2005/10/11(火)08:22
少々固い話
昨日の夜、太宰治のドラマをしていたね。
昔のトヨエツは好きだったな~。
このドラマを観て、『苦悩』って言葉が頭に浮かんだ。
読んで字のごとく苦しみ悩む…。
今の時代、悩むことはあっても、苦しみ悩むことはないよな~と、なんとなく思う。
娘に「10代で人間失格を読むような女と、親父が合うわけないよな~」とつぶやく。
「かといって、人間失格を読むような男の人も嫌だな~」
今思うと、【人間失格】の題名に惹かれて本を手に取った、あの頃の自分の心境はなんだったんだろうと考えてしまう。。。
きっと、自分自信を失格者だと思っていたのだろう。
でも、あれから何回か読み返しているが、記憶に残っていないんだな。
なんでだろう。
大まかなあらすじは覚えていても、ほとんど思い出せない。
なにがしかの衝撃を受けた気はするのだけど、記憶に残っていないのが不思議でしようがない。