てないので、ぜひチェックしたいと思います。NHKの公式ページは、こちらです。

May 2, 2006

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泣けなかった「連理の枝」

DVDで、、と思っていたんですけど、気が付いたら、TOHOシネマのポイントがたまっていたので、（６本みると１本無料招待）、無料分で、見て来ちゃいました。結論は、、、、、つまんなかったです(^^;)。この映画については、「特ダネ」の映画コーナーで、おすぎがボロクソにけなしてたんですよね。でも、春日さんという女子アナが、「私は号泣して、見終わった後、しばらくトイレから出られませんでした」「女子アナ仲間もみんなよかったって言ってます」と言ってたんですよね。ただ、キャスターの小倉さんは「ボクはチェ・ジウは好きだけど、この映画は泣けなかったなぁ」と言い、笠井アナ（男性）も、「ボクも泣けなかった」（彼は涙腺弱い人）。なので、男性目線から観ると泣けない映画なのかなーとは思ったけど、女性がみれば、それなりに泣けるのだろうと、しっかりハンカチをバッグに忍ばせて出かけたのですが。。私も、一滴も出ませんでした、涙(^^;)(^^;)(^^;)。むしろ、眠気との戦い(笑)。ストーリーは、こんな感じ。恋愛をゲームのように楽しんでいたプレイボーイ（チョ・ハンソン）が、ジウちゃんに出逢って、真実の愛を知ります。ところが彼女は不治の病に犯されていて、余命あとわずか……。はい。どこかで何度も聞いたような、見たような話ですね(笑)。それは、わかっていたのでいいんですけど、後半で明かされる「男の秘密」というのが、いただけない。おすぎが、「映画として、やっちゃいけないことをやってる」というようなことを言って怒っていたけど、なるほど。韓ドラ、映画にありえないどんでん返しはつきものだから、覚悟はしてたけど、うーん、あのオチはどうなんでしょう。あまりにもイージーで、ああ、おすぎが言ってたのはこれのことか、ってわかった瞬間、さーっとひきました(笑)。そういうオチなら、結末も別に悲しくないし、みたいな。。。。この映画を、タダなら映画館で観たいと思ったのは、私の好きなシン・スンフンがエンディングテーマ曲を歌っているから。この曲は、歌詞がまるでこの映画の世界そのものなんですけど（字幕が出ます）、実はこの映画のために作られた曲ではなくて、ずっと前のアルバムに収められていたもの。私はこの曲が大好きで、一所懸命ハングルの歌詞を覚えて、カラオケの18番にしてたんです♪　だから、この曲を大きなスクリーンをバックに聴けただけでもいいか、と思ってたんですけど。哀しいかな、最後クレジットのロールが終わったとたん、曲最後までいかないでぶち切れました。いや、正確にはフェードアウトだけど。後もう少しだったのにー。ひどーい、と思ってしまいました。そんなわけで、シン・スンフンの曲と、ジウちゃんが出てるという以外、何もみどころのない映画でした、私にとっては。これはおすぎが怒るのも無理はない(笑)。ただ、少しフォローするとしたら、これ、あまり韓ドラとか韓国映画を見たことのない人がみると、もう少し新鮮に感動できるのかもしれません。韓ドラ漬けになっていると、あまりに「またかよー」な展開に、それだけで辟易って感じなんじゃないでしょうか。女子アナが泣いても、小倉さんが泣けなかった理由もそこにあるのかな、と思いました。

April 27, 2006

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観たい韓国映画覚え書き

韓流ブームの影響で、最近韓国映画がたくさん上映されるようになりましたよね。いろいろ観たいものがあるんだけど、映画館に行くほどでもないものは、DVDで、と思っていると忘れちゃいそうなので、覚え書き(笑)。・「タイフーン」先日の日記に書いた通り。これは映画館に見に行こうかなと思ってます。・「連理の枝」観たらそれなりに感動しそうだけど、わざわざ映画館まで行くのもどうかなーとちょっと考えてしまったり。悩み中。・「春が来れば」「オールドボーイ」でおなじみチェ・ミンシク主演で、夢やぶれた中年男性が地方の高校の先生になって吹奏楽部を指導することになり、その交流を通して立ち直っていくというようなストーリー。地味そうだけどしみじみといい映画ということで、なかなか評判がよいみたいです。ただ、上映館数が少ないので、近くのシネコンではやってないんですよねー。なのでDVD待ちかな。・「クライング・フィスト」同じく、チェ・ミンシク主演作。こちらも落ちぶれたボクサーの話らしいんですが、やはりしみじみ系でなかなか感動作だとか。宣伝などはほとんど見かけませんけど、「特ダネ」の映画コーナーでおすぎも絶賛してました。こちらもDVD待ち。・「ダンサーの純情」「秋の童話」の子役でおなじみ、ムン・グニョンちゃんの主演作。中国の朝鮮族として生まれたグニョンちゃんが、ひょんなことからトップダンサーのパートナーになって、ダンス選手権に出場することになる・・・という物語。ダンスの訓練も相当したみたい。こちらも上映館少なく、DVD待ち。こうやってみてみると、やはり近所のシネコンでもやるような規模の上映って、ジウちゃんとかチャン・ドンゴンとか、いわゆる韓流スターの映画ばかりなんですね。そういえば「四月の雪」はもちろん、ビョンホンやサンウの映画もやってたっけ。あ、私は興味ないので書かなかったけど、カン・ドンウォンとハ・ジウォンの「デュエリスト」はCMもすごくたくさんやってるし、上映館数も多いようですね。でも、特定の人のFanでない私としては、もっと映画としていい作品を、たくさん上映してほしいですねぇ。でも、出演者の名前が売れてないと人が入らないのが現実なのかなぁ。私は神奈川在住なので、それでもちょっと足を伸ばせばどの映画も見られるけど、地方の人はそうもいかない人もたくさんいるだろうと思うと、ちょっと残念ですね。ということで、上記の映画たち、早くDVDになりますように(笑)。

April 26, 2006

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映画「ハッピーエンド」

GyaOでやっていた韓国映画「ハッピエンド」をみました。「スキャンダル」でヨン様と共演していたチョン・ドヨンと、「オールドボーイ」のチェ・ミンシクが夫婦役で主役を演じています。　　※それにしても↑のリンクでみると、このDVDの値段、1000円以下。なんでこんな値段なの～？チェ・ミンシクとチョン・ドヨンの夫婦は、赤ちゃんがいるものの、夫がリストラされ冷え切った関係。妻ドヨンは、昔の恋人？と不倫関係にあります。ドヨンにとって、この不倫は「体の関係」だけのつもり。だけど、相手は夫と別れて自分のところへ来てくれることをのぞみ、２人の間は微妙な関係に。そんなとき、妻の不倫に気づいた夫がとった行動は・・・・。「スキャンダル」では清純派ながら大胆なラブシーンという感じのドヨンですが、この映画では、「もろ」なベッドシーン全開。チェ・ミンシクは、オールドボーイのワイルドなイメージとはうってかわって、地味なサラリーマン役。リストラされて休職中ということで、料理や洗濯、抱っこヒモで子供を連れ歩いたり、「主夫」姿が斬新(笑)。後半、妻の不倫を知ったあとのシーンは、コワイです。セリフがほとんどないのに、スクリーンから目が離せないのは、さすがの演技力。ストーリー自体は、正直それほどどうということはないんですけど、どうでもいいところで、ちょっとおもしろいシーンがありました。なかなか仕事を見つけられないミンシクが、テレビの連ドラに見入っていると、それを妻になじられるというシーン。見ているテレビの画面がセリフといっしょに映るんだけど、これがたぶん「愛の群像」の１シーンだと思われるもの(笑)。キム・ヘスとヨン様がセリフ入りで出てくるの。どの辺のシーンだったかはよく覚えてないんだけど。そして、もうひとつ気になったのは、その「愛の群像」で、キム・ヘスのお父さん役をやっていたオジサン。この映画の公開が1999年、「愛の群像」のオンエアも同じく1999年。「愛の群像」は44話もあるながーいドラマなので、映画の公開と重なってたりしたんでしょうか？ところで、GyaO。最近みていたドラマは、どれもCMが前後にしか入らなかったので、途中には入れないようになったのかと喜んでいたら、この映画ではなんと10分おきにCMが。。確か、以前「わが心のオルガン」を観たときもそうだったっけ。映画は全部そうなのかしら？　それにしても10分おきは、ちょっとひどすぎると思うんだけどなぁ。。。。

March 31, 2006

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<追記＞試写会情報：「タイフーン」おもしろいかな？

3/18に放送された、映画「タイフーン」の特番をみました。主演のチャン・ドンゴンが来日したときに収録した小宮悦子とのインタビューを交えて、映画のシーンがたっぷり紹介されました。昨年ぐらいから、いわゆる日本で人気の韓流スターたち、ハードボイルドタッチの映画が続いています。ビョンホンの「甘い人生」、サンウの「美しき野獣」などなど。ドラマの甘い恋愛モノをみたいファンにとっては、ちょっと残念な感じもしますけど、韓国の流行なのか、いわゆる２枚目役というレッテルを貼られたくない反動なんでしょうか？？私は、そもそもジャンルとしてはやはり恋愛モノとかヒューマン系が好き。いわゆる「女性好み」と言われてるタイプの(笑)。なので、暴力シーンが多かったり、男臭いモノは、あまり好きじゃありません。「甘い人生」はチケットをもらったので見にいったけどイマイチだったし、「美しき野獣」も見にいく気になりませんでした。「タイフーン」もその手の映画かなぁと、実は思っていたのですけど、この番組をみた限りでは、ちょっと違うかも、これなら見にいってもいいかな、とちょっと思いました。「タイやロシアでロケした海賊の映画」という予備知識しかなかったのですが、ドンゴン演じる主人公は、韓国に受け入れてもらえなかった脱北者という役所らしく、南北問題に迫っているっていうところが、ちょっと興味あります。この映画、あの「ブラザーフッド」を上回る制作費をつぎ込んで作られた話題作だったらしいですが、どうも韓国での成績はあまりよくなかったとか。期待が大きかった分滑りだしは好調だったものの、その後の伸びがなかったようです。日本では、北朝鮮の拉致問題もあって、脱北者関連のドキュメントがよく取り上げられるなど、南北問題には割と関心高いですよね。なので、案外、この映画も関心が集まるかなぁという感じはするのですが。３月の始めに行われた試写会の感想などを読んでいると、スケールの大きさを狙いすぎて、空回りしているところがあるのでは？なんて指摘がありました。「輪舞曲」のような感じなのかしら(笑)。「ブラザーフッド」は、ツライシーンも多いけど、とてもいい映画だったと思います。ドンゴンとウォンビンの兄弟愛に重ねて描かれた、同じ人間、同じ民族が闘う愚かさ、むなしさがひしひしと伝わってきました。さて、「タイフーン」の方はどうでしょうね？公開は４／８からですって。ちなみに、私の見た特番はテレビ朝日で放送されたものですが、日本各地全国ではこれから放送されるみたいですよ。公式サイトにスケジュール表があったので、興味のある人は、チェックしてみてくださいね。（「NEWS」のところです）追記：GyaOで、この映画のオンライン試写会を募集しています。試写会は4/1～2で、応募は3/30まで。抽選で300名ですって。私も一応応募してみました(^^)。応募ページはコチラです。本編映像が５分流れて、これを見終わると応募フォームがでてきますよ♪

March 29, 2006

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とくダネ！の「パッチギ」特集第二弾

昨日の予告通り、今日は、映画「パッチギ」のプロデューサーである李鳳宇さんという人のインタビューでした。この李さんは、京都生まれの在日２世コリアン。なのでこの映画に描かれている朝鮮学校の学生たちは、まさに李さんたちの高校時代そのままなのだそうです。映画の中で、バスをひっくり返してしまうところがあるのですが、それも「似たようなこと」が実際にあったとか(笑)。また、お葬式を自宅でやろうとしても、あまりのぼろ家なので、かんおけを入れることもできなくて、ドア（木でできた粗末なもの）を斧で壊してしまうというシーンは、李さんのお兄さんのお葬式で実際にあった出来事なのだそうです。お兄さんは、病気で亡くなられたそうですが、このときの光景を「何か絵にして残しておきたかった」とのことです。これから映画を見る方は、そんなことも覚えておかれると、よけいに胸に迫るものがあるのではないでしょうか。ところで、この李さんは、シネカノンという映画配給会社の代表でもあります。韓国映画の好きな人なら、「シネカノン」の名前は、聞いたことありますよね。「シュリ」や「ＪＳＡ」を買い付けて、無名だった韓流映画を日本に定着させた人でもあるわけです。私はみてないけど、岸谷五朗の「月はどっちに出ている」という、やはり在日の人を描いた映画も、この李さんの作品だそうです。その彼が、最近韓国にシネコンを作り、その中のひとつを日本映画専用とした、その第一作として上映されているのが「パッチギ」というわけです。まさに、日韓の映画界のかけはしというのにふさわしい存在の人ですね。ちなみに、４５歳で、なかなかのイケメンです(笑)。ちょっと古いですが、こんな記事を見つけました。李さんのプロフィールがわかりますよ。コチラからどうぞ。

March 16, 2006

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「パッチギ」韓国へ

在日コリアンを描いた日本映画「パッチギ」が、今、韓国でも上映されているそうです。それに伴い、井筒監督や出演者が韓国を訪問したらしいのですが、それを密着取材した模様を今朝の「とくダネ」という番組で放映していました。テーマは重たいけど、エンタメ色も濃い映画なので、評判は上々なのだとか。試写会？のあとに、監督と韓国観客とのトークショーみたいなのも催されて、なかなか熱い反応があったようです。番組でも言っていましたが、私も驚いたのは、今の韓国の若い人は、「在日コリアン」についてほとんど知らなくて、存在すらも知らない人が結構いるそうです。なので、そういう人達にとっては、この映画は新鮮に映ったようですね。番組では、75歳の年配男性にもフォーカスをあてていました。その男性は、未だに日本へのわだかまりを捨てられずにいたそうですが、この映画をみて、「いい映画を作ってくれてありがとう」と言っていました。映画の中で、日本人役の男の子が「イムジン河」を歌うシーンでは、泣いてましたね。さて、以前この映画を見たとき、「パッチギ」での韓国語についてという日記を書きましたが、それに関連する話も、とりあげられていました。映画の中で在日の人たちの使う朝鮮語のイントネーションには、こだわりがあって、在日の人たちのものを忠実に再現するよう演出したんだそうです。結果、私が感じたように、韓国の観客も最初は「変なイントネーション」と感じて笑う人もいたようなんですが、在日という存在を知り、彼らには彼らの「朝鮮語」が受け継がれていると言うことを知って、ああ、そうなのか、と納得した、と。私は、在日の存在が、韓国でそんなに知られていないものだとは思わなかったので、そんなことまではとても想像できませんでしたが、やはり、あの「不自然な」イントネーションには、意味がこめられていたのですね。この映画は、最近韓国にできた日本映画専門の映画館で上映されるそうです。そのプロデューサーのインタビューを明日16日の放送で放映するそうですよ。※フジテレビのこの番組のことは、朝鮮日報にも載ってました(笑)。『パッチギ!』監督と俳優の韓国訪問、フジが密着取材

March 15, 2006

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「パッチギ」での韓国語について

TSUTAYAが半額セールをやっていたので、映画「パッチギ」のDVDを借りてきてみました。井筒監督の日本映画なんですが、1969年頃の京都を舞台にした在日朝鮮人の世界が描かれています。何かと反目しあって、ケンカばかりしている日本の高校生と、朝鮮学校の生徒。そんな中、ひとりの日本人男子生徒が、朝鮮学校の女生徒に一目惚れしたことから、彼らの世界に近づいていきます。映画の予告編などでは、このストーリーを軸にして「日本版ロミオとジュリエット」と言っていたけど、純愛ストーリーを期待してはいけません(笑)。この２人の恋物語は、ひとつのきっかけにすぎなくて、その成り行き自体は映画のメインテーマじゃないんですね。どちらかというと、「ウエストサイドストーリー」みたいな感じ？　とにかく両校の生徒の乱闘シーンが多い。殴って、蹴って、血だらけになって。。。私は、こういうのは苦手だけど、当時こういう諍いが絶えなかったのは事実のようで、在日の人達の鬱屈した思いを描くには、必要なシーンだったのかなとも思います。ちなみに、タイトルの「パッチギ」というのは、「頭突き」という意味らしいです。映画の中では、なぜ南北朝鮮が分断されてしまったか、その一因は日本統治にあるという話を語らせるシーンがあったり、日本人の男子生徒が朝鮮人たちに「おまえは何も知らないくせに」みたいに責められるシーンがあったり、そういう問題についても考えさせられます。歴史的、政治的な解釈はともかくとして、気になったのは、在日朝鮮人たちがしゃべっている言葉。演じているのは日本人の俳優で、基本は日本語なんですが、ときどき朝鮮語が混じるんですね。その発音が、かなりのジャパーニーズ風。一番気になったのは、おなじみ「オッパ」。韓ドラなどで聞く「オッパ」は「オッパ～」とパにアクセントがあって、語尾を伸ばしますよね。でも、この映画では「オッパ」って、オにアクセントをつけて、語尾も伸びない。なんか、違う語みたいです(笑)。そこで、ギモンなんですけど、実際の在日の人の発音ってどうなんでしょうね？　日本で生まれ育った人は、やはり日本語なまりなのかしら。在日にもいろいろあって、大人になってから習って初めてしゃべれるようになる人（ソニンみたいに）もいるみたいですけど、少なくとも映画に出てくる子供（高校生）たちは、日常的にちゃんぽんで話していたようなので、ってことは、周りの親や親戚が話す「ネイティブ」な発音を聞いて育ったんじゃないのかしら？なーんてことが、妙に気になってしまいました。ちなみに、この映画、地味な作品だけど、去年の国内映画祭でたくさんの賞を受賞した話題作のようですよ。

February 20, 2006

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4分の1じゃなかった！「クォータ」制度

おとといの日記に書いたチャン・ドンゴンの一人デモの話。昨日は、ビョンホンやアン・ソンギ、チェ・ミンシク、チョ・インソン、カン・ドンウォン、チャ・テヒョン、チ・ジニら、そうそうたるメンバーでのデモが敢行されたとか。そんなわけで、日本のテレビでも結構大きく扱われていましたが、そこで知った私の勘違い。。。私、「クォーター＝4分の1」だと思いこんでいたんですけど、「クォータ」なんですってね。そういえば、「年間の146日」　という数字は見覚えがあったような気がするんですが、なんとなく146日＝4分の1だと思いこんでいて。冷静に考えてみたら、4分の1だったら91日でした（恥）。そもそも、年間の91日ぐらいだったら、それほどの規制じゃないですよね(^^;)。あーん。恥さらし。ということで、訂正です。今問題になっている、この制度は「スクリーンクォータ」制度で、内容は、「年間の146日は韓国映画を上映しなくてはいけない」というものでした。スミマセン。ちなみに、私の勘違いの元は、以前読んだ朝鮮日報の記事。ここに、「スクリーンクォーター」「4分の1」って書いてあったんだもん！フライングのガセネタが多いのはわかってたけど、こういう明かな間違いを書いちゃうって、どうよ！（と、思い切り責任転嫁(^^;)）それにしても、「クオータ」ってどういう意味？？？追記：判明しました。語源。クォータは「quota(割当て)」の意だそうですー。失礼しました！

February 9, 2006

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スクリーンクォーター制度がなくなる？

韓国映画の発展に一役買ったと言われているのが「スクリーンクォーター制度」。韓国では、映画館の上映時間のうち1/4（146日→2/8訂正）を自国映画を上映しなくてはいけない、という決まりです。※追記　ついでに名称も「クオータ」制度の誤り（2/8訂正）この制度が、アメリカとの貿易交渉の一環として、縮小されるかもしれないとか。それに対して、韓国の映画俳優たちが反対運動をしているというニュースが朝日新聞のサイトにも載っていました。この日は、チャン・ドンゴンが「一人デモ」を行ったようなのですが、これが事前に公表されていたために、取材陣やファンがかけつけて、騒ぎになってしまった様子。そりゃ、そうですよね(^^;)。それにしても、どうなんでしょうね。この制度。俳優たちは、この制度がなくなれば、ハリウッドの映画に圧倒されてしまう、と心配しているようですが、韓国映画もここまで来たら、もう少し自信を持ってもいいんじゃないかなぁとも思うんですけど。日本人としては、この制度がなくなれば日本映画ももっと上映してもらえるかも、なんて期待しちゃったり。日本では、日本映画の衰退が言われて久しいけれど、ハリウッドものも、ハリポタとかロードオブザリングとか、スターウォーズとか、そういうシリーズもの以外は、ちょっとパッとしない感じ。昨年の観客動員数１位は、ダントツ「ハウルの城」。最近も「三丁目の夕日」とかヒットしましたし。制度じゃなくて、中味で勝負できるのが、一番だと思うんですけどね。映画を見る側の一般の韓国人はどう思っているのか、気になるところです。

February 7, 2006

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大沢たかおが、またヤクザ役？

大沢たかおが、韓国の映画に主演するというニュースを見かけました。記事はこちら（サンスポ）大沢たかおといえば、「セカチュー」に出ていたので韓国でもそこそこ顔を知られているとのこと。チェ・ソンモのMVでジソプや「パリの恋人」のキム・ジョンウンと共演したことでも有名ですね。このMVはこちらで見られます。10分以上ある大作。大沢たかおは、ヤクザの親分役。その愛人？であるキム・ジョンウンをジソプが恋してしまうことで、悲劇に・・・。というストーリー。ほとんどのセリフが日本語で、ジソプも日本語でしゃべってます(笑)。記事によると、今度の映画でも、大沢たかおはヤクザ役だとか。うーん、日本人っていうとヤクザのイメージなんでしょうかねぇ。極道の世界？？一般の日本人にとっては、ヤクザなんてちっとも身近じゃないんですけどね(^^;)。一方、今月から、韓国のテレビでドラマ版の「電車男」が放映されるというニュースも見つけました。記事はこちら。記事によると、現在の日本の若者文化がよくわかるところが興味深いとあります。私自身は、「電車男」は本で流し読みしただけど、ドラマも映画もみてないんですけどね。「2ch文化」みたいなのはあまり好きじゃないので。（オバサンな証拠？）日本文化＝ヤクザかオタクって、なんだかなぁ。。。。。

February 4, 2006

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「Ｂ型の彼氏」

今日公開の韓国映画。主演はイ・ドンゴンとハ・ジヘちゃん。Ｂ型の気まぐれ男と恋に落ちてしまったＡ型女子のラブコメ。時間も１時間半と短いし、クスっと笑いどころ満載なので、すっごく気楽に観られる映画です。私は知人から借りたDVDで観たので、映画館の様子はわからないのですが、映画の内容について、感想を書いておきますと。ドンゴン演じるＢ型男。本当に気まぐれで自己チューで(笑)。Ａ型オンナの私としては、いくら格好良くても、やっぱりこういう人はイヤだなぁと思ってしまいます(笑)。素のドンゴン君は好きですけど（ちなみに彼自身はＡ型）。ストーリーは、どちらかというと女の子の側の心情を描いているので、もう少し、Ｂ型男の側の心の内も描いてくれたらよかったかなぁという気もします。「私の頭の中の消しゴム」のチョン・ウソンのような、いわゆる素敵な王子様！というキャラではないので、イ・ドンゴンのことを知らない人がこの映画を見ても、「ドンゴン素敵！」と思うかどうかは、好み次第って感じでしょうか。韓流雑誌じゃない若者雑誌などにもたくさん宣伝が載っていたみたいだし、吹き替え版だけを上映する映画館も多いみたい。韓流ファンじゃなくても、普通に若い人達が、「なんか映画見にいこうか」って感じで見にいける路線を狙ってるみたいですね。その証拠？にこんな宣伝イベントも。。。レイザーラモンHG、「B型ゆえに回りの空気を読めない」と告白ハードゲイがイ・ドンゴンの映画の宣伝。。。かなりビミョーな気がしますけど(笑)。さて、どのぐらいヒットするでしょうか。公式サイトはこちら。DVDは品切れのところが多いみたいですねー。フォトブックも出てましたよ。1600円だって。

January 28, 2006

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「ビッグ・スウィンドル」観てきました♪

もう新年があけて10日もたってしまいましたが。。。明けましておめでとうございます！最近は更新頻度のすっかり落ちてしまったこの日記ですけど、今年もぼちぼち続けて行けたらなと思います。どうぞ宜しくおつきあいくださいませ。さて。お正月休み明け早々、韓国映画を見てきました。パク・シニャン主演の「ビッグ・スウィンドル」です。ストーリーは、実際に起きた韓国銀行の横領詐欺事件を素材にしたもの。シニャンら５人の詐欺師がこの事件の犯人となるわけですけど、この５人同士も、互いに騙し騙され・・。あまり語るとネタバレになってしまう手の話なので、この辺で(笑)。犯罪ものではあるけれど、明るくコメディタッチの映画なので、気楽に楽しめます。暴力シーンなどもないし。「冒頭１分から騙される」というキャッチコピーがついてるけど、そのからくりは、すぐにわかっちゃったかな(笑)。なので、アット驚く結末！という感じでなかったけど、それなりにおもしろかったと思います。ところで、この映画。東京では渋谷と新宿２箇所でしかやっていないのに、平日の昼間のせいか、ガラガラでした(^^;)。私は知人と２人で行ったんですけど、それ以外に４，５人ってところだったでしょうか？　公開から１ヶ月以上たってるから仕方ない？　韓流ブームとはいえ、やはり四天王クラスでないとこんなもんなのでしょうか。

January 10, 2006

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青龍賞授賞式を生中継でみた

昨日は、韓国のアカデミー賞といわれる青龍の授賞式でした。KBS２で生放送するというのを思い出して、ネットでアクセス。KBSのサイトにはアクセスが集中しているのか、まったくつながりませんでしたが、違うサイトからチャレンジしてみたら、バッチリ！　途中ちょっとだけだけど「生放送」で見ることができました。私が見たのは、最後の方だったので、主演男優賞、主演女優賞、作品賞の主要三部門の受賞シーン。客席に座ってるノミネートされた人たちが分割画面で映し出されて、ドキドキしながら発表を待つシーンは、子供の頃レコード大賞をテレビで見ていたときのことを思い出しました(笑)。こんな感じ。結局受賞したのは、主演男優賞が「君は僕の運命」のファン・ジョンミン。主演女優賞が「親切なクムジャさん」のイ・ヨンエ。作品賞も「親切なクムジャさん」でした。イ・ヨンエの受賞シーン。主演男優部門では、ノミネートされた４人のうち、知ってるのは「マラソン」のチョ・スンウと「甘い人生」のイ・ビョンホンだけ。ふたりに注目してみていたら、全然知らない人に決まりました(笑)。女優賞の方は、ヨンエ以外にも、「四月の雪」のソン・イェジンや「君は僕の運命」のチョン・ドヨン（「スキャンダル」や「星に願いを」「我が心のオルガン」などにも出てましたね）の顔がありました。音声が鮮明じゃないし、そもそも字幕ないのであまりよくわからないしで、なんとなく眺めてるだけでしたけど、でもリアルタイムでみているのは、結構おもしろかったですよ。番組終了後にまとめてだーっと流れるCMでは、サンウやピ、イ・ヨンエなど知ってる顔が次々。その後10時から始まった番組は、ピの「この愛、ろくでなし」でした。あらすじ知らないし、途中だし、言葉わからないしで、なんだかさっぱりわかんなかったけど(笑)。ピとシン・ミナ（甘い人生や美しき日々の）が出てるのはわかりました。割と深刻な感じでした。よその国のテレビなのに、こうやってリアルタイムでみられちゃうって、なんか不思議ですね(笑)。もっとも、逆に韓国ではホテルのテレビでNHK BSが見られちゃったりするんですけどね。

November 30, 2005

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韓国で人気の妻夫木くん

韓ドラテーマで書くのもヘンなんですけど(笑)。先日の釜山映画祭に日本から妻夫木くんがゲストで出席した、というニュースが流れていましたね。このときの様子を妻夫木くんに密着取材した番組をみました。妻夫木くんって、素も見た目通りで、気取らない人なんですね。会場に向かう車の中で「誰？なんて顔されたら辛いよねぇ」なんて笑ってたんですけど、どうして、どうして。かなり多勢のファンが押しかけ、大変な人気だったようです。本人曰く、「日本でもこんなの経験ないし、たぶん一生で一度のことだね(笑)」ですって。あちらでは、「ブッキー」とか「サトシ」とか呼ばれているとか。そりゃ「つまぶき」なんて、むずかしくて韓国人発音できませんね(^^;)。「ちゅまぶき」になっちゃいそう(笑)。今回の映画祭では、もちろん新作の「春の雪」で行ったのですが、韓国では今「ジョゼと虎と魚たち」が再上映されているんですって。この映画は、私も見ましたけど、すごーい地味な作品。妻夫木くんが出てるっていうだけでみたようなもの。それも、TSUTAYAに行って、なんかないかんぁって思ってたときにたまたま見つけて、借りたんです、確か。そもそも、日本でもそんなに派手に宣伝とかしてなかったし、知らない人も多いんじゃないかな。韓国でも、たくさんの映画でロードショーってわけじゃないみたいだけど、日本映画そのものがアニメ以外ほとんど話題にならない状況の中では、善戦しているようです。そういえば、韓国で大人気で「お元気ですか～」の流行語まで作りだしたという、中山美穂の「ラブレター」っていう映画も、日本じゃあまり知られていない地味な映画でしたよね。よくわかんないもんです(笑)。

November 4, 2005

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ウソン主演の「MUSA～武士～」

「消しゴム」以来、すっかりウソンかぶれの私。「MUSA～武士」という映画のDVDを借りてきました。日本では、チャン・ツィイーの作品として知られているこの映画自体は、前から知っていたけど、時代劇だし、むさそうだし、、とあまり興味を持っていませんでした。でも、「この映画に出ているウソンもステキ」という話を聞きつけて、これは観なければ！と(笑)。時代は14世紀頃？　ウソンたち朝鮮の一行は明への特使として派遣されるも、その命を果たせず、帰途につくことに。しかし、砂漠の中で蒙古軍に拉致された明の姫（チャン・ツィイー）を救ったことから、蒙古軍と戦う運命に。。という話。まあ、戦闘シーンの多いこと。それも、首がぶっとんだり、血が噴き出したり。その辺の描写は嘘くさいので、それほど気持ち悪いってほどじゃないんですけど。その中にあって、やはりウソン様はステキでした(^^)。奴隷の役ながら、むさ苦しい中にもキラッと光る、あの目ヂカラ。主役といえるかどうかは微妙だけど、存在感はピカイチ。寡黙で、めちゃめちゃ槍がうまくて、強い。黙って姫を守るその姿のかっこいいこと。ルパン３世の五右衛門みたいな感じ？(笑)いや、もっとカッコイイですよ。戦闘モノの嫌いな私には、ウソンのステキさだけが見所の映画でしたが、ウソンチェックな方は、ぜひ。

November 1, 2005

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老母の「消しゴム」感想は

私の影響で韓流ブームにどっぷり浸っている母。先日、何十年ぶりかで映画館に行って「四月の雪」を見てきたら、「1000円で（レディースデー）こんなに楽しめるなんて、いいわよねぇ」と仕切りに言っていたので、「私の頭の中の消しゴム」っていう映画もいいよ、と勧めてあげたんです。そしたら、さっそく、ヨン友を誘って行ってきたと電話報告がありました。感想は、「なかなかよかったわ。」特に、いっしょに行ったヨン友（同じ年のおばあさま）がいたく感動して、「こんなステキな映画を紹介していただいて、お嬢様に感謝するわぁ」とおっしゃっていたとか(笑)。そのおばあさまは、もう未亡人でお金も時間も自由になるらしく、ヨン様作品すべてのDVDを買って持っている方。映画館の帰りに売店で「消しゴム」のナビゲートDVDもお買いあげだったそうです。娘さん夫婦と同居しているらしいのですが、娘さんは韓流にはまったく興味がなくて、「娘さんと韓流バナシができてうらやましいわ」と言われているそうです、うちの母(笑)。うちの母に「で、四月の雪とどっちがよかった？」と聞いてみました。すると「物語はこっちのほうがいいけど、やっぱり四月の雪はヨン様が出てるから。。。」だそうです。「あの男の人もステキよねぇ」といいつつ、やはり、ヨン様は偉大です(笑)。とはいえ、母と、そのお友だちにまで喜んでもらえて、よかった、よかった。こういうおばあさま方に楽しみを与えてくれる韓流ブームって、本当にスゴイと思います。（他人事みたいだけど(笑)）「他にはなんかないの？」と聞くので、「春の雪」なんてどう？と言うと、「日本の映画にお金払っていく気になれないわ」ですって。なんで～(笑)？ところで、うちの母はもう７７歳。レディースデーじゃなくてもシルバー料金で入れるはず。それを教えてあげると、「シルバーで」って入るのはイヤなんですって(^^;)。まあ、わからないでもないですけど(笑)。どっちみち毎日暇なんだから、水曜日に行けばいいことだしね。

October 31, 2005

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「四月の雪」と「私の頭の中の消しゴム」

先週末に公開された「私の頭の中の消しゴム」がランキング１位になったそうですね。この記録は、韓国映画ではシュリ以来だとか。動員数自体は、「四月の雪」の方が多かったみたいですけど、あの頃はまだ「チャーリーとチョコレート工場」がもっと勢いがあったので、相対的に２位だったんですね。という具合に、「順位」というのは、そのときの事情にも左右されるわけですが。とはいえ、この「消しゴム」がつい先日「四月の雪」が作った国内での韓国語映画の記録を抜けるかどうか、というのは、みものだと思います。私は両方とも見たので、改めてちょっと比べてみたいと思います。どちらもそれなりにいい映画であることには間違いないと思うのですが、大きく分けて、こう言えると思います。・ハリウッド映画のようなわかりやすい、ラブストーリーが好き　→　「消しゴム」がオススメ・ヨーロッパ映画のような、余韻のあるしっとりした映画が好き　→　「四月の雪」がオススメもちろん、とにかくヨン様が好き！という方は「四月の雪」ですね(笑)。でも、「消しゴム」のチョン・ウソンもなかなかステキです。というか、「四月の雪」でペ・ヨンジュンが演じるインスという役は、「冬ソナ」のミニョンさんのような「ステキ～！」というキャラではないので、個人的にヨン様に思い入れがなければ、「消しゴム」のチョン・ウソンの方が、（役トクでも）「ステキ～」となる可能性は大ですね。好みの問題ではありますが。ところで、この２つの映画、同じソン・イェジンという女優さんが出演している、ということで、ヨン様ファンにとってはちょっとおもしろくないと思う人もいるみたいです。というのも、韓国での公開自体はずっと前（１年前）だったのに、あえて「四月の雪」の公開直後まで待っての日本公開。まだ「四月の雪」が上映中だというのに、手の平を返したように？「消しゴム」のプロモで来日というのが気に入らないと。「消しゴム」は試写会だの宣伝も派手にやってますから、目立ちますよね。まだ「四月の雪」の余韻に浸っていたいのにこれでは興ざめしてしまう・・・ということのようです。気持ちはわからなくもないんですが、同じ人が出てるとはいえ、この2つの映画、日本での配給会社は違うんですよね。つまりはライバル。となれば、「消しゴム」の方が、「四月の雪」＝ヨン様人気による話題性を最大限利用しようと考えるのは、無理のないことだと思うのです。実際、「「四月の雪」でヨン様と共演した、あの女優の映画」というふれこみがなかったら、「消しゴム」はここまで話題になってなかったでしょう。「ヨン様を利用して、ウソンの人気が出るなんて許せない」という怒りもあるでしょうけど、こればかりは、仕方ないのでは(^^;)。私個人としては、「消しゴム」はとても好きでいい映画だと思うので、ひとりでもたくさんの人に見てもらいたい、そう思うと、この時期を待って公開してくれたのは、お見事というか、むしろ歓迎したい気分なんですけど。観た後の感想も、「四月の雪」がずしーんと重たいのに対して、「消しゴム」は、悲しい話だけどさわやか、というか、心が暖かくなるというか、周りの人や今の幸せを大事にしたいな、そんな風に思えるところが好きなんです。難病を扱ってる割にはきれい事すぎるとか、ツッコミどころはあると思うんですけど、それはそれと割り切れるというか。映画好きで、あのシーンの解釈は、、などと楽しみたい人には「四月の雪」はまさに「噛めば噛むほど味が出る」作品なんだと思いますが。こんなことを書くと、またヨン様ファンはカチンと来るかも知れないけど(^^;)、あくまで個人的な感想ということで、お許しを。

October 25, 2005

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今までに見た韓国映画総決算

冬ソナで韓国に興味を持ちだしたのが2003年の年末。もうすぐ、丸２年が経とうとしています。その間、つかれたように(笑)、たくさんの韓ドラや韓国映画をみました。そのうちの映画について、振り返ってみたいと思います。「スキャンダル」「四月の雪」（ペ・ヨンジュン）「純愛中毒」「JSA」「誰にでも秘密がある」「甘い人生」「我が心のオルガン」（イ・ビョンホン）「マイブラザー」「ガン＆トークス」（ウォンビン）「ロストメモリーズ」「ブラザーフッド」「チング」（チャン・ドンゴン）「猟奇的な彼女」「僕の彼女を紹介します」「イルマーレ」（チョン・ジヒョン）「ラブストーリー」「フーアーユー？」「ワニ＆ジュナ」（チョ・スンウ）「永遠の片想い」（チャ・テヒョン）「私の頭の中の消しゴム」（ソン・イェジン）「恋する神父」（クォン・サンウ）「あいつは格好良かった」「ホワイトクリスマス　恋しくて，逢いたくて」　（ソン・スンホン）「SSU」（シン・ヒョンジュン←テファオッパ）「シルミド」（ソル・ギョング）「ラストプレゼント」「春の日は過ぎゆく」（イ・ヨンエ）「八月のクリスマス」「シュリ」（ハン・ソッキュ）「ほえる犬は噛まない」（ペ・ドゥナ）「エンジェルスノー」「美術館の隣の動物園」　（シム・ウナ）と、数えてみたら32作でした！一番古いのが「八月のクリスマス」（1998年１月）、一番新しいのが「四月の雪」（2005年９月）。どちらもホ・ジノ監督の作品でした(笑)。このうち映画館で観たのが「四月の雪」「スキャンダル」「誰にでも秘密がある」「甘い人生」「マイブラザー」「ブラザーフッド」「ラブストーリー」「私の頭の中の消しゴム」の８本（うち、試写会が３本）。「我が心のオルガン」と「フーアーユー」をGyaoで観た以外、他の22本はDVDです。ほとんどの作品は、たぶんこの日記の過去ログで書いているので「韓国映画」カテゴリで探すと出てくるはず。一番おもしろかったのは何かなぁ。ひとつには絞れないけど、今思い出してもよかったなぁと思うのは、「ブラザーフッド」「猟奇的な彼女」「ラブストーリー」「私の頭の中の消しゴム」あたりかな。「純愛中毒」も結構好き。ここにない映画で、ぜひオススメ！というものがあったら、ぜひ教えて下さいね。ちなみに、観てないけどいつかみたいなぁと思っているのは、「マラソン」「おばあちゃんの家」「マドレーヌ」「バンジージャンプする」「Ｂ型のボーイフレンド」「親切なクムシャさん」「大統領の理髪師」かな。今回、観た映画を思い出すために参考にしたのがこちらのサイト。輝国山人の韓国映画年代別、俳優別に探せるので韓国映画のデータベースとしてとっても便利です(^^)。

October 11, 2005

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オンライン試写会受付中！「私の頭の中の消しゴム」

先日の日記に書いた、「私の頭の中の消しゴム」。動画配信サイトGyaoで無料のオンライン試写会があります。ずいぶん前から告知があって、私も狙っていたのですが、その前にスクリーンでの試写会の券をもらったので、行ってきちゃいましたが。受付は10/12までだそうです。おうちのパソコンで観られるから、どこに住んでる人でもOKですよ。日程は来週末の15,16のです。ぜひ、応募してみてはいかがですか？受付はこちらから。ところで、先週の話になりますが、同じくGyaoで「フーアーユー？」という映画をみました。「ラブストーリー」や「マラソン」でおなじみの、チョ・スンウの主演映画。相手役は、「愛の群像」でヨン様演じるジェホの妹をやっていた女の子。ネットを通じて心を通わせた２人が、じつは顔見知り同士だった……というお話。男性側はそれを知っているのだけれど、それを知らない女性に何と言って切り出すか。アメリカの映画「ユーガットメール」や、日本のドラマ「With Love」（竹野内豊と田中美里の）と似たような話ですね。チョ・スンウは、ハンサムってわけじゃないけど、雰囲気のある男優さんですね。でも私は「ラブストーリー」に出てた時の方が好きかな。それにしてもGyao。映画はCMが多すぎ～。10分に1回ってテレビよりひどくない？ドラマは20分に１本ぐらいなのに。といいつつ、次は「二重スパイ」を観ようと思ってるんですけど(笑)。

October 6, 2005

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「私の頭の中の消しゴム」（ネタバレなし）

昨日の日記に書いたとおり、映画「私の頭の中の消しゴム」の試写会に行ってきました。2001年に永作博美と緒方直人が共演した「Pure Soul」というドラマのリメイク版だそうです。妻が若くして若年性アルツハイマーになって、次第に記憶がなくなっていってしまう……という悲しいラブストーリー。観る前から「泣く映画」だという覚悟でいましたが、予想通り、というか期待通りというか(笑)、どっぷり泣かせてもらいました。重たいテーマだけど、暗すぎて気持ちがどよーんとなってしまうタイプの映画ではなくて、思い切り悲しくて切ないけど、気持ちよく涙を流せるという感じかな。前半は笑わせるシーンもあるし、２人の幸せな姿がたっぷり描かれていて、だからこそ、後半の哀しさがきわだってくるわけですが。とにかく、主役の２人がいいです。チョン・ウソンという男優さん。「MUSA-武士-」」という映画に出ていたそうですが、私はみたことなくて、名前と顔しか知りませんでした。だから、特にステキとも思っていなかったけど、この映画では、いいです、カッコイイです！　徐々に記憶を失って自分のことさえも忘れてしまう妻を愛する悲しい姿に、ぐっときます。福山雅治に似てる、なんて言われるけど、この映画に限っては、福山くんよりずっとカッコ良かったかなぁ。私的には。そして、イェジンちゃんも、可憐でかわいい。彼女がかわいければかわいいほど、彼女を愛する夫の気持ちも素直に感情移入できるし、こんなかわいい妻がアルツハイマーになってしまうなんて、っていう残酷さが悲しみを誘います。チョン・ウソンが、なまじ四天王とかほどの有名人ではない（日本ではね）分、かえって、韓流とか韓国とかに興味がない人、韓流ブームに乗るのはイヤ、っていう人でも、素直にみられるんじゃないでしょうか。作りも変なひねりとかないし、「四月の雪」みたいに解釈がむずかしいこともなく、わかりやすい映画なので、どんな人でも楽しめる（泣ける）映画だと思います。この秋、しっとりしたい気分になりたい人、静かに泣きたい人、オススメですよ♪

October 4, 2005

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「四月の雪」を半額で観る？

明日は10/1。映画の日なので、入場料が半額になります(^^)。最近は、1200円のレイトショー狙いで行くことが多いけど、こちらは1000円。200円安い(笑)。映画はたいてい夫連れなので、土曜日と重なる明日は絶好の映画日和。ジョニー・ディップの「チャーリーとチョコレート工場」がおもしろそうなので、行ってみようと思っています。で、いつものようにTOHOシネマのHPから予約しようとスケジュールをみてみると。確か先週は一番大きいスクリーンでやっていたはずなのに、明日は２番目のスクリーンになってる。なんで？じゃあ、何が１番スクリーンなの？と思ってみてみると、なんと「四月の雪」でした。ヒットしてるとは聞いてるけど、そんなに？と、ちょっと不思議に思って前後をみてみると、今日も、そしてあさって以降も１番スクリーンは「チャーリーとチョコレート工場」。つまり、明日10/1だけが、「四月の雪」なんです。これって、「四月の雪」のメインターゲットである主婦は、金銭感覚がシビアだから、映画の日を狙ってくる人が多いだろうってことなんでしょうか(笑)。もっとも、女性用にはレディースデイっていうのもありますよね。毎週金曜日とか。確かこちらも1000円のはずだけど、夫婦やカップルで来たい人、平日は来られない人向け？ということは、ただでさえ出だしのいいと言われているこの映画、明日でまた一気に動員数が増えるのかな。「家族」を自認している人は、すでに３回も４回も見に行った人たくさんいるみたいだし。すごいなぁ（その熱意）。

September 30, 2005

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