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よくばりharuharu日記

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2007.09.26
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カテゴリ:気になるTV
なかなかおもしろいドラマが多かった今クールもすべて最終回をむかえちゃいましたね。ちょっと時間がたったものの、やっぱり印象が強かったものが多かったので、簡単に記しておこうと想います。

~~~~まず女帝ですが、

やはりテレ朝系だったからでしょうか、ドラマではやっぱりTBS系やフジ系にはちょっと及ばないかな?という部分もありましたが、展開がはげしかったのと、夫がこういう水商売をテーマとする番組がすきなことから結構毎週たのしみにしていました。

金や権力によってふみにじられた復讐から「のしあがっちゃるけん」と「ふざくんな」の熊本弁を口癖にひとりの女性が女帝をめざすドラマですが、しつこく嫌がらせをするひとたちや、解決してはまたトラブルがおこるという、ちょっとお昼のドラマのようなところもありました。

でも、最初はそういう復讐心が動機だったものの、「女帝は自分でなるものではない、まわりにならせてもらうもの」という言葉を理解し、自分が輝くことよりも、お客さんを心から喜ばせようという想いにかわって、問題も次々に解決して、同時に成長して行く様はみていて心地よかったですし、心にのこる言葉もおおかったです。

すでに女帝だった佐和ママ演じるかたせ梨乃さんはさすが極妻女優!

しっとりした色気と貫禄はさすがでした。「なにがあったかしりませんが、銀座の女なめたらやけどしますよ」というセリフ、すてきでした。

主人公彩香(加藤ローザちゃん)を想いながらも、自らの想いをおさえつつ、見守り続けた直人(松田翔太さん)と最後は、なおとの病気を知りながらも、一緒にすごしながら、静岡からついにママとなった銀座の店に通い(!!)~ちなみにこの松田翔太くんは故松田優作さんのご次男です~

悔いのない時間をすごせたのはよかったです。最後に直人との子宝を授かったことを知らせようとしたらすでに息をひきとったあとだったのは、残念でしたし、

夫もどっちがよかったんだろう、なんて言ってましたが、きっと直人が天国から見守ってくれるだろうし、忘れ形見として、そして母としての強さや、子供への無償の愛がまた愛をふやして、強く生きて行くんだろうなあとおもわせる最後でした。

こんなにハラハラどきどきさせられたのに、結構早く終わってしまい、夫婦で残念がっていましたが、このハラハラに早く決着をつけてくれてよかったのかもしれません^^;


~~~~花ざかりの君たちへ~イケメンパラダイス~~~~


マンガが原作ということでちょっと現実離れしてましたが、おもしろかったです^^私個人的には、ドラマや映画って、男性ばかりよりきれいな女性がいるのを好むんですけど、このドラマは男子高が舞台だけあって、ほんとうに男性ばっかり。しかもイケ面ばかり。それがそのままタイトルですけど、

それでもとってもおもしろかったです。

堀北真希ちゃん演じる芦屋瑞稀(みずきって男でも女でもとれるのがよかったですよね^^;)
いくら男顔負けの短距離記録保持者とはいえ、あきらかに男性にまぎれたら、女性でしょう?

なんでみんなわからないの~???ってかんじでしたけど、不思議と、たまにいるちょっと発育のおそめな華奢で声変わりもまだしてないような男の子にみえるときもありました^^;


最初の目的だった小栗旬くん演じる佐野泉をハイジャンプ復活させたし、頑だった心も開かせたのには感動でした。

男という目で見つつも、瑞稀に恋してしまう中津秀一(生田斗真くん)がホモかと悩んでしまうのもかわいくて、瑞稀と一緒になって佐野をハイジャンプ復活させようとしたり中傷に立ち向かう姿は健気でした。


最終回から1つ前の回で女だとばれかけますが、佐野中津ふたりで懸命に守る姿もよかったですね。

結局全校にばれてしまい、案の定大騒ぎになり、だまされてたと手のひらかえす生徒もたくさんいましたが、最後はちゃんと笑顔でおくりだせてよかったです。


そして、問題の佐野と中津との三角関係は、佐野に軍配があがるのですが、そもそも最初に性別を偽ってまでもぐりこもうとした原因が佐野だったこともあり、ずっと健気にそばにいた中津は本当にかわいそう。

しかも、佐野は何度か瑞稀を傷つけたのだけれど、そういう壁がなくなるのってまたポイント高いんですよね^^;中津がかわいそすぎる。

でもほんとに中津は異性であってもいい友達で、本命は佐野っていうのがいちばんぴったりはくるんですよね。ばれたあとも、在学中は男でいたいという想いを尊重して、校門をでたあと、もう在校生じゃないからといって、アメリカに帰る瑞稀に空港でキス。

なかなかよかったです。ちょっと角川映画探偵物語のラストで、松田優作さんが薬師丸さんにキスしたシーンをおもいだしちゃいました。

それから忘れちゃいけないのが、このタイトルにもあるように、イケ面ぞろいドラマだったわけですが、

水島ヒロくん(仮面ライダーカブトのカブト)、山本裕典くん(カブトのサソード)、高橋光臣くん(ボウケンレッド)、そして オスカー姫島を演じた方(漢字が難しくて書けませんでした><たしかハリケンジャーでしたよね)とかつてのヒーロー役を演じた方々が、クールなヒーローとはうってかわっての3枚目ぶりがまたよかったですね~。

とくに水島ヒロくんと高橋くんは二月に番組が終わったばかりだったので、新鮮でした~^^山本くんもヒーローでしたけど、サソード自体、アホな坊ちゃんで結構3枚目でしたからね^^;でも今回のちょっとミステリアスな役もギャップがあってよかったです。

~~~~~山おんな壁おんな~~~

なにやら妖怪の名前のようなタイトルですが、早い話バストが大きいか小さいかってことなんですよね。

デパートが舞台で、山おんなの毬谷まりえの深田恭子ちゃん、人当たりはよく、売り上げにつなげる実力もあるけれど、なんだか昔あった「巨乳はちょっと頭が弱い」イメージって感じでしたね^^;

まりえがしゃべるたびに、息子が「あたしンち」のユズひこのクラスメイトでユズひこに惹かれる女の子の声だと思い込んで、ゆずひこのおともだち~と言い張るのは笑えました。確かに声が似てましたね^^;

でもまりえの、商品(バッグ)に対する人一倍の愛情、売れるとお嫁に行ったと表現し、傷んだというクレームには、それだけ愛着をもって使用されたんですね、といってクレーマーを黙らせる変化球はお見事でした。

一方壁おんなの青柳恵美(めぐみ)の伊東美咲さん、すらっとして、うつくしく、仕事もできる責任者だけど、胸がないのが悩みで、まりえとは正反対なタイプで、最初は反感をもっていたものの、純粋さ、素直さ、それが仕事につながっていることを認め、気付くと仲良くなってました。

そして、なにより伊東さんの往年の中山美穂をおもいおこさせるようなコメディエンヌぶりもよかったです^^

デパートに勤務されている方々からは、あんな失敗あり得ないという批判もあったようですが、本当に次から次へとおこるトラブルにみんなでコミカルながらなんとかクリアしていくのもおもしろかったですし、

青森出身という設定でしたので、伊東さんが家族や同郷のひととはなす津軽弁もよかったです。

東北のひとはゆっくりしゃべる印象が強いのですが、なかなか早くてそれも新鮮でおもしろかったです。

デパート勤務らしくスマートな身のこなしときれいな標準語を使いつつ、相手が同郷だとかくすことなく、堂々と津軽弁を流暢にしゃべるのはまたリラックスしている感があってよかったです。

幼馴染みの井口昌平の西島秀俊さんは、去年の朝ドラ「純情きらり」で太宰治風のとうごさんの印象そのままに、また流暢に津軽弁を話し、唯一恵美がきどらず壁のないつきあいのできた相手で、結局結婚することになって納得の結末でした。

結局あんなに悩んでせっかく合格した海外研修を1年は長いと言うのでやめたのに、相手の井口があっさり仕事で1年間ドバイに行ってしまうというオチがつきましたが^^;

ほんとうに今クールはドラマが粒ぞろいでした^^













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Last updated  2007.09.29 06:00:02
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