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happy harmony

Our First Year

 1年前、Free FreeHandは発足しました。
 AdobeのFreeHandフォーラムから派生し、Adobe社の閉ざされたシステムにしばられないFreeHandユーザーたちの独立した結びつきの場を実現するために、 Bez PalmerとThu Hurlimannによって設立されました。
 FreeHandユーザーたちを積極的に組織し、Adobe社に対して圧力をかけるためのこのような独立したサイトを持つことによって、FreeHand存続のための幅広い活動を行い、一般の人々の関心を喚起するための選択肢が開かれたといえます。
 この12ヶ月のあいだにわたってFree FreeHandが急速な成長をとげ、キャンペーンを行うことができたのも、ひとえに世界中に存在するメンバー達自らがそれぞれの技術やコミュニケーションを生かして献身的に行動してくれた結果だと言えます。
 
 Thu Hurlimannは言います。
 果たしてチャンスはあるのだろうかという疑いを捨てることができないままにプロジェクトを起ちあげるということは、たいていの場合常に困難をともなうものです。
 けれどこのプロジェクトは、この星が始まって以来と言っていいほどの、たくさんのすばらしいことをもたらしてくれました。
 あれから1年経った今、われわれにはわれわれのFreeHand存続にむけての活動を後押ししてくれる5000人以上の人々が世界中に存在することを見いだし、また統計的に見て、今なお10000人以上の人々がFreeHandを日々の仕事の中心に据えていることを知ったのです。
 われわれはこの星のすべてのデザイナーたちがベクターグラフィックを扱うプログラムに選択肢がないことをよしとせず、Adobe社のやり方に対して決して好ましい感情を抱いていないことを知っています。
 元々FreeHandのユーザーであるわれわれのメンバーと同じような、著名な尊敬すべきデザイナーたちのなかにも同じ考えを持つ人々がいるのです。
 今やわれわれは進むべき道を知っているのです。
 われわれは1年前にはFreeHandの復活をめざす道のりの中でこれほどの知識を得ることができるであろうとは想像することもできませんでしたし、われわれがかつて抱いた前途に対する疑いは晴れようとしています。
 
 Free FreeHandは現在も進行中のプロセスにあり、当初はAdobeとFreeHandの復活を願うわれわれとの双方にとってためになる解決方法を模索しようという真摯な態度で交渉に臨んできました。

 しかしこうした訴えがAdobe側の無視というかたちで退けられた結果、メンバーを募って積極的なキャンペーン活動を展開したり、国際的な報道媒体の力を借りて一般の関心を高めるためにPR会社を雇うなどのより強硬な手段に出ました。

 Bez Palmerは言います。
 かつてわれわれがFree FreeHandを起ちあげようとしていた当初、勝つ見込みのあるなしにかかわらず、Adobeの背後にあるものに立ち向かい、正しいことを貫こうという強い思いは、ひとえにAdobeのやり方に対する激しい怒りと、今もなお数えるに足るどんなアプリケーションよりも全ての点において立ちまさるFreeHandを使い続けたいという熱望によって駆り立てられたものでした。
 しかしわれわれは最初の数カ月で、まるで活動家のようなやり方でメールや手紙を怒涛のように送りつけることに疲れはててしまったのです。
 「顧客を無視する」ということがAdobeというブランドのなかにどれほど根深く浸透しているものなのか知っていたのなら、われわれはそもそもこのような努力などしてみようとも思わなかったかもしれません。
 数カ月を経ずして、われわれのミッションが思った以上に困難なものであるという不愉快な事実に直面しなくてはなりませんでした。
 あきらめなくてはならないときが来たのでしょうか?いいえ、そうではありません。
 この活動を続けていく理由は変わりました。でも、われわれはこれまで通り断固として進んでいきます。
 今Free FreeHand発足1周年を記念するにあたって、私にとって最も驚くべきことは、私にこの活動を続けさせていく原動力となっているものです。
 それはこの活動を始めた当初の情熱ではありません。むしろわれわれの活動を支えるためにあらわれた5000人を超えるメンバーのみなさんの存在なのです。
 メンバーの熱狂、激励、感謝こそがわれわれを突き動かし、さまざまな示唆を与え、そして謙虚な気持ちにさせるのです。
 われわれはこうしたFree FreeHandのメンバーのために戦い続けます。
 FreeHandユーザーのためにこうして立ち上がる者は他にいないのです。
 Adobeが敬意を払おうともしない、権利を奪われた幾多のグラフィックのプロたちのために。
 決してあきらめません。

 AdobeがFreeHandのユーザーを無視すればするほど、Free FreeHandはさらに勝負を挑むでしょう。
 われわれは2年目を迎えるにあたって、楽観的な見通しをもっています。でも、同時にこの古い諺を常に心に留めています。

「夜明け前が一番暗い」


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