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カテゴリ:気になるTV
もう日曜日も終わりそうな夕方ですが、やっぱり先週のちりとてちんは最高に感動でしたので、やっぱり記しておこうとおもいます。
落語家の草若師匠のもとに残った草々はひとりだけで、がんばっていましたが、きよみの助けもあり、頑だった兄弟弟子たちが土曜日にはもどります。 落語「崇徳院」の中の 百人一首にもある、 瀬をはやみ、岩にせかるる滝川のわれても 末にあわんとぞおもう。 という句を効果的に使っていました。 本来はやむなく別れることになる恋のうたなのだそうですが、 一度バラバラになった兄弟弟子たちが、紆余曲折をのりこえて一緒になった姿になぞらえていて、その姿は 実の兄弟が絆をとりもどしたかのようにとても微笑ましく感動的でした。 一番弟子の草原は知識も豊富だけど、緊張してかんでしまうくせがあり、家電小売店(かホームセンター?)に勤めていて、3年前師匠のごたごたを機に収入の安定しない落語をすてて、妻子とともに安定した生活を選んだと言って、 落語はもう思い出したくないというが、 奥様がまたできた素晴らしい方で、弟弟子の草々がころがりこんでも嫌な顔ひとつせず 思い出したくないのは落語じゃなくて、落語がおもしろいということじゃないの? とか、 毎月定収入があってとても助かってる。でもこの3年間、私も息子も、まあくん(草原のこと)の笑顔一度も見ていない。 といって落語への想いを心の奥底にしまいこもうとする草原をあとおしする。 これこそ内助の功。感動でした。 そして、落語の中に出てくる冷酷な算段の清べいになりたいから落語をはじめたといっていた、4番弟子の四草も、実は天狗座劇場のそばに部屋を借りて、近くの中華料理店で勤めていたのは、 天狗座に出前をはこびつつ、落語を聴いていたことが判明。飼っていた九官鳥が 突然 せをはやみ~いわにせかるるたきがわの…。 といいだしたから、草原たちにも、実は落語が好きで秘かに練習していたことがばれてしまった。 ということで、師匠の実子であり3番弟子の小草若以外3人が再び落語をはじめようと師匠の奥様のお墓の前で抱き合うシーンや、向いの居酒屋「寝床」で酒盛りをする姿はとても感動的で、本当の兄弟のようでした^^また、それをあたたかくまたうれしそうに見守る寝床の主人やなじみ客たちもほほえましたかったです^^ そこへ親である師匠を見捨ててタレント落語家になった小草若があらわれて、草々とひともめするが(それもまた兄弟げんかみたいでほほえましかったんですが^^;)、そこへ師匠の草若があらわれて来週へつづく。 という展開でしたが、兄弟弟子という頼もしい味方がついて、いままで孤軍奮闘していた草々や、心配でいろいろ動いたきよみのうれしさが自分のことのようでした。 肝心の師匠は落語についてはまだまだ頑のようですし、小草若ともまだまだ和解しそうにありませんが、来週からは1人だったのが3人でどう活躍していくのかたのしみです。 また、転校した小学校で人気者の女の子と同姓同名だったことから、A子にたいし、B子として、自ら影の存在に甘んじつつコンプレックスのあったきよみも、自分らしく輝く道を見い出しつつ有るのがまたたのしみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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