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2008.01.06
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カテゴリ:離婚のあれこれ

深夜のテレビで 相米真二監督の 『お引越し』 を観た。

ガツ~ンとやられた気がした。

中井貴一が父親役で、桜田淳子がは母親役。 主人公の小学6年生の子を田畑智子。

内容は両親が別居をしてしまい、それに納得がいかないまま振り回される娘の葛藤。

主人公が元気で強いのが救いだ。

夫婦の気持ちのズレや言い合いの場面を見ていると、自分とダブって重くせまってくる。

深夜に泣きながら離婚届けを書いた記憶が甦る。 これで娘たちからは永遠に、4人という家族の団欒を奪ってしまったんだ・・・ の辛い思いが甦る。

 

最後はそれぞれが自分なりの答えを出して前に進むのだけど、これを観終わって私は、果たして子どもの気持ちを汲み取っていたのだろうかと考えさせられた。

子どものことを考えはしていたが、自分が、自分がで来ていた気がする。

私が頑張らないといけない。 その思いだけでガムシャラに生きてきた。

だけど娘たちの気持ちまで思いやっていたのだろうか。

両親の離婚という出来事を、娘たちは心の底でどう受け止めていたのか・・・。

娘たちは表面はなんともないように流していたけれど、実際のところはどうだったのだろう。

悲しいはずはないだろう。 納得がいかないこともあるだろう。

でも自分なりに納得させてここまで来たのだろう。

 

 

離婚してしまった今、あれこれ思っても仕方がないが、娘たちには色んな思いをさせてしまったことだけは忘れずにいよう。

娘たちに変な同情や憐れみを感じる必要はないけれど、もっと広い目で、広い心で感じていかなければと思った。

 






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Last updated  2008.01.06 11:42:31
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