2008/09/07(日)07:13
崖の上のポニョ見て来ました^^ちょっとだけネタばれあり
ずっと見たかった「崖の上のポニョ」みてきました~^^
ジブリ作品はみんなそうですが、やはり絵がきれいですね^^
どの作品も背景や小物にいたるまですごく丁寧に書き込んであり、写真かと思う程リアルだったり、それでいて素朴さやノスタルジックやかわいさもあって、内容もさることながら、1シーン1シーンとじ~っと見ていたいと思う場面が多いのですが、(まるで美術展をみているよう!)
今回びっくりしたのは、色鉛筆画!
人やら車やら動くものや海はいままでのようにアニメ用の絵具(アクリル絵具かな)をつかっているようですが、
動かない背景が色鉛筆で描いているみたいですね。パステルかもしれないけれど。
いずれにせよ、絵具とちがってのびないですから、すごく手間がかかるし、修正もしにくいし、大変なのは間違いないはず。
でも毛糸のようなやわらかさがでて、素朴でかわいい感じが倍増でした♪
イメージアルバムなども、水彩、それも透明水彩で描かれていて、イラストっぽいなあとおもっていましたが、映像もいつもとの変化があったんですね。
いつもおもうけれど、動きが、特に子供の無邪気な動きも本当にリアルでかわいくてホッと和みます。
ちょっとだけネタばれしますが、
大雨津波洪水のシーンがあり、つい最近全国的に大雨が続き、洪水での被害がニュースで流れていたので、タイムリーすぎてこわかったです。
もうずっとどきどきしてました。
私は血圧低めだけど、終始血圧あがりっぱなしだったにちがいない^^;
素朴な感じがより増えたようにおもったけれど、パンフレットを見たら、
「精度をあげた爛熟から素朴さへ舵を切りたい」という意向だったそうで、だからなんですね^^
ちょっと手塚治虫氏の作品のようでもあり、現実ばなれした(そういう作品もジブリは多いけれど^^)シーンも満載で、
セリフが外国語でも充分意味がわかりそうでした。とにかく見せる映像の迫力がよかったですね。
もちろんストーリーもよかったです。
おかあさんもかっこいいし、主人公の坊やも素朴で素直でしっかりしてて、でも5歳児らしいかわいらしさもあって^^
そして、母なる大地というけれど、海もいろいろな生物を育んでいるという点でも母なんですよね。
なんだかこうして書いているうちに、どんどん世界がひろがってきてしまいました。
パンフレットで、
ポニョは全体とおしてすごくかわいいけれど、そこだけにとらわれていると、考えさせるセリフやシーンが出て来て面白い。一回観ただけじゃ何を言いたいのかわからない。といわれている方がいましたが、
ほんとそのとおり、つまらないという意味ではなく、1回といわず何度もみたくなる作品のようです。
ジブリ作品は、大体何度みてもあきず、たのしめるけれど、みるたびに世界が深く広くなっていきそうな、いろいろ見どころ満載の映画なのかもしれません^^
あ~!!満足♪
いつもいつもは買わないけれど、パンフレットも買ったし、すぐそばにあった楽器屋さんでポニョのピアノピースをみつけて、それも買ってしまいました♪♪♪
次男は夫がみてくれて、長男とみたのですが、
長男もずっと楽しみにしていましたが、おもしろかった~^^とたいそう満足したようす。
今日は、ポニョみれてうれしかったね^^たのしかったね^^と寝る前も言ってました^^