079752 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ゆるゆる時間

お茶のお供にしたい一冊 2005/11/10

お茶のお供にしたい1冊
私が読んだ本を感想を交えて紹介していきます。
2005/10/10
天使と悪魔(上) -天使と悪魔  ダン・ブラウン(著)
ダン・ブラウン3部作の処女作。
私は読む順番を「デセプション・ポイント」→「ダ・ヴィンチ・コード」→「天使と悪魔」としてしまったためか、ちょっと話の展開が予測できてしまった部分もあって、他の2作品ほど面白い、とは感じませんでした。
それでも充分楽しめましたけど。
図象学者のラングドン教授が、バチカンと、消滅したといわれていた謎の科学者集団「イルミナティ」との陰謀に巻き込まれてその謎を解いていく、というストーリー。
スイスにある最高レベルの科学組織セルンで反物質を研究していたべトラ博士が殺され、その旨には「イルミナティ」の焼印が押されていた。べトラ博士の娘で科学者のヴィットリアも巻き込んで、犯人探しが始まるのですが。。
バチカンの内部で秘密裏に進められていた陰謀、教皇の死、枢機卿たちの生贄。話の展開が速くて引き込まれます。
そしてこの作品も、背景や実際のバチカンの内部、ローマ市内の建物の配置、などとても緻密に裏づけがされています。知人によると、バチカンとヴィットリアが監禁されていたお城は実際に秘密の通路で繋がっているそうです。
イタリアのことに詳しい方にはもっと楽しめる作品だと思います。

2005/10/10
イン・ザ・プール -イン・ザ・プール  奥田英朗(著)
一体この医者は何だ?
精神科医・伊良部の元に訪れる患者も患者だけど、伊良部の治療(?)もまったくもって突拍子もない。
いや、そもそも治す気なんてあるのか?とさえ思える。
一日2キロは泳がないとおかしくなっちゃう会社員、ケータイがないと手が震えちゃう高校生・・病状もいろいろだけど、真剣に悩む患者に対して伊良部は無責任なコメントばかり。
でも患者は話を聞いてほしいから通ってくる。終いには患者自身の力で立ち直っていくんだけど。
真剣にこういう医者がいたら、どうしようかって思うけど、でもなんだか「そんなに力入れて生きなくたっていいじゃん」って思わされるおおらかさ。
ほんとは名医?

2005/10/1
【予約】 ダ・ヴィンチ・コード 上下巻セット -ダ・ヴィンチ・コード  ダン・ブラウン(著)
「デセプション・ポイント」ですっかりダン・ブラウンファンになった私。続いては話題の「ダ・ヴィンチ・コード」を。
ルーブル美術館で殺された館長が残した不思議なメッセージ。これが事の発端になるのですが、館長の孫である暗号解読官のソフィーと宗教学者のラングドンが謎のメッセージを解いていきます。
次々に明らかになるキリスト教の謎。聖杯とは一体何?ソフィーの祖父が残したメッセージは、キリスト教の重大な秘密を伝えるものでした。
あまりにも有名な絵画がそのヒントとしていくつか出てきます。私も「最期の晩餐」のイエスの隣の人物が女性だとは知らなかったです。
この作品も綿密に下調べをして、私たちが知らなかった驚きの事実が書かれています。イエスが結婚していた?マグダラのマリアは、教会によって貶められた?
実在のシオン修道会、オプス・デイなどが物語に深く関わっています。
作者の妻は美術史研究家とのこと。なるほど、これだけの深い造詣があるのはそれもあったんですね。ぜひオススメの作品です。

2005/9/10
デセプション・ポイント(上) -デセプション・ポイント  ダン・ブラウン(著)
「ダ・ヴィンチ・コード」で有名なダン・ブラウンの作品。
北極圏のミルン棚氷で見つかった世紀の発見。巨大な隕石が発見されました。NASAはこの発見を万全の時期に発表するのですが・・。
ホワイトハウスとNASA、そして国家偵察局の政治的な陰謀がその裏で渦巻いていたのです。入念にリサーチされたであろうストーリーの背景、誰が黒幕なのか?意外な展開にどんどん惹きこまれていきます。
複雑に絡み合う人間関係と政治的策略。読み始めたら止まりません。
ここ数年で間違いなく5本の指に入る面白さです。

2005/3/16
頭がいい人、悪い人の話し方( 著者: 樋口裕一 | 出版社: PHP研究所 ) -頭がいい人、悪い人の話し方  樋口裕一(著)
「こんな話し方はバカに見える」と40もの例が挙げられています。
自分の話し方はどう見えるのだろう?と思い読んでみたのですが、読んでわかったことは「本当に話し方を変える必要があるような人は、こういう本を読もうとはしない」ということ。
そもそもそういう人は、自分がどう見られているかなどはあまり気にしないのではないかと思います。
内容はとてもわかりやすいというか、「ああ、こういう人、知り合いにいたいた」「あ、私もこういうことたまに言っちゃうな」と、同感できる部分が結構あります。
しりあがり寿氏のゆるーい感じの挿絵も手伝って、ちょっと笑ってしまうようなところもあります。ただ、全体的にはちょっと見方が偏ってるかなあという印象も。
40の例ごとに、「周囲の人の対応」「本人が自覚する為に」という説明もあるのですが、ほとんどすべて「こういった人と関わりになるのは避けましょう。無理であれば、聞き流しましょう」というものでした。
本人の自覚にいたっては、「こういった人が自覚をするのは難しいです」という説明だったりします。
確かに「こういう人は迷惑だな。頭悪そうだな。」とは思うのですが、よくよく考えたら、人間誰しも少しはそういう欠点があるものですよね。あまり深刻になり過ぎない程度に読むのがちょうどいいかと思いました。

2005/3/7
八十日間世界一周 -八十日間世界一周  ジュール・ヴェルヌ(著)
イギリスの紳士、フォッグ氏は、革新クラブのメンバーとある賭けをします。それは「80日間で世界一周する」というもの。
あまりの突拍子もない内容にメンバーは全員「不可能」に賭けます。もし達成できなければフォッグ氏は破産してしまうのです。
映画化もされたこの小説、話の展開が速くて、「次はどうなるの?」と 終始はらはらどきどき。純朴で不器用な下男のパスパルトゥーと、その主人で常に冷静で感情を出さないフォッグ氏。パスパルトゥーの失敗のせいで危うく日程が狂いそうになっても、フォッグ氏は怒ることもなく冷静に対処していきます。
旅の途中で、命を助けたアウーダ夫人と、ロンドン警視庁のフィックス刑事も加わって話の展開を面白くしていきます。
訪れた国の描写も面白く、日本の描写などは「こんな風に見られていたのか」とちょっと苦笑い。物語の最初から最後まで一貫して冷静で、しかし本当は心の優しいフォッグ氏には「イギリス紳士とはこういうものか」と感動させられました。
部屋にいながら世界一周の冒険に出られる小説です。

2005/2/20
- アイ・アム・デビッド  アネ・ホルム(著)
映画化もされた作品。初めはいったいデビッドはどこに収容されていて、なぜ逃げられたのか?”あいつ”とは誰か?とちょっとミステリアスな感じでしたが、読み進めるうちに次第にデビッドの置かれていた状況が少しずつわかり始めます。 まだ小さな少年のデビッドが、過酷な状況の中で普通の少年らしく振舞うことができなくなってしまいました。でもヨハンの教えを心に、いつも控えめに、正直で誠実であろうとするデビッドに心を打たれます。 人や自然に感謝すること、生きていることは素晴らしいことだと教えてもらった気がします。


Copyright (c) 1997-2020 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.