楽しい人生にしようよ♪

2005/09/11(日)09:08

人生観が変わったこと

自分のこと(201)

人生観が変わった一つに、親友の死があるんだよね。 高校からの友達で、その子が結婚しても、家族ぐるみ(オットとはまだ結婚していなかったけどね)で家に泊まったり、一緒に遊びに行ったりしていたんだ。 その子とは勤め先も近かったから、毎朝一緒に電車に乗って通ってた。 喧嘩もよくしたし、一緒に泣きもした。 妹よりも家族よりも近い存在だった。 どれだけ助けてもらったかわからない。 その子が突然死んでしまった時は、抜け殻のようになってしまった。 何年も写真も見れないし、一緒に歩んできた過去を封印してしまった。 だって、いきなり入院したかと思ったら一週間後には亡くなってしまったんだよ。あっけなく逝ってしまった。   会うこともできなかった。 あまりの激痛に、ベッドに縛られていたって後から聞いた。 でもその一週間前に、ダンナさんとうちに来て散々話して元気に帰っていったんだよ。 でも虫の知らせなのかな、その子が入院する日に会社に電話したんだ。 そしたら具合が悪いから早退したって言われて…。 で、自宅に電話をしたら「なんだか風邪をひいたみたい。でもたいしたことないよ」 これが最後の声になってしまった。 その後、吐血したらしい。 どうして会わせてくれなかったのって旦那さんに聞いたら、こんなに早く逝くとは思っていなかった。それにあの姿は見せられなかったって…。 まだ20代で、子供も産んでいなかったのに。 その後、ダンナさんは1年後に再婚した。 その前に、もう一人の友達と3人で飲みに行ったときに「今付き合っている人がいるんだ。会ってほしいのだけど」と言われた。 「それはできないよ。会えばその人を認めたことになるもの。○○の気持ちは分かるけど、認めることはできないよ」って断った。 ダンナさんは再婚して、親と同居をして家を建てて今は3人のパパだ。 そう思うとね、残された人の方が辛いのかもしれない。 思い出と生きるには辛すぎるだろうね。 だけど1年後はあんまりだって思った。親友の居場所がなくなるよって思った。 結局死んでいった親友には何が残ったのって思う。 それから私の中では『死』は近くにあるのよ。 いつもね、『死』の恐怖がついて回っているのよ。 いつその時が来るかは誰にも分からない。 だから、後悔だけはしたくないって思う。 そして、今あの子が生きていたら、なんて言ってくれるのかなって思う。 あれから私は方腕をもがれた気がする。

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