さもなければ
「さもなければ夕焼けがこんなに美しいはずはない」おはようございます、momoです。↑上は題名に惹かれて図書館で借りた丸山健二さんという方の本です。信州は安曇野の厳しい自然のなかでものを書くということ庭をつくることに心血を注いでいる方のようです。それを「ライフワーク」とよぶにはあまりにも真摯でそしてストイックなまでの情熱。ときどき正しいか正しくないかなんてことはたいして重要なことじゃないなあ…なんて思ってしまう。自分の全存在をかけた魂の奥底から振り絞るような言葉にはどうしても心を揺さぶられずにはいられない。本の題名はヨハン・ペーター・ヘーベルの「アレマン詩集」のわれわれにとって何かもっとよい未来があるにちがいない。さもなければ夕焼けがこんなに美しいはずはない。という一節からとったもののようです。あまりにもたくさんの悲しいことやつらいことや苦しいことや。あふれているように思える今だけれど。それでもそんななかで自分でも戸惑うくらいのあかるい光をどこか奥深くで感じています。よりよい未来への種のようなもの。そして、やっぱりその光を信じずにはいられない。