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カテゴリ:アート
同僚が、チケットをもらったからというので東京写真美術館でやっている「マグナムが撮った東京」展に誘ってくれた。
ついでに「夜明け前 知られざる日本写真開拓史」も観て来た。 マグナムの存在は今回初めて知りました。 ロバート・キャパが中心になって作った写真家集団だったんですね。 いろんな国籍のカメラマンが撮った東京。 1950年代から近代まで、実にさまざまな風景がある。 50年、60年の戦後の高度成長期。 撮られた人たちも東京の町も、活気があって活き活きしている。 表情もとても豊かで力強い。 お年よりも子供も。 「日本人、いい顔してたんだなあ」って思う。 特にお年寄り。素敵な笑顔だ。 こんな東京があったんだなってノスタルジックな気持ちになったり、切り取られたその景色の中にちょっとした面白いものが写っていて笑っちゃったり。 とても楽しい展覧会でした。 写真家って、すごいなあって思う。 私たちが日常見逃しちゃったり、何とも思っていないような風景も独特の捉え方で切り取っちゃう。 もう1つの「夜明け前」のほうは、初めて日本に写真がもたらされた頃の写真などが展示されていた。 ペリーによって写真が日本にやってきたらしい。へー。 今の写真とは全く撮り方が違うようで、銀板に焼き付けたものとか彩色をしたものとか。 なかなか味があったのですが、何しろ古いものばかりでちょっと観づらかったです。 でも福沢諭吉の写真には驚いた。 お札より精悍な顔つきでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年03月10日 21時34分08秒
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