今日も一日、施設さまのために

言われてうれしくない人には寄ってこられるむらかみです。
最近の記憶で一番いやだったのは最高年齢72歳。
ガックシです。ガックシ。

セクハラの問題と根本的には同じなのかもしれませんが、
結局は、女性として見られるのを不快に感じる相手、なんですよね。
年齢がどうのとかではなく。

同志とか、娘・姉・妹として接してもらうのには
全然楽しいのですが、
そこに女性として見られる気配を感じたら、
一気に、全速力で、逃げ出してしまいます。





かつての職場で、兄のように慕っている人がいたのです。
偶然休みが重なって、お茶でもしに行こうと誘われ、
二つ返事でOKしたのですが、
当日、髪は切りたて、普段つけない香水をつけてる、
車の中ではラブソングがかかってるというような状況に陥った時、
私の勘違いだったら申し訳ないけれども
ぞわーーーーっと悪寒が走り、
その翌日から一切口をきけなくなってしまいました。

私はいつも、行動が極端なので、それはそれで問題なわけで、
おかげで、とても人間関係がギスギスしてしまった記憶があります。
向こうの同僚が、私のその相手に対する邪険な態度をよく思わないんですよ。

でもまさか、自分がこんな不快な気持ちになっている
その背景というのを説明するわけにもいかず、
（第三者に説明しちゃったら、なんだか、相手にも悪いじゃないですか）
一方的に悪いのは私というところに落ち着けることで、
ああ、あの頃はホントに、やりにくかったなあ。



で、その不快感の原因を、私は、
家庭を持っていながら独身女性に近寄るとは何事だ、
というところにあると思っていたんですよ。







最近、わかりました。
そうじゃ、ないんだな、と。





相手が結婚してようがしていまいが
彼女がいようがいまいが
単純に、私が、その人のことを男性として受け入れたくないだけなんだな、と。
で、男性として見れない相手に
私を女性として見てほしくない、と。
相手にまで自分のルールを強いてしまうのが私のいけないところです。
ええ、もう、申し訳ない。





だって、独身でも、近寄られていやな人は、いやなんですもの。
独身の人に、女性として見られたと思った瞬間にゾッとすること、あるんですもの。






ところで、週末。
素敵だなあと思っている男性に、ちょー口説かれました。
いやあ、あんなにほめてもらえると気持ちよかったです。

ふだんからなかなか自分に自信が持てず、劣等感が強いがゆえに
ほめ言葉も頑なに否定してしまうところのある私ですが、
その人にかかると、なんだかとても、素直に受け入れられて
うれしいんですよねー。

男性同士で盛り上がっているグループがあって
まあ、そこに女性一人入れてもらって
飲んだり、釣りに行ったりと、かわいがってもらってるんですが
その人は、面倒見もよく男にモテる人なんですよね。

同性にモテる人は、人間的に魅力のある人が多いと思っていて、
そんな人に女性としてほめられると、正直、ちょっと、うれしい。






が、






残念なお知らせですが、独身じゃないんですよね。

あー、もう、男って勝手ね。

とはいえ、相手に家庭があっても
口説かれて気持ちいいことってあるんですね。

結局自分が相手を魅力的だと思うかどうかなんでしょうね。

相手を魅力的だと思うのと
手に入れたいと思うのはまた別の次元の話。

素敵だなあと思う男性が身近にいるというのは
自分の今後の恋愛において、そこに素敵な男性のモデルケースがあり
男性に失望しなくていいという意味で
とても貴重な存在のように思います。


しかし、男は、勝手だなあ。






でも、その人はじめ、男性とのかかわりを通じて学んだことは、
「ほめられてうれしいのは、ほめられてうれしい相手だから」。
「どんなにほめられても、嫌いな相手の言葉は受け入れられない」。
「自分で自信がもてないでいるところを、
わかった上で受け入れてくれる相手ほど心強いものはなく、
自信をつけてくれるものはない」。


自分の立場をわきまえ、適度な距離を保つことが、
人間関係を円滑に、お互いに素敵な結果を手に入れるコツ。


身の丈をわきまえず、その場の感情で相手の心にズカズカ踏み込むことで
結局抱えきれずに逃げ出すというのは、
あまりにもカッコ悪いし、やさしくないなあ。

もてない荷物は、はじめから、もたない。



そしてやっぱり、いい男は
その辺のことも、ちゃんとわかってるんだなあ。

ちゃんと、引くもんね。




という話題は、本当は自分のプライベートブログに書くところなのですが、
そっちのブログだと、読んでくれている相手が
口説いた相手を特定する可能性があり、
そうなると相手に申し訳ないため、ちょっとこっちに書いてみた。






探られて痛い腹はない、という生き方を続けていくのは
とても、楽だなあ。




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