2019/11/01(金)16:02
ありがとう、まるの母
先月、まるの母(義母)が亡くなりました。
突然のことで、心の整理もつかないまま、通夜、告別式が終わりました。
3~4日のうちに、まるで夢だったかのように現実の時間が流れました。
目の前で見ても実感がないのです。
家に帰ると、まるの母の手作りの玄関マットが迎えてくれて、部屋の中では、まるの母手作りのタペストリーが飾ってあり、手作りバッグもフックにかけられています。
信じられないまま、でも子ども達が次々と交互に体調を崩したりでずっと落ち着かず、慌ただしい日々。
夜中にネットで買い物の手続きをしていた時、ふと目に止まったお菓子がとても美味しそうで、まるの母好みそうだったので、教えてあげようと思った瞬間に、ああ、そうだ。もういないのだ。メールも電話もつながらないのだ、と実感したら、もうどうしようも無いほどの空虚感に襲われ、家族の寝静まったトイレで、わーわー泣いてしまいました。
見られずにずっとたまっていた韓国ドラマの録画に気付き、よくまるの母と好きな番組や役者さんの話をしたな、と思い出して、また泣いてしまう。
結婚してから、駄目嫁なのに、今まで本当に良くして頂きました。
告別式でしっかりとお別れする覚悟で臨んでいたのに、失ってしまった悲しみがドッと押し寄せてきます。
子ども達の看病や何か作業で忙しくして考えないようにしてました。
いつまでもくよくよしていたら、まるの母も気にしてしまいます。
前を向いて、自分がまるの母にしてもらったことを忘れずにこれから生きていこうと思いました。
まるの母は亡くなる前、10月誕生日のみーちゃんの為にお祝いを用意してくれていたようです。
なべさんが実家にあったお祝いを見つけていて、みーちゃんの誕生日にくれました。
まるの母。
もう、体が辛いことも痛いことも無いよね。
安らかに休んでください。
今までありがとうございました。
〈終〉